月の光
例えば、君の魂がこの庭だとしたら
美しい満月の夜
雑木林の闇の中から異国の旅団のパレード
エモい仮面と
踊るイケメン
陽気な笑顔に滲む影
切ないほどに美しい
月下の幻想
もの暗い曲調にあわせ
彼はうたう
人生の喜びを
麗しき愛を
はりのあるその声と裏腹に
作り物の空虚さが歌をくすませて
月の光に溶けて行く…
月の光は悲しげな歌をはらみ
木々や小鳥を夢幻に誘う
まるで溜息のように
噴水が解き放つ水しぶき
月光を含み、空を舞う その美しき宝石は、ウインディーネの涙の雫
これはポール・ヴェルネールの詩を超訳しました。
ドビュッシーの『月光』という曲のイメージの元になった詩なんだそうです。
なんか、とても難解な詩で、外人が芭蕉の句を訳すような気分になりました。
色々と考えて、夕暮れ、公園を歩く恋人同士、男が女性を口説く様をイメージし、彼女の心を表現しようと躍起になる様子を想像しました。
だって、直訳すると、あなたの魂の風景とか出てくるんだもん。
普通、日本人の会話にないから、それらしい場面が浮かばなかった。
ついでに、短調 という言葉、淡々とした、と、読んでしまうところですが、これ、どうも音楽用がのようなんですよ_:(´ཀ`」 ∠):
長調と、短調、長調は明るいイメージで、短調は暗いイメージらしいのですが、ニュアンスはもっと繊細だと思うんです。ドビュッシーの曲のように、複雑で繊細な…
でも、こんな用語、普通、小説書くのにも使わんわ(>_<)
と、キザなセリフだなって笑っていましたよ。いつか、使わせてもらおう。異世界恋愛で❤️
ついでに、最後に、噴水と大理石が登場します。が、大理石ではなく、光の結晶と訳しました。
多分、間違ってると思います。フランス語がわかる方は笑っていることでしょう。
でも、ドビュッシーの曲に合わせると、なんだか、そんなふうにまとまるのです
この詩で口説いた男は、この後、彼女に気持ちを伝えられたのでしょうか?
少し、憂いの含む魂の持ち主の彼女に。
想いが通じたら、彼の気持ちは『アラベスク』に曲変ですかね。
いいね ありがとう!




