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第二十三話
腐っているのかと思うほど、もろい木で出来た扉をあけると
ぎぃぃぃと怪しい音がなった。
顔だけ中にいれ、様子をうかがう。
内装は怪しさを一層まし、店内にはたくさんの小物がたくさんあった。
ピエロが飛び出すびっくり箱。
まぬけ顔の太陽、その周りにいる小人。どれも意味のわからないものだった。
ふと、気になった小人を手に取った。
「触ったらだめだ!」
思わず小人を床に落としてしまった。
「あ〜落としてしまったか。それでなに、君達は何しに来たの?」
出てきて早々、早口で喋り出す男。
深緑や茶色や黒を使った帽子。
なんというかこう、カビのようだ。
突然の登場に僕たちは呆気にとられていた。




