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お披露目会


転生から5年、5歳になった俺は家族に屋敷の使用人にもバレずに魔法の練習を続けているが、問題もできてしまった。


1つ目は、5歳になると受ける鑑定の儀で弟のレグルスよりステータスを少なく表示してしまった事で、両親や使用人の関心が弟の方にいってしまったこと。


2つ目はそのせいで俺の生活が180度変化して仕舞った。具体的にはよくあるラノベの冷遇されるやつと同じような感じになってしまった。両親は弟ばかり優遇し、後継者は弟としかありえないと言わんばかりの態度を振りまいているおかげで使用人たちも俺に対して冷遇する様になった。


「あぁームカツク!意味わかんねーなんで俺がこんな目に遭わなきゃいけないんだよー!ふざけんじゃねー上等だよ後悔させてやるよ見てろよー」


とよくある[ざまぁ]を計画することにした。


絶対にざまぁをするため俺はまず自分のステータスをあげることにした。



俺は自分の実力がバレないように隠蔽で隠し、父との稽古や弟との試合でわざと負けたりと手を抜いていたら父からのめちゃくちゃ罵倒され弟からは馬鹿にされたが特に気にはしなかった。なぜなら、この5年間で凄まじくレベルを上げたためである。


今、自分を鑑定するとこんな感じ



名前  シリウス・アーロン

年齢  5歳

レベル 26


HP 6280

MP 15600

力 2600

耐久 2400

体力 3500

速さ 2560

気力 3600

魔力 14280

運 100


称号  転生者 魔法使い  男爵家長男


スキル

全属性適正 隠蔽 身体強化 鑑定 格闘術

火魔法 水魔法 風魔法 土魔法 無詠唱

氷魔法 雷魔法 空間魔法 重力魔法          アイテムボックス 光魔法 闇魔法       

回復魔法 魔力回復 高速詠唱 並列魔法

魔闘法 気闘法 龍力闘法 転移魔法

礼儀作法 計算術 索敵魔法 結界魔法  



ちなみに弟はというと



名前  レグルス・アーロン

年齢  5歳

レベル 3


HP 300 +50

MP 150

力 250 +50

耐久 250 +50

体力 250 +50

速さ 100

気力 100

魔力 40

運 5


称号 剣士  男爵家次男


スキル

剣術 格闘術   




(低っく!!)


もう少し頑張れよ。てかあれだけ毎日剣振ってそれしか上がらねーのかよ。


この5年間で俺は魔境や秘境と言った危険地帯に出向いたり、魔物を片っ端から討伐しまくってレベルとスキルを上げた。

因みにこの世界の平均レベルは20歳で約15で

強くても25から30程度だそうで40を超えると英雄や最強などと言われるそうなのでだいぶ強くなたっが、まだまだあげるつもりだ。

ただし、7歳になると貴族は王都にある学園で5年間勉強しなくてはいけなくなり、その間あまり遠出ができなくなるのでその間までに、レベルを40まで上げることにした。


「やっぱりレベルを上げるならダンジョンとかに行きたいよな〜」


と思っていたら食事の時間になった。

食事の席で父から


「お前達も5歳になったことだし1ヶ月後に、王都でお披露目会があるから準備しておくように」


といきなり爆弾発言が飛び出してきた。


(!!マジで、絶対問題が起こるやつだこれ、気をつけよ)


「父様、楽しみですね。」


とレグルスは笑顔で話しているが、お前はもっと落ち着けと心の中で叫んでいた。


昨日父からの爆弾発言を受けて俺はいつものように誰も来ない家のそばにある森へ行きそこで転移魔法を使って山岳地帯に転移した。

ここは、俺のお気に入りのレベル上げスポットでこの山にある洞窟に出てくるメタル系のモンスターは経験値稼ぎにちょうどいい。


まさにドラ○エのメタルスライムのようだと思ったのは言うまでのことである。

俺はここを週2回の頻度で周りレベル上げと素材集めをしている。ちなみにメタル系のモンスターからはランダムで金属類がドロップし、運がいいとミスリルやオリハルコンなどがドロップするので俺のアイテムボックスのなかは、それぞれ百キロ位ずつ入っているので売れば軽く大金持ちになれるが勿体なのでそのまま取っておいてある。


何より今はレベルを上げるのが楽し過ぎてやばい!前世でゲームやアニメなどの娯楽よりも面白い上、命のやり取りはクセになる。


バトルジャンキーの気持ちが少しわかってきて最近自分でもやばいと思ってしまうことがあるほどである。・・・やめないけど


半日かけてレベルを30まで上げて家に帰ったら父からお披露目会の服選びのため兄弟揃って呼ばれた。

試着しているとどう見ても俺よりレグルスの方が高価な服を着ている。あからさまに贔屓されるとちょっとイラっとくるけど、ここは我慢して甘んじることにした。

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