表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この運命を天使《キミ》と共に  作者: 事故物件住まいの伽藍鳥
4章 激動の交武祭典篇
140/152

119話 連携をマスターしよう Ⅰ

「それでは改めて。我が名は、トラニア・リル・イネルス。誇り高きイネルス家の長女だ。年齢は十六だ。これから宜しく頼む」


カナミ達の部屋へ入り込むや、その中央で簡単な自己紹介をした。


「私はフヅキ・カナミ。宜しくね! トラニア」


「し、仕方ないから自己紹介して上げなくもないわよ。私はシラキ・アミリよ! 仲良くして上げなくもないわよ」


「アタシはモミナ・アーティナですの。宜しくですの」


「では、ワタシも。ワタシの名前は、ラック・ミューフィと言います。宜しくお願い致します」


「ウチはアキラ・サラ。サラで良いよー。宜しくねー」


カナミ達もまた、トラニアへ向け自己紹介をする。


「ん…!? そう言えば十六って言ったよな?」


「そうだが何か#可笑__おか__#しいか? やはり年下から呼び捨てやタメ口を利かれることが気になるものなのか?」


心当りがあったのか、ハッとしするトラニア。


「どうやら下界では失礼な行為だったのだろうか。済まな···済みません。ヒョウガ様」


「んや、別にそんなこと気にしないぞ! ただ凛々しくて格好いいから、てっきり同い年か一つ年上に見えただけだぞ」


「そうか。では我はこのままでいかせて貰う。成る程、そう見えたか」


畏まった口調をし出したトラニアに対し、手を横に振る仕草で答えた。


本人は気付いていなかったらしい。


「早速特訓しよっか」


積極的なカナミに、他の仲間は。


「ああ、良いぞ」


「アタシも賛成なんだナ」


「我もすぐにでもやりたい。やろう」

カナミの可否に 、三人は聞くもなく賛成のようだ。


残る四人はと言うと。


「わ、私も賛成して上げるわよ? 断る理由なんて無いに決まってるでしょ」


「勿論、アタシも賛成ですの」


「はい、ワタシも賛成します」


「ウチも勿論賛成だよー」


どうやら全員賛成らしく。


「んじゃあ、早速行くぞ」


出発の準備を整えて、一同は特訓場へと向かう。



━━━━━━━━━━━━━━━


特訓場に辿り着くや否や、武装展開を行う。


「ねえ、ヒョウガ。人も増えたことだし、特訓方法変えてみない?」


「ん…!? 良いアイデアだな。賛成だ」


「それで何だけど····」


内容を聞く事なく、カナミの提案が寸なりと通ってしまう。


提案された特訓メニューとはーーー


「二、ニ、ニ、ニでペアを作ってコンビネーションを上げない? 将来的には合体技とか、コンビ技を取得出来たらなと思ってるんだけど」


その特訓メニューを聞いて、ヒョウガ、ミューフィ、トラニアがフムフムと頷く。

ルーミラン、アミリ、サラは目を輝かせていた。


残るアーティナもまた、


「アタシも良いと思うですの」


「じゃあ、決まりだね! 色々なペアで試してみよった。そしてベストマッチを決めよっか」


そう言って適当にペアを組む。


カナミとサラ。ヒョウガとトラニア。アミリとミューフィ。アーティナとルーミランの四つに分かれた。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ