なまどり裏話。第25~28話
第25話 ちゅー
ふははー。このタイトルで、アレクサがなまこの尻にちゅーするとは思うまいー。
なまこの神様みたいな存在
お父様は『なまこの神様より下』と考えていて、アレクサは『なまこの神様より上(棘皮動物の神様)』のつもりで言っているという話。
ザナッドの子、ヨーギー
Y始まりの名前。元々の設定ではインギー(Yngwie)だったのだが、友人がインギーという名の主人公で小説を書かれてしまったので……。
異界生まれの古龍(Elder Dragon)ならともかく、地球生まれのたかだか数十歳の竜では戦いになりません。
地球には元々竜は存在せず、異世界から渡っているものであるということ。
22話と合わせて考えると、地球が異界と繋がったときと、数十歳という表現から、竜はアフリカの位置にある新大陸と共に界を渡ってきたと言うことが分かる。
第26話 Namako & Dragon
元祖TRPG、Dungeons & Dragonsから。アーケードゲームのシャドーオーバーミスタラは若い頃とてもハマったゲーム。
なまこぉぅ あん どらぁごん。
センジュナマコ
キモカワイイ。背中に長い触手が4本くらいあるが、何のためにあるのか良く分かってない。
ここではクロが操作して魔法円を描くための指として使用。
ヒトデ、クモヒトデ
星形に見えるのがヒトデ。中心から足が5本伸びてるように見えるのがクモヒトデ。身体がそのまま五芒星と旧神の印である。
ちなみにみんな大好きテヅルモヅルさんもクモヒトデの仲間。
クロの権能
神の力の及ぶ範囲。
クロは棘皮動物の神であり、称号(尊称)として、“水底の守護者”“最も深き者”“泳がぬ海の王”というものを有する。
棘皮動物の繁栄、保護。
水・海としてそれらを操る術。
底・深さという概念から運命・運勢の悪化、逆に運勢の底である者への加護。
守護者として防御の術。
王として召喚・使役の術。
第27話 父の帰還
指輪物語風なタイトル(王の帰還)。
前半はクロとザナッドのバトルを別視点で。
横倒しに倒れます。……何をしましたの?
精神や運命に介入する魔術・神術は見た目で効果が知覚できませんよっていっておいただけ。
古代神の上位神格じゃねーか
棘皮動物全体に影響を及ぼすので生物の神の中では極めて上位の神格です。実はこの世界には下位神格としてなまこの神様が別にいるはず。
クロは神の格で言えば人間の神とか昆虫の神とかよりも上になります。門のレベルの分類なので。
ですが、想いが神の力の源泉という設定からすると、その力は極めて小さい。棘皮動物の思考力が低く、人間が棘皮動物に想いを馳せる事もほとんどないので。
第28話 ばとる・うぃずあうと・ふぃすと
元ネタは『仁義なき戦い』のテーマソング、布袋寅泰が歌ってる奴。
Battle Without Honor or Humanity
家格の差の表現
アレクサがジャスミンをミス・フォンテーンと、
ジャスミンがアレクサをレディ・アレクサンドラと呼んでいる。
解説とか本文では一切しないスタイル。
下級貴族の未婚の娘を公的な場で呼称する際、ミス・苗字。上級貴族の未婚の娘を公的な場で呼称する際、レディ・名前。です。
ついでに書いておくと、レディ・アイルランドとアレクサを呼んでいるのはアイルランド辺境伯継承者と呼ぶ言い方。
ここでこういう言い方をアレクサがしたのは、下級貴族の娘ごときがししゃりでて来るんじゃねえぞわれぇ、という意図(仁義なき戦い風)
愛は正義より強い(Love is Stronger than Justice)
STINGの曲名から。ウェスタンイメージの曲。
コーネリアス
王太子の名前。一度別の名前が混ざったことがあり、申し訳ない。もしかしたら他にもぶれてるところあるかも。すまぬ。
鮫のような笑顔
TRPG、トーキョーN◎VAで頻出する表現。
歯を見せてニタリと笑う感じで。