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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

ギロチン(処刑台)少女の受難。

作者:七星北斗
 私達は道具(しょけいきぐ)だ。

 もうこんな使われ方はやだ。

 見たくもない顔、聞きたくない声、感じたくない感触。

 私達は処刑器具だから、そんな理屈聞きたくない。

 私は普通に生きたい。

 処刑器具でありながら、人の容姿を持つギロチンちゃん。

 好きな人は死刑囚だった。まだ幼く、顔見知りである。

 なんの罪も犯していないのに冤罪で捕まり処刑を言い渡された。

 殺したくない、だけど、私は処刑器具だ。

 妹の電気椅子は、人を殺すのに喜びを感じている。

 結果をいえば、私は彼を殺すことができなかった。
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2021/07/09 00:17
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