戦利品を売却してみた
俺はさっそく迷宮を抜け、協会に行く。
協会につくと昨日と同じ女性が受付嬢をしていた。
「あ、四井さんお疲れ様です。依頼の受注ですか。」
依頼受ければ、余分にもらえるんだったか。失敗したな。
「いや、迷宮に潜っていたんです。依頼のこと、すっかり忘れていました。とりあえず、取得したものの鑑定をお願いします。」
俺はゴブリンの魔石とホブゴブリンの魔石・刀を出した。
「見たことない魔石ですね。ホブゴブリンの魔石のかけらに似ている気がしますが・・・。」
「そうですよ。ホブゴブリンです。」
「え!?ホブゴブリンの魔石!?もうホブゴブリンを倒したのですか?というか、ホブゴブリンってちゃんとした魔石落とすんだぁ・・・。」
「えぇ、なかなかの強敵でしたがなんとか。」
「すごいですね。普通は探索者になって1日とかでは倒せませんよ。けっこう迷宮が現れてけっこう経ちますが、それでも今は6層まで行った方が最高ですから。5層のボスはかなりの強敵らしいです。」
「そうなんですか。」
「とりあえず鑑定させていただきます。ホブゴブリンの魔石はまだ見つかったことがないので、いくらになるのか・・・。」
「見つかったことがないんですか?多少は倒している方いるんですよね?」
「はい。もちろんいるんですが、見つかったことがあるのは、魔石のかけらだけでして、ちゃんとしたものが見つかったのはおそらくは初めてですね。」
「この刀は?」
「これもホブゴブリンが?稀にボロボロの刀を落とすというのは聞いたことがありますが・・・鑑定してみますね。」
受付嬢が鑑定する。
ホブゴブリンの魔石 A NEW
ホブゴブリンの刀 A NEW
「すごい!完全に新種ではないようですが、このランクが見つかったのは初めてみたいですね。データ上では刀がD、魔石もDしか見つかっていないようです。」
「Dランクがあるんですか?」
「はい。Dはランクなし、というか、かけらみたいな完全ではないものや刀も同じでボロボロで使い物にならないようなものに付くランクです。一応、かけらのようなものはエネルギーもありますし価値が付きますし、刀も新種ともなれば、解析に使えるので最初は価値が付きます。今ではボロボロの刀は1000円の価値しかないみたいですが、この刀は・・・すごい!5000万円の買取価値が付いていますよ!魔石も1000万円です!」
1000万とか5000万とか、前職から10年分以上の稼ぎを出していることになる。
刀と小手は使おうと思っていた為、新たに拾った、
ゴブリンの魔石、A×1、B×3
ゴブリンの棍棒 A 威力6
ホブゴブリンの魔石 A
を売却することにした。
「魔石のAまで・・・四井さん何者なんですか・・・。ゴブリンの魔石のAが55000円、Bが三つで45000円、棍棒が50万円、ホブゴブリンの魔石の魔石が1000万円で1060万円の買取となります。リストバンドに入金されますか?」
「1000万円はリストバンドで、残りは現金でお願いできますか?」
「かしこまりました。」
入金と現金の受け取りを完了する。
「ありがとうございます。またよろしくお願いします。」
「こちらこそお願いします!四井さんならもっと深層までいけると思いますが、どうぞ、怪我等にはお気をつけて。依頼もぜひお受けくださいね。」
「はい。また明日にでも来ます。」
「お待ちしております。」
俺は自宅に帰ることにした。




