表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒髪だからと罪を着せられ奴隷にされた『元ギルドの受付嬢』黒髪青年に助けられチート魔法で『冒険者』生活満喫中! その頃、元いたギルドは大混乱!  作者: なつきコイン


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

38/55

第31話 レベルアップ

 初めて本格的に狩をするため森に入り、シルバーウルフを消し炭にして倒したら、ファンファーレがなり、レベルが上がったと知らされました。


 これは、いったい、何事でしょうか?


「レベルが上がったと聞こえたのですが?」

「あ、やっぱり。ミハルにも聞こえたんだ!」

「何のことでしょうか?」


「多分、僕のステータスのレベルのことだと思うんだけど、ミハルにも聞こえたのはなぜかな?」

 あれだけ大きなファンファーレが鳴れば、誰でも気が付くと思うのですが、マーサルは何やら確認しているようです。


「確認してみたけど、やっぱり僕のレベルがLv.6に上がっていたよ」

「レベルって、前に話していた、能力値が見られるステータスに関係したやつですよね?」

「そうだね。レベルが上がったことにより、魔力は既にカンストしてたけど、その他の能力値が大幅に上がっているね」

「そうなの・・・。流石はチート。羨ましいわ___」


「それなんだが、どうも、ミハルもレベルアップしたらしい」

「え?私にはレベルとかないと思うけど?」


「それが、レベルの説明を見ると、

 ・魔物を倒すと経験値が入り、一定数貯まるとレベルアップする。

 ・パーティで倒した場合、経験値はメンバー全員に分配される。

 と、なっているんだ。

 つまり、僕とパーティを組んでいるミハルにも経験値が入り、経験値が貯まればミハルもレベルアップするということだと思う」


「ということは、私も強くなっているということ?」


「多分。そうだと思うけど・・・、自覚はない?」

「そう言われれば、体が軽いような___」


 私は試しに、手に持ったグレイブを振ってみます。

「おー。軽々と振れるわ!」


 今まで持て余し気味だったグレイブが、体の一部のように自由に扱えます。

「これならシルバーウルフでも、攻撃を当てられるかも!!」


 ブンブン振り回してみますが、全く疲れを感じません。


「レベルアップって凄いのね!魔獣を倒せば、もっとレベルが上がるのよね?早く次を見つけましょう!!」

「レベルアップの効果が実感できてよかったよ。僕も剣の扱いが上達したようだし、次にいこうか」


 私たちは魔獣を探しながら移動します。


 少し移動すると、ホーンラビットを発見しましたが、これは、マーサルがアイスアローの一撃で仕留めました。

 レベルアップを期待したのですが、レベルが上がることはありませんでした。

 魔物の強さにより、得られる経験値は違うようです。

 それに、レベルが高い程、レベルアップに必要な経験値は多くなるそうです。


 その後ホーンラビットを五羽狩ったところで、ファンファーレが鳴り、レベルが一つ上がりました。


 レベルが一つ上がった程度では、体感的に強くなったことを実感しづらいですが、ステータスの数値は上がっているそうです。


 そして、しばらく歩いて、ようやく一頭でいるシルバーウルフを見つけました。

 さあ、先程のリベンジです!!


 私は隠れ身で気配を消し、シルバーウルフに近付くと、グレイブに力を込めて斬りつけます。

 最初の戦いが嘘だったかのように、グレイブの刃は、シルバーウルフの首を切り裂きます。

 シルバーウルフは抵抗することもできずに、そのまま絶命してしまいました。


「やったわ!!」

「一撃とは凄いな___」

「というか、拍子抜けよ!もっと手こずると思っていたから___」


 ここで、ファンファーレがまた鳴り、レベルが一つ上がりました。


「また、レベルが一つ上がったわね」

「これで、Lv.8だな」

「このファンファーレ、周りに人がいないからいいけど、いたらビックリされるわよね___」

「ん?他の人には聞こえないと思うよ」

「あんなに大きな音だもの聞こえるんじゃないの?」

「あれは、頭の中で鳴っているから、自分以外は聞こえないよ」

「え、そうなの?そう言われれば、そんな気もするわね___」


「だから周りを気にする必要はないんだ。周りを気にし過ぎると、逆に不審に思われるよ」


「もしかして、マーサルには、レベルアップ以外の音も聞こえているの?」

「あははは。まあ、そうだね・・・」


「何が聞こえているのよ!」

「んー。ないしょ!」

「教えなさいよ!!」

「後でね」


 結局マーサルには詳しく教えてもらえませんでした。


 その後も私たちは魔獣を倒しまくり、Lv.10になったところで狩を切り上げ、ギルドに向かうこととしました。


 ホーンラビット十二羽、ファングボア四頭、シルバーウルフ三頭。

 さて、これだけの数の魔獣。いったいいくらになることやら?楽しみです!!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ