後書き
途中の解説書いてないけど、とりあえず本編完結なので、こちらも完結ですのよ!
ξ˚⊿˚)ξ <本編ネタバレ領域ですの!
という訳で「なまこ×どりる」完結です。
必ず本編読んでから来てねー。
つーかクライマックスからエピローグどうよ!
特にエピローグ。ちょっとラブいムードからのキャスト書いてからの……投げっぱなしジャーマン!第一話完!
Q次回作の構想はあるんですか?
Aありません。
死ね作者wwww
以前どなたかがなまどりのワールド名(六面世界的な)あるの?って聞いてましたが、ここで出したかったから言わなかった。
シリーズ名は「世界の箱庭の物語」です。
作品としては「世界の箱庭の物語、GA暦、ブリテン編『なまこ×どりる』」が正式な位置付けですね。
はい。
あの少女が世界。
ラスボスは世界。
クライマックスの戦場は月面。
ばーか、いつになったらそんなん書けるんだよ無理に決まってるだろ!
100年待とうね!的な。死。
ともあれ、2018年11月頭に書き出したので実に2年3ヶ月の執筆期間になりました。
文字数はほぼ50万字、これ書きながら他の作品も書いていたことを考えれば執筆速度が遅いってこともないでしょう。まあ早くもないが。
ずっと妄想の中にいた奴らが表に出てくるのにかかった時間という意味で言うと、何年間かかったのかという話ではありますけどね。
結末、ボスをゼウスにするかどうかは実は初期には考えてなかった。
ただまあ、天をドリルで貫くフィニッシュについては執筆始める前からイメージがあった。
「なまこ×どりる」はなんというか、学園ものではじめているくせに、「丘の上で遠くの荒野を眺めるアレクサとレオナルド」と、「右手のドリルで天を貫くアレクサ」というシーンイメージが最初から存在して、作者視点ではそのシーンを描くため、それにたどり着くための物語だった。だがこれにたどり着くまで長かった……。
何が長引いた理由かっていうとわたしが他作品に浮気するのと、アイルランド編挟んだせいなのは明らか。
アイルランド編は「なまこ×どりる」に入る予定がなかった。アイルランドでアレクサが魔族と戦うのは「なまこ×どりる2」的なイメージだったんですよね。
だがまあ、色々キャラクターが増えていくなかで、こいつらがここで話を終えてしまって良いのかってのがあるわけです。
つまり、「翠獅子騎士団はアイルランドに行きました」だけでいいのか?とかそういう話。これはアレクサの物語だから、他の奴らの話は中途半端でも良い。良いけど……でもなあって話。
この話は群像劇ではない。アレクサのための物語である。でも結構脇役人気あると思うの。
っていうか、読者の半分は「メリリース・スペンサーの苦難の日々」から入ってるんだからむしろ脇役のが人気ある可能性。
人気投票すると負けたりするのかアレクサ。
話戻すと騎士団の奴らの将来を書きたかった。あとナタリーの進路とかね。クリスとの話でブリテンとの関係性についても暗示したし。
そして何よりディアドリウ、お母様の話を持ってこれたのは良かったかな。
「手紙」の回はエモかったっしょ?っていう。
自分で言ってくスタイル。
ともあれ、結果として5章だけとても長い。
体調不良やら他作品のせいもあるけど、アイルランド編の筆が遅かったのもその辺に理由がある。初期イメージになかったから。
途中ね、感想返しとかできなかったんでそのへんは申し訳なかったなと。それでも感想や活動報告にコメント貰えなかったら書き終えられてない。
不義理してるなあとも思いますが、本当に感謝しています。