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平凡な俺が前途有望な訳あるか‼︎  作者: 焔猫
第一章 異世界
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第三話 RPGゲーム?

俺がこっちの世界に来て早くも一週間が過ぎた。

師匠との距離感も掴めてきたし、ご近所付き合いもしっかりやっている。俺にしては上出来だ。


今は構ってくれる人がいないので暇だ。

ルミと師匠で魔法の練習 (実技) をしている。俺もやりたいと頼んだが、即却下された。うーん。むずむずする。


しかし、魔法の操作方法や魔力の扱い方の座学の方は一緒に学んでいる。知ると試したくなるのが人間というやつだろう。でも我儘はダメだろうな...。


と、いうことでルミの見学だ。基本の応用をするのだとか。


習ったことによると基本というのは二つしか無いらしい。俺はてっきりRPGゲームとかに出てくるのを想像していただけにショックを受けたのは言うまでも無い。


しかし普通の人は大体どちらかしか使えないらしい。ちなみに師匠情報だ。



ー加熱ー

その名の通り熱を発する。しかしただ熱を発するため直接物質として現れる訳では無い。力を加えると発火する。つまり火を操ると考えて差し障りないだろう。



ー冷却ー

加熱同様これもただ冷気を発しているため直接物資として現れる訳では無い。力を加えると空気中の水分が凍る。氷を操ると考えていい。


こんなとこだろう。きちんと練習を積めば俺が考えていたゲームの様になるみたいだ。だから見学と言われたときは凹んだものだ。ちなみにルミも俺も言わずもがな師匠も二つとも使えるんだとか。


「頑張れよー!」


「んー、わかったー」


「今日はルミの苦手な風なー」


「...チッ......。」


うん?舌打ちが聞こえたような?


「サイズは指定しないからなーあ、後一定の大きさを保つように」


「ん、わかった」


そういうとルミは目を閉じた。

すると、サワサワと風が一点に集中して吹き始めやがてプラスチックでできたような透明な立方体が現れた。


「んじゃ、スタートなー」



こんな感じで魔法の練習 (ルミのみ) が始まった。



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