襲撃15
(やばい触りに来ているなんとか距離を取らないと)
離れようとしているが死神姫との距離が離れない
「シラユキ逃げていては私は倒せないぞ」
どうする………死神姫の言う通り…………しかしこれは奴の挑発……………近づけば確実に………………………だったら………苦手だけどやるしかない
死神姫は少し離れた所にいる
氷お姉さんと黒兎はこっちに向かってきている
今しかないが………出来るだろうか
昔を思い出す…………あれは………
私と氷お姉さんには当たり前だが師匠がいる
名前は吹雪姫………かなり怖い師匠だった
そんな師匠に聞いたことがあった
「師匠聞きたい事があるんだけど」
「なんだい馬鹿弟子二号」
師匠は私の事は馬鹿弟子二号と呼んでいる
因みに氷お姉さんは一号らしい
「近付けない敵がいたらどうすればいいの」
「馬鹿か……速攻で近づいて斬る」
いかにも師匠らしい答えが返ってきた
「それも出来ない敵なら」
吹雪姫は呆れたように両手を広げて
「馬鹿弟子二号は…………そんな敵がいるとは思えないが………まあ百歩………いや一万歩譲っていたとしよう………教えてやるから有り難く聞くと良い」
「わかりました」
「魔法だよ」
「まほう?」
剣一筋の師匠から意外な言葉が出てきた
「馬鹿弟子二号は知らないのか」
「勿論知ってますよ」
知っているがあれは映画や漫画の中だけの存在で実際にあるとは思っていなかった
「知っているか、馬鹿弟子二号なのに」
「…………私…魔法なんて使ったこと無いし……師匠は使えるんですか」
「使えない!使う気も無い!知ってるだろ、私は剣一筋だ」
あまりにもきっぱりと言うから怒りが湧いてこない
「 でも多分覚えられないと……」
「覚えるなら火の魔法がいい」
「だから覚え………」
「早速魔法の練習を始めるぞ」
こっちの話はまるで聞く気が無いみたいだし、もう魔法を覚える事は確定しているみたいだ
こうなったら諦めるしか無い
こうして地獄の練習が始まった
詳しくは書かないが……………違う…………思い出したくない…………あれは本当に地獄だった
「何をぼーとしている」
気がつくと死神姫がこっちに向かってきていた
距離よし、風向きより、相手に気づかれないように詠唱を始めると手の先に小さな火の玉が現れたのを死神姫が気がつくと
「貴様!魔法が使えるのか!やばい!」
「死神姫もう避ける事は出来ない!喰らえ火の玉」
手から離れた火の玉が死神姫にぶつかると爆発した
それを見ていた氷お姉さんと黒兎が合流すると
「シラユキ……魔法が使えるのか」
「まあ……使えるけど………」
あんなに地獄の練習したのに使えるのは最弱の火の玉の魔法、さらに一日一回だけ……………………
まあ師匠には感謝はしている
こうして役に立っているんだから
黒兎は白兎の方に向かっている
「倒したんだな」
「多分………直撃したし………」
その直後煙の中から
「今のは効いたよ、やばかったな、守るのが遅れたら殺られていたかもな」
ダメージを受けた死神姫が現れた




