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3.5話 

男はビルの屋上でライフルを横に置いてひっくり返っている。

ザザッ──

砂嵐ばかりを流していた無線機が音を拾い始める。

「こ…は、きん…応答せ…」

そばにいた持ち主は無線機を拾い上げダイヤルを回し、周波数を合わせようと試みる。

ガガッ

「こちらはキング、オウル応答せよ。」

と男の声が鮮明に聞こえるようになる。

「こちら、オウル。状況は?」

「連中はわざわざ潰しに来てくれるらしい。配置に着いてくれ。」

「了解、ジョーカーはどうなりました?」

「想定より多少少ない程度だ、ある程度見たが量が減った分若干脆くなってると見て構わん。まぁ、メーカーは少なくなった分質の方を上げてくれるそうだ。」

「なるほど、そこは感謝しなければですね。では」

「はいよ」

と言い若い男─キングの声が砂嵐の中に消えていく。

「さて、今回はどんな想定外が起こりますかね?」

つぶやきつつオウルは伏せの体勢に切り替え、ライフルを構える。

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