第三章 第二十五話 商王国編25
商王国二番目の街で新月、三日月、無月、ガウェインが進化し、さらには召喚者たち用のお土産であるシルクスパイダーの糸も大量にゲット。あと、ガウェインの使っていた武具が破損したのでダンジョン個体のドロップ品で職人に武具の作成依頼を頼んだ。
ついでに北斗たちウェアウルフ用の予備の武具も頼み、霜葉達は確実に強くなっている。だが、肝心の元の世界に帰るための情報は全く手に入っていなかった。帰るために必要であると予想している【召喚魔法術】や【時空魔法術】に関しての情報すら手に入らない。
とは言え、霜葉は全く焦っていなかった。まだ旅を始めて二国しか訪れていないし、旅自体が楽しいと言うのもある。しかし、召喚者の中には帰りたいと考えている者も居るだろうから、霜葉は気を引き締めて次の街へと向かうのだった。
次に向かう商王国の街は、雪山が比較的近くにあるので気温が低い。もっとも霜葉達は霜葉自身以外は天然の毛皮に包まれているので、寒さには強い。霜葉も前の街で防寒着を作ってもらったので今はそれを着込んでいる。それだけではなく出てくる魔物も寒さに適応した個体が多い。
モコモコな毛皮に包まれている巨大な兎。スノージャイアントラビット
見るからに暖かそうなまん丸い飛ばない鳥。スノーチキン
全身が凍った様な甲殻に覆われているミミズ。アイシクルワーム
口から冷気のブレスを吐く狼。フリーズウルフ
このような魔物たちが襲ってきた。もっとも霜葉達の敵ではなかったが。多少倒すのに苦労したのは大きな図体のアイシクルワームくらいだ。素材は共通の魔結晶の他にスノージャイアントラビットは毛皮とお肉を。スノーチキンは羽毛とお肉を。アイシクルワームは甲殻。フリーズウルフは毛皮が素材として重宝されている。
出てくる魔物でさえも寒さに適応しているこの環境。夜になればさらに寒さが増すので野宿も命がけになるが、霜葉達には関係なかった。野宿する時には【箱庭世界】で寝泊まりすればいいのだから。【箱庭世界】は過ごしやすい気温が保たれているのでいつでも快適なのだ。
「僕たちは恵まれているよね?スキルのおかげで野宿が楽だし」
『ここは過ごしやすいよね!』
『落ち付けます~』
『さ、寒かった・・・』
『大丈夫?お兄ちゃん?』
『兄さんは寒さに弱い?』
『パパのおかげなの~!』
『その通りです』
『『『『主様すごい!』』』』
今日も野宿するために【箱庭世界】に帰還する霜葉達。その際、レッドスケイルベアーの新月はさっさと退化してブルーベアに戻ってしまった。このメンバーで唯一毛皮に包まれていない進化をしているので寒さには弱い様だ。
それから霜葉達は北斗たちと一緒に食事をすることに。今日のメニューはスノージャイアントラビットのお肉を使ったシチューである。白夜に十六夜とルナ、それに北斗たちはおいしそうに食べている。なお、まだ寒いらしく新月はホッパーウールベアの三日月に抱きかかえられている。兄に頼られて三日月は嬉しそうだ。
『そろそろ次の街近くになってきたと思うんだけどね』
『そうですな。そろそろ我々は同行するのは控えた方がよろしいでしょう。目撃されるわけには行きませんのでな』
『主様。大丈夫とは思いますが、十分に気を付けてください』
『うん。ありがとうね北斗』
相談役たちであるガウェインと北斗は明日からは【箱庭世界】で待機することになり、霜葉達は明日の旅に備えて寝ることに。そして、翌日。霜葉は白夜と十六夜、新月たちとルナに金剛一家のメンバーで次の街へと向かっているのだが・・・
『おかしいね?今日は魔物に出会わない・・・白夜に十六夜は何かわかる?』
『何にも匂いしないの』
『音も聞こえません』
『変な感じだ・・・』
『不気味なの・・・』
『さすがに変・・・』
『そうなの?』
朝から進んでいるのだが、魔物が一向に現れないのだ。さすがにおかしいと感じて白夜と十六夜にも確認するが、二人も異変は感じられない様子。
『主様。さすがにこれは異常事態です。今日はもう【箱庭世界】で一日様子を見てはどうでしょうか?』
『『『『なんか怖い・・・・』』』』
『そうだね・・・』
金剛の意見を聞いて、霜葉もその意見に傾き始めたが事態は唐突に動くものだ。
「ギャアォォー!!」
突然前方から雄叫びが響き渡り、霜葉達は一瞬で臨戦態勢へと変わる。
『二人とも何かわかる?』
『前から嫌な匂いといい匂いがするよ!』
『戦闘音も聞こえます!』
『誰かが戦っているのか。よし、助けに向かうよ!』
霜葉は白夜がいい匂いと言ったので助けに行くことを瞬時に決めた。霜葉達は急いで先へと進む。
霜葉達が雄叫びを聞いた直後。その雄叫びの発生地点では、とある商人を護衛していた冒険者たちが商人を守っている最中である。
彼らが戦っているのはフロストワイバーンが3匹。本来なら商人だけでも先に逃がしたいが、最初に接近に気付かずに馬車を引く馬を殺されてしまい身動きが取れない。さらに運の悪いことに冒険者たちの中に魔法術を使える者が一人もいないのだ。弓を扱う者が二人いるが、使っている弓と矢がそれほど強力な物でもなくフロストワイバーンには効いていない。彼らは防戦一方なのだ。
「くそ!なぜこんなところにフロストワイバーンが居るんだ!本来なら雪山周辺や雪山の山頂に居る奴らだろう!」
「リーダー!このままじゃあ全滅するぞ!」
「アトルさん!一か八か荷物を捨てて街まで退避します!最低限の荷物を持ってください!」
「わ、わかりました!?もったいないですが命には代えられません!」
フロストワイバーンはかなりの強さを持つ魔物で、倒すには魔法術師が二桁は必要と言われている。むしろ彼らはよく生き残っていると言えよう。それでもこのままでは生き残れないと判断した冒険者たちのリーダーは一か八かの賭けに出た。しかし、その前にフロストワイバーンの一体が馬車に接近した。
「しまった!?」
「やろう!?お前の相手はこっちだ!」
弓矢を持つ二人が矢を放つが、かすり傷程度しか与えることができない。そのままフロストワイバーンの鋭利な尻尾が馬車を貫くかと思われたその時・・・・
「ホー!!」
突然フロストワイバーン以外の鳴き声が響いたと思ったら、馬車に近づこうとした1匹が真っ黒な槍に胴体を貫かれ、そのまま馬車近くに墜落した。
「な、なんだ!何があった!?」
「リ、リーダー!あれを!」
「なんて綺麗な・・・」
彼らは空を飛ぶフロストワイバーン以外の者を見た。それは綺麗な羽をはばたかせ幻想的な光景に見えた。少しの間それに見惚れていると・・・
「よかった!間に合いましたね」
メンバー以外の聞きなれない声が耳に聞こえ、視線を向けると魔物を引き連れた少年と言っていい外見の人間が居た。
「ま、魔物!?」
「この子たちは大丈夫です!僕は【魔物使い】なのでここに居る子たちは全員テイムした子たちです!」
「ま、【魔物使い】?」
「詳しい話はあとです!今はフロストワイバーンを相手します!すみませんが馬車の護衛は任せても?」
「わ、わかった!まかせろ!」
いくつもの疑問が頭をよぎる冒険者たちであったが、今は目の前の窮地をどうするかの方が先と判断してとりあえず現れた少年の言葉に従った。
「いくよ!皆!まずは【フルブーストワイド】!」
「クォン!」
「ガァル!」
「ぐぅ!」
「まぁ!」
「ぐる!」
「モグ!」
「「「「モグ!」」」」
それからの戦いは冒険者たちが目を疑うような結果だった。空を飛んでいる鳥の魔物がフロストワイバーンを牽制して、地上の狼と虎の魔物が魔法術を行使して傷を与えてゆく。フロストワイバーンたちも攻撃をするのだが、それらは熊とモグラの魔物によって防がれる。
最終的には鳥の魔物が1匹の首を落として、もう1匹は狼と虎の魔法術によって撃ち落とされた。その前に少年が何やら魔法術を掛けていたようだが、詳しくは分らなかった。とにかく冒険者たちと商人は突如現れた【魔物使い】に救われたのだった。
一方の霜葉達は、冒険者たちが思っているほど簡単に勝てたとは言えなかった。やはり空を飛んでいる敵に対して自由に攻撃できるのがルナだけなのが響いたのだ。これが全力戦闘で新月たちや金剛一家も本来の姿であれば違ったのであろうが。
とにかく守るべき対象も居るので、霜葉は戦闘を早く終わらせるためにフロストワイバーンに【フルカース】を掛け一気に勝負を決めた。その結果は言うまでもないだろう。魔物を倒した霜葉は馬車に近づいて冒険者たちに声を掛ける。
「皆さん、大丈夫でしたか?」
「あ、ああ。俺達も依頼人であるアトルさんも無事だ。君のおかげで助かったありがとう」
「「「「ありがとうです!!」」」」
霜葉が話しかけるとおそらくはリーダー格の人が代表して答えた後にお礼を言って、他の冒険者たちもお礼を口にして頭を下げた。さらにはお礼の声が聞こえたのか、馬車から商人も出てきて冒険者たちから事情を聴き霜葉に感謝した。
「もうだめかと思いましたが、あなたのおかげで助かりました。本当にありがとうございます!」
「どういたしまして。それとそろそろ魔物を回収しますので、そちらも被害状況を確認してはどうでしょう?」
「おお、そうですな」
そう言うと霜葉はフロストワイバーン3匹をアイテムボックスへと回収した。冒険者たちの話ではワイバーンは捨てるところがないとまで言われるほど素材が豊富らしいので、流れた血も回収することに。血の回収にはアイテムボックスで血を回収と念じれば残さず回収できたので助かった。
霜葉の方は問題なかったが、問題なのは商人であるアトルさんの馬車だ。フロストワイバーンに馬を殺されてしまい、馬車を引くことが出来なくなってしまったのだ。馬車の中には大量の商品が積まれているためこれらを運べないのは商人として致命的だ。
「命が助かったのにこれでは商人としてやっていくことができません・・・」
アトルさんは途方に暮れている。そんなアトルさんに霜葉はある提案をすることに。
「あの・・・僕の子たちに馬車を牽かせましょうか?」
「え!?できるんですか!?」
「やったことはないですが大丈夫と思います」
幸い馬車と馬を繋ぐ留め具は壊されていないので、調整すれば白夜と十六夜の二人の力で馬車を動かせると霜葉は考えた。力が足りなくとも霜葉には【付与魔法術】があるので何とでもなる。早速、霜葉は白夜と十六夜に頼み馬車の留め具を調整して二人につなぎ、牽かせてみることに。すると馬車は問題なく動くことができた。
「い、命を助けていただいたばかりか商人としても救われました!街へと着いたらお礼をさせてください!私どもで用意できる物であれば、なんであれ用意して見せます!」
感極まった商人は霜葉にそう宣言した。霜葉は今のところ欲しい物は無いので、欲しい物が出来たら利用させてもらいますと言葉にした。冒険者たちも傷などを持っていた回復薬で治して、一行は霜葉達を加えた形で街へと向かう。
進みながら冒険者たちの話を聞くと、彼らのリーダーはブルスと名乗り今から行く街を拠点に活動しているCランク冒険者だと言う。なお、霜葉もCランク冒険者だと言うと驚かれた。商人であるアトルさんとは古い付き合いでよく護衛依頼を頼まれるとのこと。
さらに霜葉は次の街のダンジョンについて聞こうと考えたが、さすがに護衛依頼中に話が長くなることを聞くのはまずいと気付いて、どうせ今日は野宿することになるだろうからその時に聞こうと考え直した。そして、日が沈み辺りが暗くなる前に近くの岩場の陰で野宿の準備を済ませるのだった。
霜葉は召喚者たちに造ってもらったテントを二つ用意した。これは一つは金剛一家用にと思ってのことだ。テントの中に寒さ対策に毛布を何枚か置いて、霜葉は次に食事の用意を始めた。食事は大き目の鍋で昨日に続いてスノージャイアントラビットのお肉入りのシチューだ。昨日と違う点はお肉を肉団子にして入れたことだが。
大き目の鍋でこの場に居る全員が食べられるほどの量を作り、全員に器を配ることに。ピンチを助けてもらい食事まで用意してもらったことにブルス達もアルトさんも恐縮していたが、霜葉にとってはどうせ白夜たちの食事を用意する必要があるので、多めに作っただけと言う感覚なのだが。ともかく、作ってもらった物を全員で食べることに。
「あ~温まるぜ・・・」
「まさか、野宿でこんなうまい飯を食えるとはな・・」
「あったかい料理なんて、俺らには無理だしな・・・」
「・・・・・(無言で食べ続ける)」
「すまないなソウハ。助けてもらって食事まで・・・」
「どうかお気になさらずに。この子たちの食事を作らないといけないので増えた所で変わりませんよ?」
そう言って霜葉は食事をしている白夜たちを見つめている。新月たちと金剛一家は別の食事を用意しているが。なお、アルトさんも霜葉の作ったシチューを噛みしめながら食べている。食事をしている最中でも辺りを警戒しているが、このタイミングならば問題ないだろうと霜葉は次の街のダンジョンについて聞くことに。
次の街のダンジョンは3つもあり、その内人気のダンジョンは2つで残り1つは不人気ダンジョンだと言う。中でも肉ダンジョンと呼ばれているダンジョンはその街の名物なんだとか。その肉ダンジョンは中に出てくる魔物が必ずお肉を落とすと言うのだ。
しかも、深い階層へ行くほど珍しくおいしいお肉を落とす魔物が出てくるので、冒険者は競うように深い階層へと降りる。もっとも、深い階層は出てくる魔物も強力になるので相応の戦闘力も要求されるが。そんなダンジョンがあるおかげで街にはお肉を目玉にした屋台や料理が多いとのこと。
もう一つの人気ダンジョンは毛皮や皮を落とす魔物が多い。ダンジョンのドロップ品なので品質も申し分なく、その毛皮や皮で作った革鎧やマントなどを作ること職人も多い。肉ダンジョンほどではないが、それでも訪れる者は多いとのこと。
「お肉ですか。ちょっと興味がありますね。この子たちの食事のためにも」
「確かにソウハなら、行きたいと思うようなダンジョンだな」
「違いない」
「難しいとは思いますけどね。この子たちが間違って攻撃されるかもしれませんし」
「ああ~その心配はあるな」
「ところで、不人気ダンジョンについても教えてもらえませんか?」
霜葉がそう言うとブルス達は難しい顔になった。
「そんなにきついダンジョンなんですか?」
「きついと言えばきついな。とは言え他の不人気ダンジョンやハズレダンジョンとはちょっと毛色が違うが」
「??」
詳しく話を聞いてみると、その不人気ダンジョンは出てくる魔物に問題があるタイプで、現在確認されている5階層までで出てくる魔物はゴーレムと言うのだ。ファンタジーゲームなどでは定番と言っていい敵であるゴーレム。その名を聞いて霜葉は内心で興奮したが、ブルスたちの様子を見て相当に厄介な相手であると予想した。
「1階層から3階層で出てくるゴーレムはクレイゴーレムと言う土が固まってできた2m越えの巨体でな?体が硬くて攻撃が徹りずらいんだよ」
「俺達みたいな魔法術師が居ない冒険者グループでは相性が最悪でな」
「ドロップ品は質がいい土で農地に撒くなり、陶器を作るのに最適らしいんだが倒す苦労に比べると採算がなぁ~」
「4階層と5階層に出てくるゴーレムはアイアンゴーレムって言うさらに硬い奴なんだ」
「ドロップ品は高品質の鉄鉱石が大量に手に入るんだが、そこまで行くのが大変なんだよ」
「こんな感じで段々と冒険者が訪れなくなってな?今では魔法術師が居る冒険者グループがたまに潜る程度になっちまったよ」
話を聞いているだけで大変だと言うのは伝わってきた。霜葉的にも北斗たちにはつらそうな相手である。彼らの攻撃手段は完全に物理オンリーなのだから。ただ、武器を槌や戦棍にすれば対応できるかもしれないが。
ダンジョンについての情報収集をするうちに辺りはすっかり暗くなった。明かりを増やすためにテントから遠い位置に焚火を増やして、見張りをすることに。見張りの順番を決める時にブルス達から霜葉達は見張りをせずにぐっすりと寝てくれと言われた。命を助けてもらったのと食事のお礼もかねての提案らしい。
霜葉はそれの言葉に甘えて、テントに白夜と十六夜にルナ、新月たちと一緒に入り皆で集まり寝ることに。もう一方のテントでは金剛一家が一塊になり、寝ている。なお、大量に作ったシチューは見張りの人たちに体が冷えたら飲んでいいと言って焚火に置いたままにしてある。焦げ付き防止にちょくちょく混ぜる必要があるが、それくらいならお安い御用と言ってブルス達は喜んでいた。
翌日。用意していたシチューは無くなっていた。どうも昨晩はかなり寒かったらしく、見張りをしていたブルス達が言うにはシチューがあって助かったらしい。改めて霜葉にお礼を言うブルス達に霜葉は朝飯用に簡単に串焼きを作り皆に振る舞う。
朝食と言うにはなかなかヘビィーな物を食べて、一行は街を目指して進む。そろそろお昼になると言う頃には街へとたどり着くことができた。しかし、ここでもある意味当然のごとく騒動が起こることに。
「ウ、ウルフ系の魔物だと!?」
「タイガー系の魔物もいるぞ!?」
「な、なんでこんなところにブルーベアが!?」
白夜と十六夜に新月たちを目撃した街に入るために並んでいる者たちが、騒ぎ出した。ただ、騒がれている白夜と十六夜はため息を吐いている。2回目なので慣れてしまったのだろう。なお、新月たちはなぜ騒がれているのかわからずに首を傾げている。
街の警備隊が霜葉達に近づいてくるが、事情を説明してくれたのはブルスだった。他の冒険者が言うにはブルス達は騎士団や警備隊と一緒に街の周囲をうろついている魔物討伐の依頼を積極的に受けているし、Cランク冒険者として街では有名人であり、評判もいいのでかなり信頼されていると自慢げに語っていた。
それは間違いではないらしく、ブルスが警備隊に説明し終わると安全かどうかの確認のために白夜たちと触れ合うことに。その触れ合いをした警備隊の様子はブルスの説明を信頼しているようで、怯えた様子がなかった。もっとも、数人いた女性の警備隊の者が三日月と金剛一家の可愛さに撃沈されて、撫でる手が止まらないと言う一幕もあったが。
泣く泣く撫でる手を止める女性の警備隊の人を尻目に霜葉達は三か所目の商王国の街へと入るのだった。
次回の更新は未定です。いろいろやらないといけないことがあるので




