遭難と逃走と謎の洞窟と。
遅くなりました!
申し訳ございませんでした!
それから暫く俺は考えた。
まずこれからの方針だ。
取り敢えずは人のいる街だの村だのに
行って、この世界で生きる術を学ぼうと考えた。
大雑把ではあるがこれからの方針が決まった俺は人里目指して歩き出した。
歩き始めてから約1時間、俺は草原から
森の中へと入った。
その森は大きな木が沢山生え、川も流れてる穏やかな川……の筈だった。
迷い込んだ森は霧がかかっておりジメジメとしたまるで湿地帯なのような森だった。時折動物か何かの遠吠えが聞こえてきた。どうやらこの森にも野生の動物などは住み着いているようだ。
そして森を彷徨っているうちに少し開けた場所に出た。そこには体色は赤色
人の半分ほどの背、そして醜い顔をした
生物。そうそこには異世界の魔物を代表するゴブリンが10匹ほど集まっていたのだ。俺はその時気づかずにドンドンと
ゴブリンたちの方に進んで行ってしまった。そして……
『ゴギャーッ!!ゴエッ!!』
と俺の姿に気づいた一体が騒ぎ始めた。
その一体の声に気づいで他のゴブリンたちも声を上げて威嚇し始めた。
まずい状況だ。
俺は今丸腰の状態だ、対してゴブリンたちは木製の棍棒などで武装をしている。
俺は剣道をやっていたから棒か何かあれば何とかなったかもしれないが周りを見た限り使えそうなものはあたりには落ちてなかった。そして遂に、
『ゴギャーッ!!!』
ゴブリンたちは俺に襲いかかって来た。
俺は逃げた。逃げて逃げて逃げた。
ゴブリンたちから無我夢中で逃げていると途中でうまくゴブリンたちをまくことができた。俺は一安心と近くにあった木にもたれかかった。が、
『ギーッ!!ギョギーッ!』
木だと思っていた物は不気味な声を発して動き始めた。
俺はまた逃げた、とにかくここから出ようと思い必死に逃げた。
そして俺は幸運にもまた逃げることが出来た。俺は周りをよく確認して地面に座って休憩することにした。
ちょうど息が整って来た頃に
『汝よ……我の元に』
という声が聞こえて来た。
俺はまた何かに襲われて逃げることになるのではないかと不安に駆られた。
だが、ここにいてもここを脱出出来るわけでもないし、もしさっきの声が人の声ならば自分は千載一遇のチャンスを
無駄にしたことになる。もしそうなったらここを脱出できる確率が今よりもさらに落ちてしまうことになる。
俺は悩んだ末にその声のする方向へと
進むことにした。
途中歩いている時に何度も
最初と同じように『汝よ……我の元に』
という声が聞こえて俺は導かれるように
して進んで行った。そして、俺は大きな洞窟に到着した




