せっかち内閣
新内閣を見ると、経験者を多用している感がある。とにかく一年で結果を出したいという思惑だろう。モラルよりも経験。新内閣は実務能力は高いうえ、あうんの呼吸でやっていけるかもしれないが、焦りすぎのように感じる。
新総理の立場としては、一年で結果が出なければ何を言われるかわからない。すべて新しいことを一からやっている余裕はない。総裁選の石破の功労に答えてというわけではないのだろうが、彼が信頼する人物を厚労相に入れたのはそのためなんだろう。細かいことを言わなくても、即実行できる布陣なんだろうが、長期の展望が感じられない。
携帯料金など、具体的な個別案件に固執している。世の中は5Gの覇権争いを行なっているというのに、国家戦略を語らない。
希望を掲げて後退してしまう前総理にも困ったものだったが。今の総理の仕事は、世界のなかで日本という国家がどう戦っていくのかが一番大事なことではないだろうか。内政を総理がやって、外交を大臣にまかせてしまうようなことになれば、日本はますますどこかの国の腰ぎんちゃくになるのではないだろうか。
とりあえず、新総理「おめでとう。」と言おう。くれぐれも後で、「おめでたい。」にならないように。せめて、3日天下にならないよう解散なんてしてないで一年は続けてもらいたいものだ。