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1「ここは…」現状把握、主人公

「ここは…」


  瞬きよりはるかに短い一瞬、視界が黒くなったと思えば森の中にいた。


(地球ではない…)


  周りの風景、匂い、見知らぬ植物。様々な情報からここが地球でない事を見抜く。


(何故…)


  ここに飛ばされたであろう原因を探る。

  召喚などの人為的強制転移。

  しかし、その程度なら察知、ものによっては回避(召喚陣からの脱出など)できるため、これは違う。

  他にも推測はできるが…


(まあ、体に異常は無い。原因はどうでもいい)


と、スルー。

  そして、


(ふむ…)


  地球に戻ろうとも思ったが、帰り方など分かるはずもなく、この世界に勇者召喚があったとして、逆に送還ができるとも限らない。

 また、できたとしても自分がいた世界に戻れるとも限らない、ということで断念。

  あちらには自分の命以上に大切にしていた仲間がいるのだが…


(いなくなった時のことは念のため、伝えてある)


  自分の身を守ってかつ、部下を守ってでも、お釣りがくるくらいには育ててある。

  いざ、何処かの国と全面対決になっても圧倒できる程度には武力や財力もある。

  心配あるまい。


(特にやり残したことも無い)


 ならば…


(こちらで生きるか)


  こうして、ここで生活することを決めた。

  ちなみに、ここまでの思考で掛かった時間は、コンマ2秒…人外万歳。

  異世界出身・史上最強の生物、何でも屋、上本イツキはここ、アーノスに降り立った。


***

*暇があったら読んでみてください


 *上本イツキ*

(かみもと いつき)


  帰ることをあっさり諦め、異世界アーノスで生きていくことを決めた、本主人公。

  圧倒的な戦闘力を持ち、一対一では勝てるものなしと言われている(地球での事)。

 細身の体からは想像もできない、人外な身体能力と、それを完璧に制御しきる技術をもつ…人間なのかすら怪しい。


地球に現存する、様々な技術知識を習得している。

 武術や剣術などの戦闘用や、鍛治、裁縫に料理などの生活用に、医療、電気工事や銃器の作製法、様々な計算式。

ゲームソフトの作成、音楽に盆栽等必要かどうか分からないものも合わせて、例を挙げればキリがない程ある。

 そんな技術知識で、自分の異常な体を99%把握、制御している。


  イツキがいた地球では、一部の人間のみだが龍や吸血鬼、人狼や九尾狐など空想の生物が少し確認されている。そのためイツキは人では無い、と囁かれていることも。


  イツキは何でも屋をしていた。所謂裏社会で。(空想の生物を認知している一部の人間は裏側の者たちのことである)

  ペットの散歩や家の片付けから、暗殺・企業潰しなど、おかしなものから裏っぽい依頼まで、文字通り何でもやっていた。


 異世界の存在は極々僅かな人間のみだが確認されており、実際に召喚された者がこちらに帰ってきたことも数回ある。

 その全員が異常な力を持ち、銃弾を弾き刃を通さない肌をしていたりなど、一般人だった者が超人になっていたのだ。

 力に酔って暴れそうになったり、表の人間に事実が明るみに出そうになったため、そういった者達は処分されている。

 他のものでは全く歯が立たないため、主にイツキ達が担当していた。

 そのせいで、イツキは召喚された者なのでは、という憶測が流れたが、イツキが鍛え上げた他の仲間も一度殺していることから、自力でそこまで強くなったと判断された


  殺人に忌避感はなく、身内の者以外の命はすべて平等(邪魔だから抜く雑草、目障りだから殺す虫の様)に低くみている。

 ただ、面倒ごとが起きるために、所構わず殺しまくったりはしていないが。

  その代わりという様に、身内に対してはものすごく過保護で、身内が害された際に、関与していた国を一つ、潰すほどの報復をしたこともある。

 その身内が、イツキがしていた何でも屋の幹部であり総数は10名。

 全員イツキが鍛え上げたため銃弾を避けるなど当たり前、最速で1秒未満で100mは進むという、十分人外になっている。


※のちに、設定を追加するかもしれません。また、話の中でイツキの能力などの説明も挟んでいきます。

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