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たった一つ その色達が

作者: 岳胡舞

初投稿です。

初心者なので、暖かく見てくださると幸いです。


ページの先は私を安心させてくれた

怒りを鎮めてくれた

仲間に出会えた

喜怒哀楽を教えてくれた

素敵な思いをさせてくれた



今日もページをめくる

黒ずんだページ、何回読んだ事だろう

昔読んだ絵本は、母に読んでもらった思い出

パリッと古紙をめくる音

劣化した本は時代を超えてやってきた

綺麗な表紙の本は、

読んだ事のない未知の世界



今日もページをめくる

翌る日も翌る日もめくったページはいつのまにか、色鮮やかに。

私の思いが詰まった一冊に

家の昔からある絵本は

ずっと昔、生きていた祖父母達が周りにいる様で



今日はページをめくらずに、

自分の思いを届けるために、ドアを開く

風が体を燻る。


この風に乗せて想いを飛ばそう


その青空には一つ、紙飛行機が飛んでいく



私は願う。


美しい異世界の雰囲気に


悍ましい、絶望の色に


涙の滲む、その一瞬に


輝く黄金色の風景に


光る、美しい水面の輝きに


沈む、見たことのない夕日に


どんな物よりも輝く、友情に


時を超えたプレゼント《物語》に


笑みが広がった、君の顔に


たった一つ その色達に








                                     色鮮やかな未来が在ります様にー

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― 新着の感想 ―
[良い点] 翌る日も翌る日もめくったページはいつのまにか、色鮮やかに。 この言葉に至るまでと、 至った後の表記も含めての「この部分」が素敵です。 [一言] 白い紙の上に黒で記された活字が描く 色とり…
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