表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
大切なお義兄ちゃんを守るために皇帝になりました  作者: 米田薫
第4編皇帝陛下と楊玉環
72/91

第25章楊玉環と李憲

楊玉環と悠基はしばらく抱きしめあった後、二人で屋敷を出てきた。

屋敷の外では李憲が高力士と話しながら待っていた。


李憲は二人を見ると言った。

「全て円満に終わったようでなによりです。高力士に言って、馬車の手配をさせました。帰りは馬車で帰ってください。私は先に馬で帰ります。」


楊玉環は李憲に不満げな様子で言った。

「余裕そうな様子が気に食わないけど、今回はお礼を言っておくわ。そしてごめんなさい。」


楊玉環の言葉に李憲は冷静な様子で言った。

「別にあなたのためではないので気になさらないで結構です。」


楊玉環は李憲の言葉にためいきをついた。

「はあ。こっちが真面目に言って損したわ。」


李憲は言った。

「帰ってきたら覚悟しておきなさい。高力士からの話であなたには生活力が欠けていることが分かりました。次にいつ野良になっても良いように、自分の世話くらい自分でできるようになってもらいますからね。」


楊玉環は言った。

「野良と言う言い方は止めてもらえるかしら。あと私はお姫様なの。生活力はあっちゃいけないのよ」


李憲は何も言わず、楊玉環に右手を差し出した。

楊玉環もまたなにも言わず、李憲の右手を握ったのだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ