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詩全集3

しにゆく

作者: 那須茄子

私たちは何か生きる意味が欲しいのだわ



緩慢な死の歩みを日々聞いていると


己は空っぽで何もないことに焦ってくる


白く清く誠実を夢見ていたあまり


色んなことを要約しすぎた


これじゃ満足しただけで終わる


確かにここに在ったという命を


しにゆくその瞬間に"意味"として迎えたい



私たちは何か生きる意味が欲しいのだわ



あっさり死んでしまっても

後で当てはめることのできるピースを


それは輝いてから夢を見るようなものね




限りある消耗品の中で使い方を見極めよう






そして生を悟りたい

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