第一章 死亡と転生
初めて書きますのでどうぞよろしくお願いします。
これからの参考にしていきたいのでレビューや感想などもどんどん下さい!
第一章 死亡と転生
(あぁ眠い早く帰ってゲームしてー)
俺はいつもの残業を終え帰宅しようと会社の階段降りていたら足をすべらせてしまった
「あ!これ死んだわ」
気がつくと真っ白い空間が目の前に広がっていた
「ここはどこだ俺は一体どうなったんだ?」
と思っていたら目の前にこの世のものとは思えない美人が立っていた。
美しいきれいだと思ってしまった俺がずっと見とれていたら女性の方から話しかけてきた
『ようこそいらっしゃいました佐々木洋介様 私は女神サリエルといいます。このたびはお悔やみ申し上げます。」
(‼︎え〜〜俺死んじゃったのまじかー俺25年も生きてきてまだ童貞で彼女もいないのにしかもまだ見てない漫画とアニメがあったのに嘘だろー!・・・でもまぁしょうがないか、しかしなんで女神様俺の前にいるんだろう?)
と思っていると女神様の方から説明してくれた。
『本来ならあなたは死ぬはずがありませんでした。しかしなぜかあなたが死んでしまったので私がこうして今あなたの前に出てきたんです。』
「じゃあもしかして元の世界に戻れるんですか?」
と質問すると女神様は
『いいえそれは無理です』
と無機質な声で答えてきた
「えーとじゃあどうすればいいんですかこれから俺は」
『あなたにはこれから2つの選択肢があります1つ目は輪廻転生です。ただし今までの記憶が全てなくなってしまいますが同じ世界に生まれることができます。
2つ目はここで違う別の世界に転生することです。』
「・・・きたー!!!」
思わず俺はそう大声で叫んでしまった。実は俺が愛読しているラノベにも異世界転生者や異世界へ転移してしまったの話なんかはよく愛読していたので正直憧れはあっただけど実際にそんなことになると思わなかったので心の底から叫んでしまった、だってしょうがないじゃいじゃないか。
女神様はちょっと呆れた俺を見てきたがすぐに説明を再開してくれた。どうやら俺が転生する異世界はよくある剣と魔法の世界で今までの記憶をそのまま持ったまま転生させてくれるそうだ。一通り説明が終わると女神様への質問タイムに変わった
「あのよくあるチートスキルとかってもらえるんですか?」
『あまり強すぎるスキルなどは与えることはできませんがある程度はできます。しかし与えられるのは1つか2つだけですのでよく考えてから決めて下さい。』
俺は黙って慎重に考えた。(せっかく異世界に転生できるんだからどうせなら魔法覚えたいだけどいきなり魔法が全て使えるようになりたいなんて言っても多分無理だろうから何がいいかな?)考えた結果
「じゃあ女神様魔法全属性適正と隠蔽の魔法が使えるようにさせてください。」
『構いませんがなぜ魔法全属性適正なのですか?他にも様々なスキルがあるのに』
「俺の考えだと全属性適性を持っていれば魔法が全部覚えられるのではないですか?」
『よくわかりましたね確かにある程度の練習や勉強したりすれば覚えることができますがなぜ隠蔽の魔法なのですか?』
「これは簡単です。予定では赤ん坊の時から魔法の練習をしようと思っているので、下手なことをして目立ちたくないんですよ。」
『なるほどよく考えてますね。分りましたではその2つを転生特典としてあなたに与えます、では次にどういった家に生まれたいですか?』
「あの〜もしかして生まれてくる家も選べるんですか?」
『もちろんです。しかし王族などの位の高い所に転生させることはできませんがある程度はできます。そのかわり環境が良くなるにつれて試練を受けてもらいます。』
「その試練はどういったものですか?」
『それは転生してからのお楽しみです』
(マジかーそりゃー世の中そうそう上手くいかないよなーそれならしょうがないか。)
「わかりましたちなみに魔力を上げられるんですか?」
『もちろんですよ。子供の頃から魔法の練習をすれば魔力を上げることができます。』
「分りましたありがとうございます。」
『それにしても本当によかったです。』
「何がですか?」
『私の管轄しているところで、このようなイレギュラーが起きてしまったのは初めてでしたので一時はどうなることかと思いましたが、死んだのがあなたのような人でよかったです。』
「あはは・・・そうですか、俺も女神様があなたのような人で良かったと思いますよ。」
『お世辞がうまいですね。まだ転生までは時間がありますから他に聞きたい事はありますでしょうか?』
「じゃあどういう世界なのかを聞いてもいいですか」
『はじめに話した通り剣と魔法の世界です。さらに人だけでなくエルフ、ドワーフ、魔族悪魔といった人間以外の種族もたくさんいますし、魔物や龍などもいますよ。
ちなみに、あなたが転生するのはスイード王国と言う王国のどこかの貴族の家です。
他にもその世界には4つの国がありその周りに魔族が支配している国があります。さらに精霊や悪魔などが支配する世界もあるので楽しみにしてくださいね。』
「はい楽しみにしています」
と20分ほど俺は女神様と楽しくお話ししていると突然体が光りだした。
『どうやら迎えが来たようですね。ではこれでお別れです。あなたとの会話はとても楽しかったですよ。もし困ったことがあったりしたら教会に寄ってください。お祈りを捧げれば数分ですが私と会話ができますので。』
「本当にありがとうございます女神様。落ち着いたら必ず教会に行きますね。」