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A面マコトとフミヤ

社員寮五階角部屋、六畳弱の洋室。若い男性と青年

「君がマサキ兄さんの遠縁の親戚だって子かい?」

「はい。マコトです。お兄さんは?」

「フミヤって呼んでくれ。マサキ兄さんには新人の頃から世話になりっ放し」

「面倒見の良い方ですからね」

「一匹狼気取ってる割には他人の世話を焼きたがる性格なんだよなあ」

「確かに」

男性、青年と距離を詰め小声で話す

「マサキ兄さんの事、もっと知りたいかい?」

「何かご存知で?」

「マサキ兄さんには内緒に出来るかい?」

「勿論です」

男性、部屋の隅にある段ボール箱を開け、中からアルバムを取り出す

「そんな所にアルバムが有ったんですね」

「今から二十年近く前から数年間の写真だと思う。白黒だったりカラーだったりスナップもあれば大判もある」

「マサキさん、若いなあ」

「こんなにスリムでハンサムだったとは考えられないな」

「一緒に写ってるアヤノって女性は彼女でしょうか?」

「これだけ方々連れて歩いている上に、名前まで書き残していれば彼女に違いないだろう」

「仲良さそうですね」

「心底楽しそうだ。それにお似合いのカップルだ」

「もう付き合っていないのでしょうか?」

「それは本人に聞く訳にも行かないから想像するしかないな。誰だって他人に知られたくない過去を抱えているものだから」

階段を昇る足音。アルバムを元通りにする男性。

「くどい様だけど今日の事は誰にも言うなよ」

「約束します」

「じゃあ今日はこの辺で」

「また今度」

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