休みを使って家族サービス
「ただいま。」
「おかえりー。」
「これ、今日の分。50万。」
「うわ。またこんなに。すご。」
「3日で100万オーバーだもんな。」
「うん。ちょっと贅沢しちゃう?」
「買い物とか、これからは半額シールとか気にしなくていいぞ。」
「そうだね。ありがと。」
「おうよー。それと、明日は休むことにしたから。どっか出かけるか?」
「疲れてない?のんびりしててもいいよー。子どもたちは遊んでってなるかもしれないけど。」
「んじゃ遊んでやろう。幼稚園休んで遊園地だな。」
「まじ?あの遊園地?」
「そりゃあ、平日に行くならあの遊園地だろ。」
「やった!行きたかったの!」
「そうだなーすぐ子ども出来ちゃってあんまり二人で遊んだりできなかったしな。まぁ子どもいるけど、楽しいだろ。たぶん。」
「そうだね!じゃあ幼稚園にはなんか理由つけて休みの連絡しとくね!」
「おうよー。」
そんなこんなして、子どもが帰ってきて、例の遊園地に行くことを伝えると大喜びした。明日早いから早くねるぞーなんて会話があって布団に入るものの、楽しみで寝られないようだ。どんなアトラクションがあるーとか話しているうちに気が付いたら全員寝ていたようだ。
次の日、さっそく朝から準備し、例の遊園地に向かった。車で1時間くらいかけて、到着し、チケットを買って、入場する。やはりど平日ということもあってそんなには混雑していない。俺は人込みや並んだりが嫌いなので、これは助かる。
早速、しろが好きなジェットコースターに並ぶ、並んでる間は会話しながらも、そういえば弥生にボスが出なかった理由を聞くのを忘れたなーといったダンジョン関係の考え事をしていた。ダメだ、今日は迷宮のことは忘れて遊んでやるんだと自分に言い聞かせる。
そしてジェットコースターが終わるころには、完全に忘れ、遊びモードに入っていた。
1日中、楽しんで、ちょっとお高いレストランでうまいもの食べて満足しきったところでそろそろ帰るかという感じになった。子供達も疲れたようで、しろはもう少し遊びたいという感じも出してはいたが、眠そうだ。
あおは完全に眠いモードなようで歩きも遅く、うとうとしていた。
俺はあおをおぶり、みんなで帰路についたのだった。
俺は不思議とそんなに疲れておらず、やっぱ毎日の長時間の仕事が無ければこんなに楽なんだなーとか、迷宮に潜って鍛えられているからか、あおが軽いなーとか迷宮関連のことを考えていた。
美代も疲れたようで、車に乗り込むと、すぐに俺以外の全員が寝てしまっていた。
俺は安全運転を心掛け、スピードを出しすぎないように車を走らせるのだった。
明日はいよいよ例の雀荘での対決が待っている。すこしわくわくしている俺がいた。




