なまどり裏話。第29~32話
第29話 しー・のーず・なまこ
タイトルはどれをもじったのか……。
多分TOTOのShe Knows the Devilだと思う。歌詞にメフィストフェレスって出てくる曲。
使い魔ネリー
フクロウなので夜を意味するノクトのNから始まる名前考えて、ラッパーの名前が浮かんだという。
S.F. Times
サウスフォードタイムズ。
英国なので。新聞=タイムズ。
りりあんかわらばんを意識というか、学園のイメージをハリー・ポッターやマリア様が見てるとか色々な作品混ぜてるよねと思う。
ねえ、あなたアレクサが〈念動〉で動かしていたんじゃないの?
クリスに限らず、全員の誤解。
金魚鉢はアレクサが浮かせていると思っていた。
第30話 ひとりぼっちのよる
坂本九の上を向いて歩こうからですねー。
珍しく邦楽ネタ。
秘書エミリーより情報伝達系術式に熟達した司法系の有資格者はおらん
サイモン学長は4大属性魔術と転移系に長けているが、情報伝達系は弱いので、そういう秘書がつけられているという設定。
〈嘘感知〉、情報伝達系というと圧倒的ガープスマジック感がですね。
鍵がかけられた瞬間、この部屋の壁の内側、床下に書かれている魔法円が閉じられました。
鍵穴の中に魔力の導線があり、鍵をかけることにより結界が閉じられるというシステムが構築されている。という設定。
実のところミセス・ロビンソンがこの寮を改築した際に構築したシステムである。
わたくしの得意魔術が肉体強化、治癒、空間ですのよね。肉体強化と治癒は魔力をわたくしに使ってしまうので、循環してしまい魔力の放出には向いていません。
ポートラッシュ領は肉体強化や治癒の魔術が得意な土地柄。都市部を除き、あらゆる魔術師がいるなどということはないため、土地によって得意な魔術というものが発生し易い。
アレクサもそうなのだが、魔力を大量に消費する(魔力過多症を抑える)ために消費の重い空間系を学んだ設定。
宝石、竜鱗、髪
宝石に魔力を込めるのはガープス的にはパワーストーン。ソードワールドの魔晶石とか、あらゆる作品にある。
竜鱗も魔力蓄積できる設定。ポートラッシュは辺境であるが、友好的な竜が住むので金銭的には豊かである。
髪に魔力も古典から良くある設定ではあるよね。そういやールール化されてるゲームは知らないね。
第31話 ぐっない。
まあ、特にネタがあるという訳でも無い。
強いて言えばこの作品はサイモンとガーファンクルネタをぽこぽこ入れてると考えれば、7時のニュースという曲の最後はgood nightですかね?
アホ毛
九話でアホ毛を整えて見えなくしていることを書いてからの回収31話であるっていう。
おそらくそこで秘密の特訓をしていたこと。
銃のクイックドローの練習です。
「ドロシア」
「なんですの?」
彼女がこちらに振り返ります。
「ありがとうございますの。心配してくれて」
このセリフの流れが浮かんだときにドロシアをもう悪役に出来なくなったんですよねっていう。
第32話 たてろーる
縦ロールを盾ロールと書く誤字が『マリア様が見てる』という作品にあったのだが、それがわたしの心に深く刻まれていて、それを回収したという。
何年越しなのか。
「幸せが溢れた」
ナタリーが鼻血を出すときに使おう。
批判無き愛は裏切りにあいますの
これ元々、英文書いてましたが消しました。
名言引用して和訳したんでしたが、没後50年経ってないですねコレ。表現も変えるかも。
やってみると良いですの……燃やせるものなら
マザー2のボス戦のセリフ、
「うばいかえせばいい。・・・・できるものなら。」
のオマージュ。
ボスのセリフから持ってくる系ヒロイン。
使い魔ウルカヌス
ローマの火の神。英語読みだとヴォルカン。イタリア語から名前取ったりしてるよっていう。
初心者用魔術杖を背後に投げ捨て
ガチバトルの気配になると杖を投げ捨てるヒロイン。
アレクサは肉体の魔力伝導率が並の杖より高いため、杖を使うと弱くなる設定。
そもそも自己強化型は杖を使う意味が無い(指向性を持って魔力を放出するタイプの術士にとっては大きな意味がある)。
はぁっ!〈火球〉!
D&Dのゲーセンのゲームでエルフがファイアーボール使う前にはぁっ!って言うよねとふと浮かんだのでつい。
創作術式、〈騎士帽子〉
なまどりは、英語で話しているという設定なので、日本語でしか伝わらないネタを出来るだけ避けるという意味不明な縛りがある。
しかし、今話はそもそも縦と盾をかけるという日本語でしか伝わらないネタなので、ここで英語でしか伝わらないネタを入れるというさらに謎なムーブ。
Night CapにKnightをかける。ハリー・ポッターでやってますよね。Knight Busかな。邦訳が夜の騎士バスになっていて、うーんと思うやつ。