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この運命を天使《キミ》と共に  作者: 事故物件住まいの伽藍鳥
4章 激動の交武祭典篇
143/152

122話 優勝候補者の朝

翌朝。


南武装守護都市代表チームの部屋。


「はああー。今日は珍しく起きるの早いにゃ。ミケイル」


大きな欠伸をしつつ、寝惚けた顔で起き上がった、焦げ茶色の髪の少女ーーーラグー。


ラグーは、ストレッチをする黒と赤茶混じりでツインテールロングカールの少女ーーーキャニシーに、声を掛けると。


「昨日は全然寝れなかったからにさニャ」


「そうだったのにゃ!?」


起き上がったラグーは、背中まで伸びた髪の毛を結ぶ為、魔法鏡の方へ行く。


座り心地の良い椅子に腰掛け、シュシュを使って左サイドに寄せて結ぶ。


髪をセットしていると、メンバーの一人が目を覚ます。


「二人とも、おはようにゃん」


起き上がってきた少女。黒髪ショートヘアで、少し目付きが悪い。

少女の名は、ブラッシュだ。

ブラッシュ・ポニー。


「ポニー、おはようニャ」


「ポニー、今日は何時もより遅かったにゃ。あ、おはようにゃ」


目を擦るブラッシュへ挨拶を交わすも、既に其処には居らず…


暫くして、洗面を終えた彼女が涼しい顔で戻ってきた。


「そう言えばさ、キャニシー。昨日の夜中何処行ってたニャン?」


気掛かりがあるらしく、ブラッシュへ尋ねると。


「真っ暗な中、お手洗いに行ったら迷っちゃっただけニャ」


「そうだったのかニャン。リーダーなのにおっちょこちょいニャン」


咄嗟に吐いたキャニシーの嘘に、察しの付いたブランシュが納得したように頷く。


その様子にーーー上手く誤魔化せたと思いホッと安堵した。


ーーー#学園長__はは__#から極秘で依頼されたから言えないにゃ


あの宝石と南武装学園はどう繋がっているのだろうか。


暫くして部屋の中に、朝食のパンとスープが運び込まれ来て、窓際にあるテーブルの上へ置かれた。


「それにゃあ、朝御飯にするにゃ」


と言うことでテーブルの方へ全員で向かい、朝食を始める。


━━━━━━━━━━━━━


同じ頃。

ヒョウガらも、各々朝食を取っていて、美味しいパンとスープで楽しい一時を過ごす。


そんな楽しい一時が終わると、漸くして歯磨きを済ませ顔を洗う。

着替えを済ませ、ヒョウガはカナミ達の元へ―――


ヒョウガの到着に気付いたカナミが、本日の予定を言う。


「二手に分かれて、昨日決めたペアて特訓しようか」


反 対意見が出ることもなく、直ぐに決まり…


それからどう二手にわかれるのかを話す。

話しあった結果、ヒョウガ、アミリペアと、カナミ、トラニアペアで一つ。

後のサラ、アーテォナペアとミューフィ、ルーミランペアに分かれたく。


特訓場へ向かったヒョウガ達は、早速特訓を行った。


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