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静夜思(せいやし)
飲んだくれて深夜
アパートを開けると窓に月明かり
霜がついたと見間違うほどの白い月明かり…
窓を開けて
空を仰ぎ見れば
少年時代にみた希望空…
都会で成功を誓った星が輝いている…
思わず見とれ、
寒くなって寝ようと部屋に視線を落とせば
万年布団に月明かりが降り積もる…
今年の正月は故郷に帰ろう…
そう、思った。
解説
これは李白の詩を現代風味に描いて見ました。
李白は飲んだくれの詩仙と言われただけあって、詩を見ると、なんとなく情景が浮かんできます。
どことなく切なくて、なんだかとぼけた感じが、1000年の月日を超えても共感できるのが、凄いなと思います。
なんて、すぐに情景が浮かぶ私も飲んだくれの魂があるのでしょうか。
異世界転生で李白さんに会えたなら、旨いウイスキーを飲みたいものです。




