なまどり裏話。第5~8話
はーい。各話の裏話の続きですよー。
何人読んでるのかは謎であるがー。
第五話 なまえをにゅうりょくしてください
ドラクエとかのキャラの名前入力画面をイメージ。
4文字までしか入りません。
魂絆
MTGの用語っぽいワード。
なまこがダメージを与えてもアレクサのライフは回復しない。
なまこさんを頭上にのせたわたくしが全裸で海底に横たわり……
思考がぽんこつなアレクサかわいい。
多分、クロが疲労困憊で寝落ちしたアレクサに奇襲かければ、意識を乗っ取ったり、主従逆転狙える。まあ、そういう性格ではないか。
名付け
クロの名前は割と悩んだ。
昔のセブンフォートレスのキャンペーンの時のなまこ神は人間には発音できない真名と、尊称という設定でした。ちなみにクロの尊称3つは、セブンフォートレスの時に考えたのをそのまま流用。
最初、ホロスロイデアからホロとかホロウと考えてたが、ちょっとピンと来なくて。狼さんとか胸に穴のあいた人と被るし。
クロなんてのも山ほどいる名前だけど、逆に特定のキャラが浮かんでは来ないかなと。だって黒だしね。
海流に身をまかせるウミユリ……
とりあえず、こいつらがクロの眷属だよ!と示す働き。
クロの心象風景であり、無限の静謐と孤独に与えられた一瞬の光明こそがアレクサである。
長い冬から春を感じるあたりに、クロのテーマソングはわたしの中で、サイモンとガーファンクルのA Hazy Shade of Winter(冬の散歩道)になっています。
ミセス・ロビンソン
何気に人気あるキャラ。キャラ立ってる老人キャラわたしも好きですけどねー。
こちらも名前はサイモンとガーファンクルの同名の曲、Mrs. Robinsonから。
若き日のミセスのスピンオフ前後編くらいの短編で書きたいなーとか思っているがどーしたものかね。若いとミス・ロビンソンになってしまって微妙。
現代的な観点からすると、ミズという呼び方に統一されており、ミスやミセスという呼び方はすべきでないが、中近世的な価値観の反映として再び使用されるようになった設定です。
大魔法使いとか大魔道士とか大魔術師とか
わたしがごっちゃになってる用語。
そもそもの用語としても定義が存在しないし、魔道なのか魔導なのか、師なのか士なのか……。ムギャオー。
なまどりというか、ベースになってるGA暦世界設定の中で、そこの定義をはるか昔にしているのだが、「王都の決闘士」と共に吹っ飛んだデータの中にあり、確認できないやつ。
そのうち再定義して修正する予定。
第六話 婆様は魔女
タイトルはもちろん奥様は魔女から。
最初はミニゴーレムを使役している予定だったミセスですが、このタイトルが浮かんだ時に、ゴーレムではなくポルターガイストの使役になった。
騒霊
奥様が物を飛ばすイメージですね。ただ、ミセスは付与魔術師という設定はあったので、念動を付与魔術っぽくするのにどうしようと考えて、騒霊にキャラクターっぽい動きをさせている。
霊そのものは不可視なので、物の動き方に人間味を出す方針。成功してるのかはどうなんだろうね。
ディーン寮の定員
各学年8人×6学年の48人。ディーン寮は退学の生徒が出ていないため(珍しい事で、他の寮は退学の生徒がいます)、定員いっぱいまでの人数がいます。
他の寮は各学年10人ちょっとで、最高学年で退学の生徒がいてちょうど10人くらいです。
なまこって植物だったかしら
名前にキュウリって入ってますよねと言うネタ。
実はブリテン島西側の海はヨモトゥヒラサクの結界が張られていたり、結界張られる前に出てしまっている魔が生息しているため、危険度が高い。よって全体的に今の我々に比べて海洋生物への知識が低いという設定でもあります。
第七話 でぃなーたいむ
まあ、特に意味ないタイトルではある。この作品で今のところ最も意図の薄いタイトル。
料理
この回もそうだが、実は筆者が語らないが、気が付くかもしれない隠し設定。
アレクサ、基本的にメインディッシュの肉ばかり見てる。
アレクサ、ベリンダ、クリス、ドロシア
アルファベットがabcd、まだ出てないキャラもいるのでアレだが、日本語五十音の頭文字と、アルファベットの頭文字をかなり意図的に散らしている。
学園物でモブキャラが多いので、せめて見分けがつきやすいようにしようという意図がある。実際、読者から見てどうなんでしょうかねー?
ドロシア
当初の想定よりアレクサに噛みつきにいかない。
理由としては、婚約破棄ネタを年明け早々にツッコんだからなのは間違いない。
魔術戦闘訓練で戦う予定なのでそこでどうかなって感じですね。
第八話 ぐらんま・みーつ・なまこ
ボーイ・ミーツ・ガールから。もはやボーイもガールもいないというオチ。
うにょうにょ、ぼくわるいなまこじゃないよ。
ドラゴンクエストの戦闘しないスライムの言葉、「ぷるぷる ぼくわるいスライムじゃないよ」から。
後書き
延々この世界の紅茶についての設定を垂れ流すという。
筆者はティーバッグの紅茶でも、午後の紅茶でも飲むわけですが、年に数度、アールグレイの良いのが急に飲みたくなる病に罹患しています。
普段はコーヒー派。
紅茶の設定垂れ流していてなんだが、コーヒーの方が詳しい。この作中でコーヒー飲むシーン無さそうな悲しみ。
ところで、この世界設定で西暦末期以降の環境悪化やアジアの魔界化を経ても、紅茶の原木を保存していた奴がいると考えると、明らかにそれをした奴はこの世界の黒幕です。くろまくー。