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虚無感  作者: 誰でもない
3/3

自分

最近、友人2人と飲みに行く機会があった。

久しぶりにあった友人と飲むのは楽しかった。2人との関係も今年で3年になる。2人とも僕とは違い彼女がいた。その2人から、突然言われた。

「お前、変わったよな、昔よりも考えてなくて忙しそう。」

「僕は何も変わっていないよ。変わったのは2人だろ。」

2人とも彼女が出来てから、僕と話す機会も時間もなくなっていった。毎日生産性のない話をして、馬鹿な会話をしていた時間すら失われていた。最近では、彼女が出来た2人との時間は無いに等しいだろう。

2人に彼女を作ったらどうだと言われたが、自分を壊してまで、彼女を欲しいとは思わない。

僕は、傍目から見たらかなりの変わり者だ。自分で言うのもなんだが、他の人よりも優れていると言えるだろう。

容姿は、街で歩いていればモデルだと思われナンパされ、二十で会社を建て月収五百万、出来ないことと言えば人の目を気にすることぐらいだ。

容姿だけで、寄ってくる者や財産だけで寄ってくる者すらいいな。親友と呼べるものもいないだろう。世の中金や見た目だと言っているが違う。条件が整っていもなおいないことではっきりわかる。

なぜ、2人には出来て僕には出来ないのか。

出過ぎた杭は打たれない。

まさに、その通りだ。見てわかる程の変わったモノを見て人は怖いと感じるのだから。

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