冴えない男
ここは、人々の夢と妄想の狭間にあるコビトの世界。
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神子様のもとで皆暮らしている。
俺は、ポヤポヤ村の冴えない男で、先日、とある男に出会ったことで、前世を思い出したのだ。
ラノベで読んだような、チートとか期待したけど、全く無かった。
泣ける。
まぁ、それは仕方ない。人であっただけマシである。
そんな事より、今、問題なのは……。
そう。この男だ!
前世の記憶を取り戻す、きっかけを与えた男。
出会いは至ってシンプルだ。
俺は、引きこもりな性格で、神子様からいただく評価ポイントも、この作家と同じ底辺だ。
評価ポイントの高い、能力のある奴等は、忙しい生活を送っている。
しかーし、俺には時間があるのだ。
フッふふん。
優雅に村を散策して、橋の上から川のせせらぎに耳を傾けていた時だ。
何かの訓練なのか、黒装束の何人ものコビトに追われ、難なく攻撃をかわしているイケメンスターが現れたのだ。
おやん? と見ていたら、流れ弾がこっちに飛んできて、見事爆風に飛ばされましたとさ。
川の水面に顔面着水!
全治2週間の怪我を負ったのだ。
プカァ。
それを、大爆笑しながら助けたのが……いや、元はと言えば、お前が原因だが、まぁ、仕方ない。追われていたイケメンが助けてくれた。
そして現在。
ズーズーしくも俺の家に居候しているのだ。




