前世と事故と転生と。
前回の作品の改訂版です!
これからもよろしくお願いします!
「……悠…、……悠人、悠人!!」
「なんだよ、まだ寝かせてくれよ……」
「あんた何寝ぼけてるの! 今日はテストの日でしょ!」
テスト……?
あーーーーーーーーーー!!!!
「やばっ!!」
最悪だ……昨日遅くまで新発売の異世界ラノベ読んでたからだ……
俺はベットから飛び起き急いで学校に行く支度を始めた。
部屋に掛かっている時計を見ると時刻は朝の8時を指していた。
テストが始まるのは8時半から、それ以降は遅刻とされてしまう。
しかし、家から学校までは自転車で20分はかかる。
俺は支度を済ませ、朝食も取らぬまま自転車に乗り急いで家を出た。
途中で大きな十字路に差し掛かった俺は、テストのことが頭で一杯で不注意だった。
信号が赤である事に気付かず、猛スピードで自転車を漕いだ。
そして、
「キィーー!ドンッ!!」
大きな衝撃が俺の身体を襲った。
そして気づくと俺は道路に倒れていた。
体がまるで自分のものではないみたいだ。
体がまともに動かない。
「大丈夫ですかっ!!」
軽自動車から三十代くらいの男性が出てきた。
そして俺は理解した
俺は交通事故で死ぬのだと。
これまでのことがことが思い出された。
これが走馬灯か、そう思っていると俺の視界は闇に包まれた。
「うん……?」
眩しい光に俺は思わず顔をしかめた。
「あれ?」
周りを見渡すとそこは草原だった。
おかしい。
自分は確かに自動車に轢かれ死んだはずだ。
ならなぜ今、俺は立っている?
あれこれと色々と考えているとふとある事を考えついた。
それは、
「ステータスッ!!!」
そう俺はここが異世界であると勝手に推測した。
すると目の前に
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名前 : 風間悠人
種族: 人間?
健康状態 :普通
スキル:刀術 氷魔法 技能王
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俺はこのステータス画面が出て確信した。
ここは異世界だ。
「よっしゃーー!!!」
思わず口に出してしまった。
今までは趣味のSNSも部活でやっている剣道も飽きてしまっていた。
そんな時にこの状況だ。
俺はもともと異世界に憧れていたし異世界転生にも憧れていた。
少し落ち着いてから俺はステータス画面をもう一度見た。
刀術は前世で剣道をしていたからまあ納得できるが氷魔法と技能王だけは分からない。
そもそも技能王ってなんだ?
俺は暫くその場で考える事にした。




