プロローグ7
「あの………ここには友達と来ているんだけど……………途中で誰かに合わなかった」
「………そう言えば途中で女の子が倒れていたから、家に送っておいたぞ」
とりあえず無事だった見たい
「ちなみに記憶は消してあるから、ここでの事は夢だと思っているだろう」
それが一番の処置だろう
「ねぇ聞いていい」
「答えられる事なら」
「魔法書って何?中を見たけど何も書いてないの」
「魔法の書とは願いが一人に付き一つだけ叶う書…………もちろん制限はあるが………………」
「もし悪い人が手にしたら…………」
「………世界征服も可能だが………さっき制限はあると言ったよな………その願いは通らないと思うよ」
「………誰が決めているの」
「………この書を作った神様的な人達、多分通さないと思うよ」
神様的な人達…………人間………なのか………
「ちなみに書は全部で7冊、それぞれに色があり、万理が手にしたのが黒の魔法の書」
「後の場所はわかっているの」
「一つは分かっているが、後は行方不明だ」
「………それは何処に………」
「そのうちにわかるよ」
気がついたらもう一階にいて玄関が見え……
「万理止まれ………」
てき誰かが前に立っていた
「あれは誰なの?」
「多分………魔法の書の持ち主と、その横にいるのが願いの形………万理、私の後に隠れてなさい」
言われるままに後ろに隠れると同時に声が聞こえてきた
「隠れた少女が黒の魔法の書の持ち主ですか」
「そうだが……貴様は誰だ?見た所、魔法の書の持ち主と見たが」
「そうなりますかね………魔法の書を分け合って集めている者です……単刀直入にいいます……痛い目を見たくなかったら魔法の書を渡してください」