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十三個目のピーピングジャック  作者: 豊福しげき丸
7/10

川崎取締役の失墜(6)

「誰?」


「あんのクソ野郎!」


「何なんだ一体?」


「運が悪いぜお前の師匠も。いくら金積まれたって教えるのがお前じゃあな」


「これを―――――の悟りと言う」

「本当に、僕なんかがそこまでなれるかな?」


 少年は、そして千騎は、『今』に踏み止まり立ち上がる。

 互いに勇気を与え合って。



 どうもお久しぶりです。またお会いできて嬉しいです、豊福です。

 もう一つの作品『八枚の翼と大王の旅』は毎月連載ですが、こちらは不定期となっており、迷惑をおかけしております。

 でも最近なぜか奇跡の月間ペース(筆の速い人なら週刊だって―の(爆))。

 次回がケース2の最終回となっていますので、なるべくこのペースのままゴールしたいものです。

 ケース2が終わったらケース3の構想に1年くらいのお休みを頂く予定。

 でもその間に別作品は書くかも。

 多分、オリジナルで無く同人www。本作ってコミケ行くのが面倒臭いだけとも言う(運営に叱られる?)。

 詳細は次回のあとがきで。

 それでは本編をどうぞ。


 十三個目のピーピングジャック


 ケース2:川崎取締役の失墜(6)

 

 -1-

 

 雑居ビルの屋上で賢一は修行に励む。

 今日も千騎からは行く事が出来ないというメール。

 仕方なく教わった事をひたむきに反芻する。

『普通の人間は、皆、いわゆる居着いて(不自由に固まって)いる』

 踵で立ちながら、前に倒れないよう、爪先でブレーキをかけて固めている。またはその逆に爪先で立ちながら、後ろに倒れないよう、踵でブレーキをかけて固めている。

 だから、中腰で、指の付け根だけで立つ訓練をする。

 足の裏は車輪と思い、その一点だけ(時に踵だけ、爪先だけ)で立ち、後はバランスと骨格で立つのだ。

 一点(両足で二点)で立つ事で起きる緊張から生じる、無駄な力み(遊びの無い自由さを欠いた固まり)も居着きであるので、これはなかなかに難しい訓練である。

 だが、イメージする。

 一流のプロ野球選手の流れるような守備を。

 それを目指して、賢一は愚直に繰り返した。

 その時、屋上のドアが開く。

「誰?」

 賢一は振り向く。

 そこには長い黒髪の美しい女性。

「貴方が賢一君?」

「うん、じゃ無かった。はい。僕が賢一です」

「礼儀正しいわね。私は葵凛花」

「あっ! じゃあ、お姉さんが僕のブロマイドを拾ってくれたんですね。有難うございます!」

「いいのいいの。それより千騎は?」

「今日は用事が出来て来れないって連絡がありました」

「あんのクソ野郎!」

「ご、御免なさい」

「あっ、ごめんなさい。賢一君が気にする事は無いのよ。それに私は賢一君に会いに来ただけで、千騎なんかどうでもいいんだから」

 

 -2-

 

 三島興業。

「また会ったな、西條」

「ええ、但馬課長」

「覚えているかい。昔、お前は、格闘訓練で一度も私に勝てなかった」

「覚えています」

「なら、何もするな。それが一番お前の為になる」

 鷹島は千騎の肩を叩き、通り過ぎて行く。

「バイばーい、僕ちゃ~ん」

「あでぃお~す」

 一組の男女もまた、通り過ぎて行く。

 千騎は呆然と立ち尽くす。

 

 五年前。警察署、格技場。

『東條、お前の技にはまだ躊躇いがある。だから俺に勝てない』

 鷹島はそう言って、自らが投げ飛ばした千騎の腕を取り、助け起こした。

『遠慮なんかするな。俺達が相手をするのは、善良な市民の敵なんだ。加減の必要なんて無い。手心を加えようなんて思うな』


 -3-

 

 翌日。

 凛花が藤上流通に出社すると、千騎がデスクでお通夜みたいな顔をしていた。

 彼女は文句を言うつもりだったが、気が変わり、勝ち誇った笑みを浮かべる。

「あら、西條君。元気無いわね?」

「……別に何でも無い」

「何よ、その言いぐさ。人の親切ぐらい素直に受け取りなさいよ」

 唇を尖らせる。

 だが千騎は気付いた風も無く。

「そんな事より」

「そんな事よりぃ?」

「羽原には注意しろ、あいつには気を許すな」

 その言葉に、凛花は一瞬面食らったが、すぐにまた、更に、勝ち誇った笑みを浮かべる。

「何よ? 妬いてるの?」

「馬鹿、そんなんじゃない。俺はお前を心配してだな」

 ―――ピキィッ―――

 その時宇宙を割った次元断層は、今まさにオリオン連邦に襲いかからんとしていた、マゼラン帝国軍の宇宙艦隊を呑み込んだ(ウソ)。有難う、銀河は君達の手によって救われた(おいおい)。

(そんなんじゃない、だとぉ!?)

「聞いてるのか?」

「うるさい! お前はアタシの親か何かか?」

「はあ?」

「アタシはアタシの好きにするわよ! 親切ぶって命令すんな!」

 言い捨てると凛花は大股で自分のデスクに戻り、話しかけるなオーラを撒き散らす。

 そこに羽原も出社。

「お早う、雅さん。どうしたの? 誰かにいじめられた?」

「返り討ちにしてやったわよ!」

「そ、そうなんだ、すごいね。それより今夜も食事はどうかな。その時の話が聞きたいなぁ」

「いいわよ」

 凛花はそう答えてから、千騎に一瞬だけ顔を向けて、ベーをする。

「……なんなんだ?」

 更に頭の痛い千騎だった。


 -4-

 

 綿津見市東区平和小学校。

 賢一は机の中身をランドセルに移して、帰り支度をしていた。

「おい、本多」

 そこに話しかける数人の影。

「ちょっと面貸せよ」


 校舎裏で格闘技ジムの三人が検地を取り囲む。

「調子に乗んなよ」

「べ、別に調子になんか乗ってないよ」

「嘘付け! 陣馬さんより強い人が師匠になったって調子に乗ってんだろう!」

「俺らなんか目に入らねえ振りしやがって」

「そう言うの、お高くとまってるって言うんだぜ!」

「何でお前なんかが!」

「お前の父ちゃん、大城の社員なんだってな?」

「いいよな、金とコネのある奴は!」

 次々と浴びせられる言葉の暴力。

「そうでなきゃ、お前みたいな根性無しに教えたりなんかするもんか!」

 流石にその言葉に賢一の頭が熱くなる。

「―――っ」

「な、何だ、その眼はよ」

「生意気だぞ。賢一の癖に」

「やっちゃえ、真一君!」

 東区小学4年生チャンピオンが構えを取る。

 賢一も仕方なく、恐る恐る構えを取る。

 真一が仕掛ける。

 賢一は驚く。

(あれ、こいつ、こんなに動き遅かったっけ?)

 賢一は驚くほど冷静に連続の攻撃を払う。

「こいつっ?」

 真一がむきになって大振りのフック。

 その隙に賢一はカウンターの掌底を真一の顎へと―――

 放ちかけて止まった。

 フックが賢一の後頭部を半ば擦るように叩く。

 衝撃で賢一が転ぶ。

 だが、それ以上に真一は心に衝撃を受けた。

 しかし、他の二人はそれに気付く事無く、倒れた賢一に蹴りを入れ始める。

「生意気なんだよ」

「このこのこの」

 真一はそれをぼぉっと眺めていたが、ふと我に返る。

「やめろっ!」

「「……?」」

「―――もういい。止めろ」

 二人は渋々と止める。

「良かったな、真一が優しくってよ」

「お前みたいな辛がりの痛がりの根性無しに、何も出来る訳無いだろう」

「ジムじゃ、お前が真っ先にヘタレてたもんな」

「運が悪いぜお前の師匠も。いくら金積まれたって教えるのがお前じゃあな」

「………おい。もういい。行くぞ」

「えっ?」

「ま、待てよ! 真一」

 足早に去る真一を二人が追いかけて行く。

 賢一はそれを倒れたまま、目尻に涙を浮かべ見送った。

 

 -5-

 

 午後五時三十分。雑居ビル屋上。

 千騎が扉を開けると、賢一は練習着にこそ着替えていたものの、ただ、膝を抱えて座り込んでいた。

 その顔には痣。

「どうした?」

「もう、僕に教えなくていいよ」

「何が有った?」

「だって、僕、痛がりの辛がりの根性無しだもん! 痛いのも辛いのも嫌だよ!その通りだもん! それに………痛い目にあわせるのだって怖い、根性無しなんだもん! 武術なんて習ったって、意味なんか無いよ!」

 千騎はその言葉に雷に打たれた。

 だがそれは悲嘆や絶望では無く、むしろそれらを打ち払う、冬の終わりを告げる春の目覚めの雷であった。

 ―――嗚呼―――

 ―――風巻師匠―――

 ―――これが、武縁なんですね―――

「賢一」

 千騎は手をそっと賢一の頭に載せた。

「それでいいんだ」

 一撫ですると、今度はその腕を取り、立ち上がらせる。

「それでこそ、お前は武術を学ぶ資格が有るし、その必要が有るんだ。それは、お前の、立派な才能だ」」

 賢一はキョトンとする。

「俺の師匠はな、子供の頃父親に向かってこう言ったんだよ。『棒切れで叩くのも叩かれるのも嫌だ』って」

「本当?」

「でも、そんな人でも、いや、そんな人だからこそ、今じゃ嫌になるほど強い。俺はいまだにその師匠に勝てた例が無い」

「嘘でしょう?」

「嘘じゃない」

 千騎は賢一の眼をまっすぐに見つめた。

「どんなスポーツや格闘技や武術でも、何故嫌になる程同じ事を繰り返すと思う?」

「それは、鍛える為に」

「それじゃあ、いい所、三十点だな。より正しい答は骨を鍛えるため、つまり『回復』の為だ」

「?」

「何度も繰り返すと筋肉が疲れたり痛んで、身体や神経はより楽な動かし方をしよう探そうとする。次にやる時は身体がより効率のいいやり方で動くようになるから、楽に速く強く動ける。

 これが『回復』だ。だから疲れやすかったり辛がったり痛がったりするのは立派な才能なんだ。

 筋肉に無理をさせず、上手な骨格の用い方をする、つまり骨を鍛えるのが上手になるからな。

 だが、筋肉に力を出させる事にしか意識が向いていないトレーニング論だと、お前は只の落ちこぼれにしか見られない。本当はそっちの方が叱られるべきなのにな」

「本当?」

「ああ。筋肉に動かす力と、本来骨に預けるべき支える力とを両方要求して、靭帯等を壊し身体を損なう選手は少なくない。だが、武術のトレーニングだと、痛めた時こそが自分を鍛え直すチャンスなんだ。一度筋肉を強張らせてから骨に向けて痛みや力、つまり『悪』を抜き、金竜を依って閉じ込めて、動作のフォームをゆっくりと行う事で、確実に正確に骨格に支える力、反作用や負荷を預けるトレーニングが出来るからな」

 賢一の顔が輝く。

 だが、すぐにまた曇る。

「でも、やっぱり僕に人を殴るのは無理だよ。だから、意味ないよ」

「でも、サンドバッグなら殴れるだろう?」

「あ、うん。だってスカッとするし、サンドバッグは痛がらないし」

「じゃあ、もっとスカッとする殴り方を教えてやろう」

「本当? あ、でもサンドバッグだけだよね」

 千騎は微笑む。

「お前が殴りたいものだけ殴ればいい」

「ならいいや」

 賢一はほっと息をつく。

「では骨の刃筋、即ち陰陽巴(中国武術ではもちろん太極印)の理を教える」

 千騎は賢一の肩と肘に手を添える。

「掌底を出す時、肩はこう回して、肘はこう回す(詳細が欲しい御方は『秘伝』誌に平直行氏がに記事に書かれておられます)」

 賢一は言われた通りに腕を突き出す。

「なんか頼りない感じ」

「それは慣れてないからさ。じゃあ、後はいつも通り、最初はゆっくり大きく。動きが正確に身に沁みついてきたなら、徐々に速く、だ」

 言われた通りに繰り返す。

「よし、じゃあしばらく休め」

 そして暫く経った頃。

「またゆっくり二、三度素振りをしてから、サンドバッグを殴って見ろ」

 賢一はサンドバッグに狙いを定め、弓のように構え、そして突き入れた。

 ドォオン

 今までにない手応え勢いでサンドバッグが激しく揺れる。

 賢一は目を丸くする。

「どうだ」

 千騎は笑う。

「負担は無いのに威力は凄い。そして、感じるのは筋肉の手応えと言うより、むしろ一本の矢が己を射貫いたような、骨の応えが有っただろう?」

「スゴイ凄い!」

 賢一の顔が喜色の桜色に輝き、やがて曇った。

「………でも、こんなの人に当てたら怪我させちゃうね」

「賢一」

 千騎はまた賢一の頭に手を伸ばし、今度は荒っぽくガシガシと撫でた。

「拳(剣)とは意のまま思いのままだ」

「?」

「今度からは怪我させないよう、三分間気を失わせる。そのイメージで突け。そして余分な力はすべてスピードに変えるんだ」

 中国武術では内家拳と言い、日本古流では活殺自在剣と言う。

 内家拳とは内功を重視する流派と言う説と、少林寺から発生した門派と言う二つの説がある。

 だがそれは、『禅』を重んじると言うその一点において同じである。

「もし誰かが悪い事をしたら、その時は親や先生が叱るだろう。でも、親も先生も見ていない時はどうする?

 自分だけが泣き寝入りすればいいと思っても、その先、別の学校に進んだ時、そいつはまたそれに味を占めて別の奴を狙うだろう。そいつは可哀想じゃないのか?

 そしていじめっ子だって、会社に就職していじめが出来なくなって、ストレスが解消できなくなって、もっと悪い犯罪に手を染めたら?

 人生は一期一会だ。取り返しはつかない」

「………殴らなくちゃいけないの?」

「殴らなくても解決できるならその方がいい。大事なのは『癩』、つまり愛し寄り添う事だ、家族の様に。必要なだけ叱り、そして叱り過ぎない。必要なだけ戦意を奪い、傷付け過ぎない。当たり前の事だろう?

 お前は暴力が、例え言葉でも、やり過ぎがどれだけ酷い事かよく知っている。それは人から加えられたものは勿論、自分を責め過ぎると言う、自分への暴力も振るった事が有るからだ」

「―――っ」

「仏の顔も三度までって言うのは、自分が自分を責め過ぎるのも良くないって言う事でもあるんだ。でも何故それでも責めていたかって、それは他ならぬ自分の味方をするのが大変だから、それから逃げていたからだ。

 お前は自分にすら、寄り添って無かった」

 賢一は涙をこぼした。

「手加減ってのはな、余分なモノを付け加えてる訳じゃない。鈍重にする事じゃない。

 むしろ、一つになるまで取り払う事だ。

 必要な事を必要なだけ。

 余分なものはすべてスピードとさりげなさに変えて研ぎ澄ます。

 それが人であれ己であれ、必要なだけ叱り、必要なだけ励ます。

 武とはただ一つ。

 その意志、行い、只一つ。

『骨を以って悪を奪い、力を頂き大地に還し、敵意でなく気合を注ぐのみ』

 目指すものも只一つ。

『その厳父の如き猛威轟炎、比類無く、天地全てに光を届けるほどなれど、その慈母の如き愛は、天地全ての物に温もりにて寄り添うほど。これ真『癩』、寄り添う生命の愛の極み。故に生きとし生ける者(物)、全てが目指し歩むべき道、即ち御天道と云う』

 これを太陽、即ち大日如来の悟りと言う。

 中国の武術も日本の武術も、同じものを、ただ一つの禅を目指している。

 人を傷付けるのが嫌なお前なら、きっと、辿り着ける」

「本当に、僕なんかがそこまでなれるかな?」

「きっと強くなれるさ。だって俺は現に今、お前のお蔭で、また一つ強くなれた。有難う」

「???」

「それと悪い、今日の指導はここまでだ。後は一人で頼む」


 胸騒ぎがする。

 刑事時代からのその勘は、滅多に外れたためしが無い。

 そして、この時凛花へかけた電話は繋がらなかった。

 

 -川崎取締役の失墜(7)へ続く―

「よく見とけ!!ヒヨッコ!」

「だ、誰がだ!?」


「無手練技、輝(氣)竜双掌(生)!」


「千騎は刑事から逃げたが、逃げていなかったんだ。人が、玉ねぎを炒めて生きている事から。

 あいつは探偵だが、今でも迷子の子猫に必死になる、ただのおまわりさんなんだよ」


 ケース2最後ぐらいは遂に厨2な必殺技でサービスサービス?

 でも手が光ったりはしません。多分。作品上。

 それはそうと、今回も『拳児』『セイバーキャッツ』ファンの人の為に解説。

「人生は一期一会だ」

 千騎のこの台詞は炎老師が光に、父親を殺された無法をこのまま黙って見過ごすのか? と、問いかけたシーンのオマージュともなっております。

 ああ、炎老師の言葉の意味は、ここまで深かったんだな。と思い返していただければ幸いです。

 そして大日の悟りは、光が最後に出した答えであり、拳児が最後に出した答えそのものです。

 武術とは、当たり前の事に命を賭ける。ただ、その生き方なのでしょう。

 拳児の場合は光と違って、破れかぶれの偶然で裡門『曝発』に至りましたが、偶然故に見失っていた所を、祖父侠太郎の導きで、『曝発』の真の意味、即ち大日の悟りとして会得し直した訳です。

 と言う訳で、両作品で松田、藤原先生と山本先生が画として描き表した事を、小説として言葉で描くと言う作業は、八枚の翼第十六話と本話のここまでとなります。

 ここからは、八枚の翼も含めて、描かれなかった事、描き切れなかったであろう事。武術を己の道に於いて書く事となるでしょう。

 ひょっとしたらこの先書く事が拳児2と被るかもしれませんが、その事を相談したい我が師、森(豊福)周平は松田先生と同じく既に故人。

 うーん。困った。たすけてあっちゃん。

 って俺は長船先輩かーい?(これまた古いネタで恐縮です)

 南無五徳明王、南無阿弥陀仏、南無八幡大菩薩。

 それではまたお会いしましょう。

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