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作者: 月桂樹

「さよなら」は君から

どうしていいか、わからなくて

僕は曖昧に微笑んだ



君はいつも泣き虫で

僕はいつも慰めた

今も君は泣いていて

僕に慰めろと言うのかい?




「別れたくないよ」と君が言う

「別れなきゃいい」と僕が言う

「それはダメだ」と君が言う

「どうしてなのか」と僕が言う

「どうしてもだ」と君が言う


全然意味がわかんないよ

君は答えをくれなかった




曖昧な時間だった

だけどあれは紛れもなく

別れの時だった、分かってた


嫌いとか、好きじゃなくなったとか

それとも他に好きな人が出来たの?


言って欲しかったよ

伝えて欲しかったよ

そうしたら諦められるのに

少しは慰められるのに




君はいつも無邪気で

僕はいつも振り回された

君は時に残酷で

僕は傷つけられた




笑顔が頭から離れない





「さよなら」は君から

僕はまだ、恋心のナカ

出られないままなんだ

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