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万里と魔法の書  作者: みー
プロローグ
6/24

プロローグ6

「私は………それより外が騒がしいな……少し待っていろ……片付けてくる」


そう言うと女性の姿が消えた


ってあれは何だったんだ


まさか本の中から出てきたのか?


「黒の魔法の書………何処に行った」


辺りを探すが見当たらない


「待たせたな………外の奴らはあらかた倒して来たぞさあ聞きたいことがあるんだろ」


「あなたは何者なんですか」


「私か………貴様は確かマリだったよな」


「…………どうして私の名前を……」


「それくらいは知っている………マリ……黒の魔法の書に願いをしたよな」


した覚えはないが…………


「……………した気がする」


話が進まない気がしたからそういう事にした


「確か私を助けてくださいだったかな」


そんな事を言った気がする


「だから出てきて助けてやった、いわいる願いの形が私だ」


願いの形………何それ………


「ちなみにこの姿もマリの願いから来ている」


はい?はい!願いから来ている?私ってこんな変な願いがあるのか……全裸の………いや……違う……筈…………


「一様願いは叶えてやった……そろそろ戻してくれないかな」


えっ?勝手に出てきたんだから、勝手に戻ればいいのに


「…………知らない……戻し方なんて知らない」


「は………知らない?馬鹿じゃないの!知らないのに呼び出すなんて」


「何を言っているの!知らないものは知らない!勝手に出てきたんだから、勝手に戻ればいいじゃないの!」


大声で叫んでいた


「………ごめん………少し言い過ぎた……さあどうしようか………」


女性は顎に手を当てて考え事を始めた


(もしかしたら夢なのかもしれない、目が覚めたら何時もの天井が見えるかもしれない)


「仕方ないか……マリ………戻し方を探してくれないかな……見つかるまでマリについていてやる」


はぁ………ついていてやる……傍から見たら憑かれているって感じ


「なあ私以外には見えていないのか」


「魔法の書に触れない限り見えない」


「そうなのか………」


「マリ………とりあえず外に出ないか………ここは嫌な空気しかしない」


「そうしようか」


私は恐る恐る部屋の外に出た















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