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エピローグ
俺は今年18歳になる高校三年生須藤隼人。
自分で言うが俺はなんでもできる。
成績優秀、スポーツ万能、話し上手に聞き上手おまけにかなりのイケメンときた。色々な名誉ある賞もいくつかもっている。彼女がいなかった時期もないと本当に完璧なのだ。
いつものように学校は終わった。今日は椿と帰れないのかーっと思っている帰宅途中。(椿というのはもちろん彼女のことである)
いつも歩いているはずの道に違和感があった。
ちゃんと見るといつもと変わらない道なのだがなんだか気味が悪いというか不快な気持ちになるというかよくわからんがいつもとは違う感じがした。
まぁ疲れてるのかなと思いつつ家の近くまで来た。
あそこを右に曲がればもうすぐ家だ。そう思うと安堵の息が出た。
そして右に曲がったその瞬間俺はびっくりしてしまった。
いつもあるはずの道がなくただただ深く暗い落とし穴のような道が目の前に広がっていた。その瞬間
「え…!?」
俺は誰かにその穴に突き落とされた。
まだエピローグですが楽しく読んでいただけたら幸いです。これから始まる本編もどうかお楽しみに!