可愛い少女との出会い??
「大丈夫??怪我はない?」
天使のようなその少女はキョトンと可愛らしい仕草で、首をかしげて聞いてきた。
「お、おう!!当たり前だろ!こんなんで俺が…まけ…ってえ!?なんで殴る体制に入ってるの!?」
なぜかその少女はフルフルと拳を握り俺を睨んでいた。
「あーなーたーじゃない!!その後ろの少女に聞いているの!!なんであなたみたいな自分ツエー系勘違いヤローを心配しなきゃいけないの??皆無だわ!」
「で、でもこっち向いてたし、助ける気だっ…はっ!まさかこれが真のツンデレてやつか!?」
なんだこの少女は可愛いとこアルジャナイカ☆
アルジャナイカとジャマイカって似てるよね!なんちゃって!てへぺろ☆
なんて思っていると次の瞬間俺の腹にグレートフルパンチがお見舞いされた。
「しーーーーーねぇー!!!!」
少女のパンチは見てくれとはかけ離れた魔神にも匹敵するパンチ力だった。てか、魔神にも匹敵したら俺死んでね?え、大丈夫なの?俺…
「ぐ、ぐふ…」
ほんとに魔神級じゃねえか…いや、ゼウス級か?まあ、どっちにしろやばいパンチだった…
(目の前が真っ暗になった。)
(目が覚めたら美少女膝枕からの覗き込み大丈夫?が待ってる…よな…)
パチッ
目が覚めた。さあ!いざ楽園へ!!
「う…ここは??ってなんもハッピーイベントがないんだけど!?頭ちょー、硬い岩の上なんですけど!?」
気を失ってたのは数分らしくて少女と少女は、てか、少女と悪魔ゴリラやろうはスタスタと歩いてどっかに行こうとしていた。引き止めようと、俺は必死に引き止めたくなるだろうランキング1位から3位を試した。
ふっ、悪魔ゴリラといえども心だけは天使であるであろう!!
手始めにまず俺は苦しそうな声を出してみた。
「がぁぁぁぁあ!ごぎががががげぐぎごお!」
さあ、どうでる!?流石に戻ってくるだろ!
ドキドキだぜっ!
「うっさい!黙れくそウジ虫…」
顔だけ向けてこっちを睨んで蔑んできた。
前言撤回、心まで悪魔ゴリラでした!!