簡単な用語説明
3話構成で前作で未登場の設定を補完しました。
以下は簡単な用語の説明です。
・レムテル
妖術の一種で、身に纏う鎧を発現させ身を守るだけでなく、岩をも砕く力と高い俊敏性が得られる。
もともと1つのものだったが強大すぎるために8つに分けられた。
なまって「錬纏」とも呼ばれる。
(例:彼は──を纏って、車を叩き潰した)
・バルド
所持者の強い感情を根源とするレムテルの「燃料」となる信頼などの感情を注ぐ人間。
著しく信頼を損なったり、死亡した場合はレムテルが発動できなくなる。
生涯で1人に限られる。
(例:彼の──は、幼なじみの彼女です)
・真覚醒
8つに分けられ、弱体化してしまったレムテルに振り分けられた特殊能力。
その習得には並ではない経験を要する。
自然の要素と動植物の組み合わせを参照して設定されている。
(例:彼のレムテルは戦闘向きの──を持っている)
・景
レムテルを持つ人間の背に現れる紋章で、8つそれぞれ模様が異なっていて識別ができる。
特殊な手段でないと人間には目視出来ない。
目にした者に息を飲ませるほどの魅力があるが、ある状態になると一転して恐ろしいものに変貌する。
(例:──を背負っていた彼は、レムテルを持っている)
・景明の術
景を目視可能にする妖術。
稀に生まれつき身に着けている人間もいる。
(例:──で、相手のレムテルを見破った)
前編、中編のあとがきで真覚醒の設定は別記してあります。