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この運命を天使《キミ》と共に  作者: 事故物件住まいの伽藍鳥
1章 天使との契り
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14話 カナミと料理

「ん……!? 皆そこで何してんだ?」


 ふと、ヒョウガが振り返ると、バレたかと観念したように出て来たが、


「「只今」」


「只今ですの」


 「アリマ先輩、只今帰りました」


 素知らぬ顔でリビングへと入って行く。


  「今日は私が作るねコロッケにするね」


「て、手伝います」


 既にコロッケの材料は昨日買って置いたようで、カナミは野菜室から食材を取り出す。


キッチンの上に必要な材料を用意して

 エプロンに着替えた二人は、彼と共に始めようとしていると。


 「まず、小麦粉とパン粉を適量ボウルに入れることをお願いしようかな」


「こ、こうね」


 「次に、サラダ油も適量入れるね」


 アミリが、自信を持てたのか、自分は何も言わず成功して。


 次に刻みニンニクも適量入れた。


 「これは私がやるね、牛乳を大さじ二杯入れる。醬油は大さじ一杯。麵つゆ、みりん、砂糖、料理酒其々大さじ一杯づつ」


 カナミが進めていく。


「シラキちゃん、玉葱任せるね1/2に」


「わ、分かりました」


そう言うと―――まな板の上で玉葱をきっちり1/2に切った。


そして調理開始。


「じゃあ、先ず一に、じゃがいも(大)を半分に切って、竹串がすっと通るまで茹でるんだ」


「こ、こうね」


アミリは包丁でじゃが芋を半分に切って用意しておいた竹串を使って茹ゆで。


「こっちは私がやるね。二に、フライパンでごま油を熱し、みじん切りした玉ねぎを飴色になるまで炒めてと」


 その後、三でアミリ、カナミはそこに豚ひき肉&桃刻みにんにくを入れて更に炒めた。 そして上手く行く。


四に、お肉の色が変わってきたらカナミが入れて煮た。

その後、水分が飛んだら一旦お皿に出しておく。

 

 ——五、一で茹でたじゃが芋をボウルに入れて潰し、そこに牛乳を入れて混ぜるんだぞとアミリに指示を出す。六に、じゃが芋と牛乳が混ざったら、六でお皿に取ったお肉を入れて更に混ぜ合わせる。最後に塩コショウを少し入れた。


 七、混ざったらコロッケの形を作っていき、小麦粉→溶き卵→パン粉の順番で衣をつけてるとアミリと、実行してもらう。見事に上手く出来た。


 ——八に、フライパンに薄く(底が隠れるくらい)サラダ油を入れて、九のコロッケを両面焦げ目がつくまで焼いていくんだぞと指示をする。 九に、焦げ目がついたら完成だ。


 「美味しそうに出来たね」


 「わ、私も色々手伝えて良かったです」


美味しそうなおさ香りが漂う。


 「机拭いといたぞ」


 机の上はにヒョウガが拭いていた。


 それから美味しい食事を済ませ…


 それぞれ順番にお風呂へ向かう。


 出ると歯磨きを済ませ、皆が寝る準備に取り掛かり―――。


 「んじゃあ、そろそろ電気消すぞ」


「うん、分かった」


「い、良いわよ」


それを言うと電気を消す。


「お休みなさいですの」


「お休みなさい」


「お、お休みなさい」


「お休みなさいー」


 ―――他のヒョウガとカナミも「ああ、お休み」とヒョウガが言って、「じゃあお休み、皆」とカナミが言う。


 皆が寝た時刻は、十時半過ぎだ。


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