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6.もうゲロの話はやめます


 さすがにもうゲロの話は終わりにします。


 実は2話目あたりから落とし所を探してました。

 早めにたたんでしまいたい。しかしたたみ方が分からない。オチはどこだ。マジで探しました。


 普段なら完結まで書いてから投稿するんですが、完全にノープランでゲロってしまいました。


 この作品、ちょうど80作品目なんです。8っていったら末広がりだし、なんか節目になるような作品とかを投稿しようかな、なんて考えてたんですけど。


 まさかゲロを広げることになるとは思いませんでした。


 さすがに下品だし、初の検索除外作品にでもしようかなとも思ったんですが、試しにゲロで検索したところ自分の作品も含めて340作品もゲロ作品がありました。ありふれてましたね。


 やはり世界はゲロであふれているようです。


 正直ね、小学生じゃあるまいし、ゲロだなんだと騒ぐのって……ちょっとねって感じだったんですけど。吐いたら吐いたですっきりすることができました。


 とりあえず、これであと数年は心穏やかに過ごせるかな、と思っています。


 え? オチ?

 そうなんですよ、オチをつけなきゃなんですよね。ゲロだけにね。


 なんていうかまあ、オチというよりも総括っぽい感じになりそうなんですが。


 ちょっとね、むかつくやつのゲロを片付けてるうちに、吐きそうなくらいむかついちゃってたんです。要はもらいゲロってやつですよ。


 で、こうやって文字(ゲロ)にしてるうちに冷静になってきたら、そもそも自分の仕事はゲロを吐いて売る仕事じゃなくて、人の吐いたゲロを片付けて金もらってるんだし、しょうがねえかって思えるようになりました。


 そう思うと楽になったんですよね。


 管理職って部下のゲロを片づけんのが仕事だし、だからまあ給料の範囲内なのかなって思うことにしたんです。


 もちろんゲロ吐かない部下が来たらラッキーですよね。でもまあ人事なんてガチャですから。

 ガチャってのは配給元に利益が出るように期待値が設定されてるもんですから。

 ハズレてなんぼって思ってないと精神破壊されちゃいます。


 もっと成長してほしいと思う期待すらパワハラだなんて言い出すのもいる世の中ですからね。

 だから基本、期待はしません。


 下を使い物になるように育てるのが上の人間の仕事なんだと認識してるんですが、正直これからの時代の育て方ってやつにはまだ順応しきれてないのが現状です。


 本当に世の中にはいろんな人がいます。


 人に向かって平気でゲロを吐きかけるくせに、人から吐き返された途端、被害者ヅラするようなやつとか。


 誰彼構わずゲロを飛ばしてないとまともに仕事できないやつとか。


 特定の誰かをターゲットにしてゲロをぶつけてないと仕事できないやつとか。


 嫌になります。


 でもみんなそんなすごいのを職場に抱えながら頑張って仕事してんだよな、すげえよなって本当に尊敬します。



 あ、あなたのところもですか?

 そりゃあ大変ですね。お疲れ様です。

 いやいや、そんな謙遜しないでくださいよ、立派ですって。頑張ってますって。偉いですって。

 誰も褒めてくれなくっても私が褒めますよ。

 すごいっす。素敵っす。かっこいいっす。



 と、まあそんなこんなでさ。



 ゲロを吐く人がいて、ゲロを始末する人がいる。


 誰かの吐いたゲロに価値を見出す人がいて。


 その人にとってはゲロがセロになる。


 たまにもらいゲロしたら、背中をさすってくれる人がいて。


 誰かがゲロをしてるのを見かけたら、背中をさすってあげようかななんて、考えてみたりする。



 そんな、ゲロがあふれた世界の日常。


 それが私の生きる世界。



 どうっすかね。

 こんな感じで終わりにしたら、ゲロがキラキラしたものに見えてきたりしませんか?


 んなわけねえか。



 おしまい!

たくさんゲロ散らかして本当にすんませんっした!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 単なるお下品な話かと思って読み始めたら、予想外に深い話になっていき驚きました。 [一言] 以前、終電間際の電車内でドア付近で座り込んでいたサラリーマンが降車駅に着いたらしく立ち上がったので…
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