表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/22

レティシアの変化

 少年は血の海に立っていた。

 少年は血の塊に視線を向けずに稀少な花を探すために真っ暗闇を進んでいく。

 極上の蜜を持つ貴重な花を求めるのは人だけではない。

 それでも必要だった。

 少年にとっての唯一のためなら命を奪うことへの躊躇いはなくなった。


 物心ついた時から厳しい教育を受け、多忙を極めていたレティシアは時間をもて余すことはなかった。記憶の中では、生まれて初めての療養生活はレティシアにとって心穏やかなものではなかった。

 厳しい母に優しくされ、無関心な父から気遣われ、王家との婚約破棄という醜態を犯したレティシアはどんどん胸が苦しくなる。


「どうして…。―――――私は…………」



 レティシアは人前では常に令嬢モードで笑顔を浮かべていた。なんの解決にもならない謝罪を誰も求めていないとわかっていた。

時間が経ってもレティシアを取り巻く環境は変わらない。

 監禁されたトラウマ、ルーンの汚点を作ったのに怒らない母親、療養に専念するように命じるだけで今後の話を一切しない父親。胸がどんどん苦しくなり息が出来なくなる感覚に、令嬢モードで必死に平静を装い呼吸を整える。頭に響く幻聴に耳を塞ぐ。

ノックの音に耳に置いた手を膝の上に置き姿勢を正す。部屋を訪ねたルーン公爵夫人の銀の瞳と目が合った。何も言わない母親に見つめられたレティシアは心の中で大きくなった罪悪感に耐えきれずに勢いよく頭を下げた。


「お母様、ごめんなさい」


 ベッドサイドの椅子に座ったルーン公爵夫人は苦しそうな声で深く頭を下げるレティシアを見て膝の上で拳を握った。


「謝る必要はありません。貴方は私の自慢の娘よ。頭を上げなさい」

「でも、殿下との婚約はルーンにとって」


 レティシアの血を吐き出しそうなほど苦しそうに呟く懺悔にさらに拳を握りしめたルーン公爵夫人が言葉を被せた。


「殿下との婚約は王家にしつこく望まれたからよ。貴方が生まれた時から政略に使うつもりはなかったわ。ルーン公爵令嬢としてふさわしければそれだけでよかったのよ」


 レティシアは恐る恐る頭を上げると冷たい声に反して初めて見る伯母によく似た優しい眼差しの母親に驚き、目を丸くした。いつも口数の少ない母親の口調が変わっていることに気づく余裕はなかった。


「お母様」

「私は貴女が苦労しないように厳しくしつけたわ。いつも笑顔で前向きに頑張る貴方を誇りに思っていた。私は社交が得意じゃないからあまり助けてあげられなかったけど……」


 レティシアにとって常に無表情で感情を顔に出さず、背筋を伸ばしてどんな険しい道でもふらつくことなく歩く母親はお手本だった。


「そんなことありません。お母様がいつも王宮に一緒に行ってくださり心強かったです」

「嫌がらせも酷かったもの。そのせいでご令嬢を信頼できずに取り巻きしか作れずに」


 当時は王子の婚約者候補で最年少かつアリアのお気に入りではなかったレティシアが選ばれたことに不満を持つ令嬢達の嫌がらせは酷かった。ルーン公爵家を貶める言葉やルーンの花を踏み潰すという幼稚な嫌がらせはレティシアには効果的だった。

 囁かれる悪口、優しいフリをして利用しようとする貴族達を見て育ったため信じられる同世代はリオとエイベルだけ。

 レティシアは令嬢と常に一定の距離をとりルーン一族とマール公爵家以外の女性貴族は誰も信用していなかった。誰にも気づかせないように振る舞っていたので母親に見つかっていたことに驚く。


「お見通しでしたのね」

「お母様は殿方のお友達ばっかりだったの。お茶会よりも剣術が好きだったわ」

「想像できませんわ」


 レティシアはルーン公爵夫人に武術の嗜みがあることも、常に冷静で無表情で空気を支配する母親の過去を何も知らない。

 ルーン公爵夫人は力なく笑う。


「隠していたから。貴方が眠ってる間に色々考えたのよ。殿下の婚約者に選ばれてから充分頑張ったわ。貴方が引き受けなくていいものもたくさん引き受けていたでしょう?一生貴方が王家のために馬車馬のように働かされるんじゃないか危惧してたわ。私からすれば婚約破棄は願ってもないわ。レティには申しわけないけど、今回の婚約破棄は旦那様にとっては嬉しい知らせよ」


 レティシアはルーン公爵夫人の言葉に驚きながらも、動揺を隠して淑女の笑みを浮かべる。


「不敬ですよ。それに私が望んだことですから」

「貴方は優しくて責任感が強い子だから。全部が王家のためにと幼い頃から洗脳のような王妃教育を受けて……。何度、王宮を吹き飛ばそうと思ったか」


 ルーン公爵夫人の冷たい雰囲気にお説教が始まることを恐れたレティシアは身構えながらも、視線が遠くを見ていることに気づく。

 シエルが静かに部屋を出て行った。


「お母様……?」

「どうして王家の尻拭いをうちの娘がするのよ。入学前には辺境の孤児院の視察に連れまわされ、国内だけでなく他国の視察にまで……、なんで一番幼い貴方が王家の仕事を引き受けるのよ!?どうして隣国の結婚式のお祝いにレティが行く必要あったの?アリア様の仕事よ。船が苦手ってありえないわ。殿下もレティに甘えすぎよ。まだ結婚してないのよ。ルーン公爵令嬢なのよ。王太子妃じゃないのよ。見かねた旦那様が抗議しても陛下は本人の意思を尊重するって、―――――何度、殺意を抱いたか」

「ローゼ、落ち着きなさい。レティシアが困っているよ」

「お、お父様」


 レティシアは冷たい声で王家への不満を勢いよく語るルーン公爵夫人の豹変に恐怖で固まった。シエルに呼ばれたルーン公爵は妻の肩をポンと叩く。


「レティシアの婚約は王家からの打診だ。当時、殿下がレティシアを気に入られて、断る理由がなかったから受けただけで家としての利はない。むしろ王宮に人質にとられたようなものだから不利益の方が多い。権力は十分にある。宰相としてはレティシアの働きは評価していた。ルーン公爵としては思うところが多かったから婚約破棄はありがたい。やはりかわいい我が子には幸せになってもらいたい」


 レティシアは無表情で素っ気ない父の隠していた本音に驚きさらに固まる。ルーン公爵令嬢としての自身にしか興味を持たない両親からの暴露に淑女の仮面は剥がれ落ちていた。

 レティシアにとって父親は当主、母親は当主夫人であり子供への家族の情など皆無だと思っていた。マール公爵夫妻や国王夫妻のほうが親しみを持っているほどに。


「お父様?」

「難しいわね。これから少しづつ違う生き方を覚えていきましょう。殿下のためでなく、レティのために。まずは体力を戻さないと。もう休みなさい」


 レティシアはルーン公爵夫妻が部屋を出ていく背中を礼を忘れて茫然と見送った。

 シエルは困惑しているレティシアのためにお茶を用意しながら、お嬢様のためにわかりやすい言葉を探す。


「殿下の婚約者でなくお嬢様だから大事に想ってます。旦那様をはじめ皆が祈ってお嬢様の目覚めを待っていました」

「ありがとうございます」


 レティシアは優しく微笑むシエルにお茶を渡されゆっくりと口をつけた。


「お嬢様、お花が届きました。お部屋に飾りますか?」

「花瓶はどちらにしますか?」


 お茶を飲みながら、領民からの献上品を届けにきた執事をはじめ頻繁に用事を見つけて部屋に足を運ぶ使用人達を眺めた。


 ―――邪魔、消えなさい―――


 レティシアは耳に響く幻聴に動揺を隠して目を閉じた。

 ルーンの花の香りに集中すると声は消えた。目をゆっくり開けて執事を見つめて微笑んだ。


「お花をくださいますか?花瓶はそちらの青いものを、あら?新しいものですね」

「はい。新たな染色方法で焼き上げました。どうぞ。お嬢様」

「素晴らしいものに感謝をお伝えください」

「かしこまりました」


 執事から花束を受け取ったレティシアはそっと抱き締めルーン領を思い浮かべる。

 ルーン一族が愛するルーンの宝。

 クロードと何度も歩いたレティシアの大事な場所。正式な婚約者に選ばれ、王妃教育を終えてからは敢えて考えないようにして遠ざけたもの。クロードや民よりも大事なものを作ってはいけなかったレティシア。

 

 レティシアが大事にしてきたクロードも同志のエイベルもいなくなった。それでも次々と思い浮かぶ幼い頃の大事なものはレティシアの心を慰めた。

 お茶を飲みおわり、体が温まり瞼が重たくなったレティシアは宝物の一つの花束を抱いて目を閉じた。



「お嬢様が大好きですよ。誰よりも美しく優しいお嬢様。邪魔ではありません」


 シエルは眠ると魘されるレティシアの手を包む。

 毎晩、侍女達が魘される大事なお嬢様に交代で付き添い手を握り言葉をかけていた。

 優しい夢が見られるようにと願いながら。


 ****



 レティシアは人払いをした部屋でゆっくりと起き上がった。ベッドから床に足を降ろすと力が抜けて、ふらふらと座り込んだ。魔力を体に巡らせて、衰えた筋力を補い背筋を伸ばして立ち上がる。ゆっくりと足を踏み出し、姿勢を意識して椅子まで歩く。椅子に座り、レティシアは体の変化に茫然とする。胸の鼓動が速くなり、息切れしている淑女として許されない仕草に。


 ――――消えなさい―――――


 頭に響く幻聴に耳を塞ぐ。

 薄暗い部屋で笑うレオ、ルメラ男爵令嬢に腕を抱かれて微笑み合うクロード、剣を向けるエイベル、変わり果てた自分自身、脳裏に受け入れたくないものがどんどん浮かびレティシアの体は震え、体から魔力が溢れだす。



 エドワードは漂う冷たい魔力に人払いされている姉の静かな部屋に気配を消して入った。真っ青な顔で震えているレティシアを見て、常に微笑み平静を装っていた姉の強がりに気づいた。


「姉上」


 レティシアは先触れなく部屋に入っていたエドワードに驚きを隠して震えを止めて微笑む。

 エドワードは子供の頃のように冷たいレティシアの首に手を回して抱きついた。驚きながらも背中に手を回すレティシアに少しだけ魔力を送る。ルーンの魔力は沈静作用を持つ。

 そしてレティシアとエドワードの魔力は似ているので、微量な魔力を送られてもレティシアは気付かない。


「どうされました?」

「僕がお守りします。だから安心してください」

「エドワード?」

「ルーンの宝は姉上です。王家にも負けません。姉上が怖れていることは絶対におこりませんよ」


 レティシアは優秀なエドワードに見破られても動揺はしない。それでも弟の前で弱い姿を見せないように優雅に微笑む。


「ありがとうございます。ですが言葉には気を付けなさい。不敬ですよ。ルーンは争いを好みません。もう眠る時間ですよ」

「僕はもう子供ではありません」

「エドワードの評判は知ってますわ。ルーンの貴公子を誇らしく思ってますわ」


 エドワードは爽やかに微笑みそっと姉を抱き上げた。弟の成長に目を丸くするレティシアをベッドに運ぶ。


「無理はなさらないでください。おやすみなさい、姉上」

「ありがとうございます。おやすみなさいませ」


 レティシアは礼をして頼もしい笑みを浮かべるエドワードを見送り人払いした。


 いずれは駒として嫁ぐレティシア。

 衰えた体だけでなく、クロードとうまくいかなかったレティシアは自信を失っていた。

 




「彼女はまだ慣れていないだけだよ。それに学園では平等だ。王族も貴族も関係ない。学園にいる間は自由にさせてくれないか」


「平等の学園だから、レティも肩の力を抜いていいんだよ」


 クロードの腕を抱くリアナ・ルメラ男爵令嬢を厳しく嗜めるレティシアを微笑みながら止めるクロードを思い浮かべると心が冷えていく。


「殿下、断罪するように厳しく諌め、いえ命令してくだされば良かったのに。私は邪魔をするつもりはありませんでしたわ。きちんとお迎えできるように…。いえ、余計なことでしたわ。私が囚われた時は、有意義な時間を過ごされたでしょう。私を排除したいなら教えてくだされば良かった。相応しくあろうと努力しました。ですが一度も望んだことはありませんでしたわ」


 レティシアの冷たい声が響く。

 ルメラ男爵の愛人との間に生まれ、平民として育った明るく愛らしい少女。

 ルメラ男爵家の養女になりに編入してきた礼儀をわきまえない自由奔放なルメラ男爵令嬢は数多の男を虜にした。クロードもその一人。


「私がフォローするよ。大丈夫だから。困ったら手を握って。私はレティの味方だよ。婚約者を守るのは当然だよ」


 穏やかに微笑みながら緊張で冷たい手を包んでくれる存在はもういない。

 クロードがルメラ男爵令嬢を守るために監視としてレティシアに影をつけているのを知っていた。レティシアが嗜めると必ずクロードが現れたから。


「愛らしさの欠片もない顔。誤解されてるかもしれません。いずれをきちんと話さなければいけませんわ。妾も側妃も受け入れましたのに。でも今はまだ」


 レティシアは手鏡を持ち、人形のようだと囁かれる令嬢モードの笑みを浮かべた。しばらくして力が抜け、手から放れた鏡が床に落ち、パリンと二つに割れた。


「お嬢様、よろしいですか?お怪我をされてませんか!?」


 心配そうな声のシエルに入出許可を出し、クロードから贈られた鏡が片付けられるのを静かに眺めた。


「修繕致しますか?」

「捨ててください」

「え?失礼しました。かしこまりました。お嬢様、そろそろお休みください」


 レティシアは頷きベッドに横になる。シエルが部屋を出て行くと震え出した体を強く抱き締めた。綺麗に割れた鏡がクロードとレティシアの関係にそっくりだった。壊れるたびに修繕したバカなレティシア。婚約者の義務として贈られた物でも大切にしていた。クロードからの贈り物を身に付ければ、紳士のマナーとして褒められているのはわかっていた。クロードのためにした全てがバカらしくなったレティシアは眠りの魔法をかけて意識を手放した。






「いや、じゃましない、やめて、」


 部屋に戻ったシエルは魘されているレティシアの手を握る。

 守りきれなかった主。

 捕らえられた時に風の刃に襲われたシエルよりもレティシアの心の傷のほうが深かった。救出され目を開けると保健室で傷は塞がっていた。シエルを襲ったのは後悔だけだった。

 

「お嬢様の存在が私の光です。邪魔ではありません。どこまでもお付き合いしますよ。お嬢様が大好きですよ」


 レティシアが手の温もりに気付くと優しい声が聞こえた。目を開けるとシエルと目が合う。


「シエル」

「まだ早いですが起きられますか?」

「ありがとうございます」

「お嬢様?」


 レティシアはシエルの手を両手で包み首を横に振る。

 レティシアが失った温かい手とは違う。

 シエルの目に籠められた優しさと嘘のない声音に強張った体の力が抜ける。

 駄目な自分を知っていても大事にしてくれるシエル。シエルはずっとレティシアの味方。シエルを守れなかったレティシアを責めずに、レティシアを守れなかったことを悔やむシエル。

監禁の記憶が蘇ってから、ずっと冷たかった手が温かくなっていた。令嬢モードを纏わなくても、震えない体に気付きレティシアはシエルに包まれている手を見てふわりと柔らかな笑みを溢した。


シエルをはじめ、大事な領民のため、ルーン公爵家のためにも覚悟を決めて事情を聞かない両親に罪の告白を決意する。レティシアの虚ろな瞳が小さな光を宿した。


「お父様達にお時間を作ってもらえるように面会依頼を。私の罪を、シエルも辛くないなら聞いてください」

「お嬢様が望んでくださるならお傍にいます」

「ありがとう。支度を整えます。夜着でお迎えするなど許されません」


 シエルはレティシアの自然な笑みに泣きたくなるのを堪えて微笑み、ふらふらと起き上がる体を支えながら支度を整えた。

病み上がりの主に無理をさせたくない。レティシアが決めたなら、やり遂げられるように動くのがシエルの役目で止めてはいけないのもわかっていた。


 早朝からシエルに呼ばれたルーン公爵夫妻はベッドから起き上がり椅子に座り真剣な顔の娘に休むように言うのはやめた。レティシアは礼をして正面に座った両親に令嬢モードを纏い、感情を隠してゆっくりと口を開く。


「お時間を作っていただきありがとうございます。私はクロード殿下の幸せを一心に願っておりました。そんな傲慢な私が殿下に捨てられたのは仕方のないことです。殿下の言葉を聞かずにルメラ様を後宮に迎えるために平等の学園というルールを守らずに、嗜め続け―――――」


 ルーン公爵夫妻は静かにレティシアの監禁についての話を聞いた。レオのクロードへの歪んだ愛情により勘違いで監禁され、クロードに捨てられて当然と淡々と話し最後に頭を下げたレティシアをルーン公爵夫人が抱きしめた。

 ルーン公爵は顔色の悪いレティシアの勘違いを訂正しなかった。教育よりも療養が優先だった。


「無事で、生きてて良かった。それだけでいいわ。嫌なら結婚せずにルーンにいなさい。修道院も自害も許しません」

「裁判をしたいか?」

「お父様のお考えに従います。どのような形であれシエルを傷つけられたことは報復したいと思います」

「お母様に任せなさい。貴女はしばらくは休んでなさい」

「かしこまりました」


 きつく抱きしめられた腕の中でレティシアは王太子の婚約者ではなく、ルーン公爵令嬢としての生き方を考え始めた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ