はちどりと宝石箱の鍵
昔、あるところに一羽の美しいはちどりがおりました。
誰からも愛されていた、はちどりでしたが……。
その関心は、自分の美しさでも、他者への慈しみでもありませんでした。
そんなはちどりが、追い求めていたものとは――。
宝石箱を開けること。それがあの子の生きる全て。
目には見えない、触れることも出来ない、本当の「ギフト」の物語。
誰からも愛されていた、はちどりでしたが……。
その関心は、自分の美しさでも、他者への慈しみでもありませんでした。
そんなはちどりが、追い求めていたものとは――。
宝石箱を開けること。それがあの子の生きる全て。
目には見えない、触れることも出来ない、本当の「ギフト」の物語。