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第三章  第十話  商王国編10

日曜日更新予定でしたが、続きを書くのが調子いいので早めに更新です。

霜葉達は予定通りジムキス様の街で手に入れたダンジョン産の魔物素材と魔道具を魔人国のリティル・フレグマン辺境伯の街で買い取り交渉を成功させた。その後は宿屋で一泊して次の日に霜葉達は冒険者ギルドを訪れた。白夜たちが居るため別の宿屋で一泊したので冒険者ギルドでジムキス様と待ち合わせをしているのだ。


それ以外にもアイテムボックスに貯まっている魔物素材を買い取ってもらった。すべてを買い取ってもらうことはできなかったが、それでも魔物素材の大半が減ったので霜葉としては満足した。現在はギルドに併設されている酒場でジムキス様を待っているところだ。


酒場なので飲み物を注文して(もちろんお酒ではない)待っているとギルドの二階から肌の白い銀髪の長い髪をした女性が降りてきた。その人物は辺りを見渡して、霜葉達を視界に収めたら真っ直ぐに向かってきた。


「失礼ですが、あなたがソウハ殿ですか?」

「はい、そうですがあなたは?」

「私はギルドマスターのサリス・ルグランと申します。ダルバンからの手紙を拝見しまして、いくつか聞きたいことがありソウハ殿を探していたのです」

「そうでしたか。ですが、今私は人と待ち合わせしているのですが」

「お時間は取らせませんし、この場で聞きたいのです。ご一緒してもよろしいですか?」

「それでしたら、どうぞ」

「ありがとうございます」


そう言ってサリスは霜葉の対面の椅子に座った。ギルドマスターの登場に周りの冒険者が何事かと彼らのテーブルに注目を集めた。もっともサリスが女性として美人なのも原因の一つかもしれないが。


「まずは確認なのですが、ここから最も近い商王国の街のダンジョンから魔道具が出たのは間違いありませんか?」

「はい」

ザワ!?


サリスの放った一言は聞き耳を立てていた冒険者たちを驚愕させるには十分すぎるほどだった。それもそうだろう。魔道具は冒険者にとっては一攫千金を狙える夢のアイテムであると同時に武具の魔道具なら己の戦闘力が上がるかもしれない物だ。


この街を活動拠点にしている冒険者は商王国が近いこともあって、何人もダンジョン目当てに向かったことがある。魔人国にもダンジョンはあるが、この街からは遠いのだ。そんな冒険者でも魔道具を発見した例は数が少ない。それによしんば発見したとしても有用な魔道具を手に入れた例はさらに少ない。


さらに言えばここから一番近い商王国の街がハズレダンジョンと呼ばれているのは有名である。冒険者たちは常々「あの街のダンジョンがハズレじゃなけば便利なのにな・・」と思ったことは一度や二度ではない。そんな冒険者にとってあの街のダンジョンで魔道具が発見されたという情報は今後の冒険者活動に影響を与えるほどの情報なのだ。


「しかも、出てくる魔道具は武具の魔道具ばかりで出てくるスケルトンが装備しているとか?」

「ええ、8階層で魔道具を装備しているスケルトン・ウォーリアーが出てくるんですよ。遭遇確率は低いですが、10階層ならスケルトン・ナイトも出てきてナイトは魔道具を確実に持っていました」

「なるほど。手紙にはゾンビやフレッシュゴーレム、その上位種であるブラッドゴーレムを回復魔法術で撃破したとありましたが、これについて詳しく聞かせてください」

「その三種の魔物は回復魔法術の【ヒール】を施すと体が崩れて粉々になったんですよ。どういう原理かは分りませんが、回復魔法術が使えるならあのダンジョンの探索は捗るでしょうね」

「それは新発見ですよ。それにその方法で回復魔法術のスキルLvを上げられるなら助けられる重傷患者も増えることでしょう」


霜葉とサリスとの会話を聞いている冒険者たちは次々に話させる情報に面喰っている。何人かのグループなどは今から行くかどうかまで話し合っている。


「ちなみに11階層以上はまだ探索はされていないのですか?」

「10階層で苦戦したので、さらに強くなるであろう次の階層へ行っていません。行ってみたいですが、現状では厳しいでしょうね」

「そうですか・・・お話ありがとうございます」


そう言ってサリスは席を立ち、2階へ上がる階段へと向かって行ったが、途中で振り返り・・・


「そうそう、この場に居る冒険者の皆に言っておきますが、商王国に行くのは自由です。ですが、この情報を持ってきた彼はCランク冒険者であり、実力は確かです。己の実力をよく考えて決断してくださいね」


そう言い残して彼女は2階へと上がって行った。その言葉を聞いた何人かの冒険者は難しい顔をして考え込んでしまった。何人かは霜葉達を見て驚いているが。霜葉が魔物使いだということは以前この街に来た時から噂されていたが、まさかCランク冒険者だとは思わなかったようだ。


(あの人強かですね~情報の散布とその情報で行こうとしている冒険者たちの釘を刺したりもして、無駄な犠牲を少しは減らそうとしました)


霜葉は彼女、サリスの行動をそう評価した。この場であの話をしたことで冒険者にこのことが口コミで伝わり、冒険者に伝われば彼らと取引する機会が多い商人などにも伝わって、その街に行くこともあるだろう。サリスがしたことはダルバンの冒険者ギルドのある街の手助けに他ならない。もっともいくら釘を刺しても無謀な冒険者は要るだろうが。


そんなことを霜葉は考えいていると、ギルドに見覚えのある兵士が入ってきた。ジムキス様と一緒にやってきた兵士の一人だ。霜葉は立ち上がり周りで待機していた白夜たちを促して兵士の下へと近づいた。


「おはようございますソウハ殿。お待たせしましたか?」

「おはようございます。それほど待ってはいませんよ?ちょうどいい話し相手も居ましたし」


挨拶もそこそこに二人はギルドを出て兵士と霜葉はそれぞれの場所に乗り込み出発し、街を出て商王国を目指した。その道中にジムキス様にギルドマスターと話したことを伝えた。


「なるほど。そのサリス殿と言うギルドマスターは確かに強かだね」

「とりあえず、魔人国から冒険者や商人が来るかもしれませんね。近いうちに」

「それなら有難いのだがね。まだまだやれないといけないことは山ほどある。帰ったら忙しくなりそうだ」


ジムキス様はそれからしばらく考え込んでしまった。おそらく頭の中で仕事を優先順位を確かめたりしているのだろう。霜葉はそれ以上は話しかけずに、白夜たちを構って時間を潰すのだった。それから帰り道の道中は魔物に襲われることもなく、安全に進み四日間で商王国の街に帰ってこれた。


帰ってきた直後にジムキス様は街を活気づけるためにに奔走することとなる。具体的に言えばまずは得た資金で街の四方を囲んでいる壁を修理を行うことにした。これから人がやってくるのに街の防衛機能が弱いと離れていく可能性もあるからな。


それから警備隊の何人かをダンジョンに挑戦させ魔道具と魔物素材を確保させる。それによっていくつか手に入った物を街の商人に商王国の他の街々へ売買に行かせた。これにより商王国でも噂が広がり人が訪れることも狙ったのだ。


街の人々も喜んで協力をして、商人として街々に向かう者。腕っぷしに自信がある者は護衛として付いてゆき、街の人総出で壁の修理を手伝ったりと大忙しだ。


霜葉も協力を申し出てまずはジムキス様からお願いされていたコロッケの作り方を教えることに。コロッケに使われる芋類は商王国では最も安価で、この街では貴重な食料になっていたが、料理方法が焼き芋か蒸すしかなかったためあまり人気がないのだ。


とりあえず簡単な調理を教えることにした霜葉。芋類を蒸して、皮を剥き、ある程度の形を残す程度に潰してゆく。それを小判形に形成して溶き卵とパン粉を用意して溶き卵をしっかりつけてパン粉を付ける。それを油で揚げてきつね色になったら出来上がり。


早速街の住人が試食してみると、アツアツであるため最初は四苦八苦していたが慣れてくると外はサクサク中はホクホクしておいしいと。評判になった。ただ、卵が必要なため今すぐに大量には作れないという意見が大半だった。そこで霜葉は代わりにフライドポテトとポテトチップスを教えることにした。


フライドポテトは皮つきの丸い芋類を三日月型にカットして、そのまま高温の油で揚げる。ただそれだけだ。ポテトチップスもポテトを薄くカットしてこれまた油でさっと揚げるだけの料理。コロッケよりも簡単なためフライドポテトは大人に、ポテトチップスは子供たちに大人気だ。


霜葉は最後に油を高温にするため取扱いや小さな子供が近くにいる場合などには気を付けるようにと真剣に伝えて、フライドポテトは形を変えると違った食感が楽しめ、ポテトチップスはサラダなどに砕いて混ぜるとアクセントになるなどと助言をするのだった。


そして霜葉はもう一つ協力と言うか確かめることにした。料理を教えた住人の案内で向かったのは街の中にある農地だ。ただそこを農地と言っていいのかは疑問だ。なぜなら・・・


「これは・・・・」

「商王国では農地と言えばこんな感じなんだよ」


そこはお世辞にも野菜が育つとは言えないような乾いた大地に申し訳ない程度に芋類の苗が伸びている場所であった。時々テレビなどで農業紹介などでみられる日本の農地とは天と地ほどの差である。


「一応言っておくけどこの土地はこれでもまだマシなんだよ?ここは比較的土が柔らかいからね。他の場所じゃあ鍬を使っても耕すこと自体が無理だからね」


商王国では街を作る時にまずは少しでも耕する土地を見つけてそこを農地に確定してから住居を建て始めるのだ。


「とりあえず、まだ耕していない農地に案内するけど・・・大丈夫なのかい?男性でもこの土地を耕すのは重労働だよ?」

「そこはやってみないと何とも言えませんね~頑張るのはこの子たちですけど」

「もぐ!」

「「「「もぐ!」」」」


霜葉の言葉にまかせろ!と言うように鳴き声を上げた。


「そうかい。まぁあまり期待せずにいようかね?あの料理を教えてもらっただけでもありがたいんだしね」


案内役の肝っ玉母さんと言うような容姿の女性はそう言って先導し始めた。やがて植物が何も生えていない比較的大きめの岩で区切られた土地に着いた。


「ここがまだ耕していない農地だよ」

「案内ありがとうございます。じゃあ金剛たち準備はいいかい?」

「もぐも!」

「「「「もぐも!」」」」


霜葉の言葉をきっかけにして金剛一家は農地の端に順番に並び、一斉に穴を掘り始めた。そして瞬く間に自分たちが入れる穴を掘り潜って行った。その光景を案内してきた女性は驚いていたが、それはまだ早かった。金剛一家が潜った直後に直線上の農地が盛り上がり始めたのだ。しかもそれはどんどんと前へと進んでゆく。


やがて、農地の端へと到達して金剛一家が顔を出して地面から出てきた。そのまま穴を掘っていない場所にずれてまた穴を掘りだした。そんなことを続けて農地全体を耕した金剛一家は・・・・


「もぐ~」

「「「「もぐ~」」」」


一仕事終えたというように額の汗を拭う動作を行い、霜葉の下へと戻ってきた。


「もぐも~!」

「はい、皆ご苦労様。どうでしょうか?お役に立てますか?」

「・・・・はぁ!?」


霜葉の言葉に慌てて農地に入る女性。すると、足が土にわずかに沈むではないか。そのまま土を塊をつまむとパラパラと崩れるのだ。


「なんてこったい・・・あの硬かった農地がこんなに柔らかくなるなんて・・・・」

「これなら皆さん作業がやりやすくなりますかね?」

「やりやすくなるなんてもんじゃないよ!こんなに柔らかいなら芋類以外の野菜も育てられる!それだけじゃない今までは力のある男どもの仕事だったけど、これなら女子供でも畑仕事ができるよ!その子たちすごいよ!私も欲しいくらいだ!」

「もぐ~♪」

「「「「もぐも~♪」」」」


女性に褒められた金剛一家は照れたり、喜んだりと嬉しそうだ。女性は善は急げとこのことを知り合いの住人に片っ端から知らせて金剛一家の耕した農地に人が集まりその土の柔らかさに驚いていた。その話はジムキス様の耳にも届きこの場にもやってきて農地を確認したら霜葉達に大層感謝していた。


早速、その農地に今やれるだけのことをしようと壁の修理に参加していなかった女子供たちが畑仕事を行った。やわらかい土をさらに深く耕して大きな石などを掘り起し土をさらに柔らかくする作業。その作業は思っていた以上にやりやすく、以前の硬い土の状態とは明らかに違い皆張り切って行っていた。


ジムキス様もこの農地のこの状態ならば芋類以外の野菜の種や苗を仕入れて育ててみようと、すぐに手配すると言って屋敷に帰って行った。これらの立役者である金剛一家はそれからしばらくの間は他の農地もいくつか穴掘りで耕して、上等な農地を増やしていった。


そんなこんなで一週間過ぎた。ジムキス様の街にちらほらと商人が訪れて魔道具と魔物素材を買い取りに来たのだ。ジムキス様は警備隊の人たちが集めた魔道具と魔物素材を買い取り交渉を行い資金を確実に増やしていった。


また冒険者ギルドはギルドマスターであるダルバンさんが街の男どもと回復魔法スキル持ちの治療院で働く男性を連れて何度か挑戦していた。冒険者ではないのでそれほど探索はできないようだがそれでも回復魔法術のスキルがLv上げになるため無駄ではなく、少量ではあるが魔物素材も手に入るのでそれらを挑戦した者たちと分けて、街に来た商人に売っていた。


それで得た資金でまずは冒険者ギルドの職員を確保して、職員と共にギルドの掃除や整理。さらには霜葉に依頼を出して街の周囲の魔物素材を集めてもらうなど行い、それらを訪れた商人に売って資金を増やしていた。なおダンジョン関連の依頼は霜葉達もいろいろ街のことを手伝っているため、最低二日はダンジョンに籠ることになるので出すことが出来なかった。


と言うより霜葉達はこの街の作業になくてはならない存在となっているのだ。白夜は氷魔術で氷を出して飲み水確保に役立っているし、十六夜は子供たちに人気で小さな子たちの遊び相手兼見張り役。新月たち兄弟は壁の修理で古くなった壁を壊したら出てくる瓦礫の撤去に。ルナは警備隊に街に魔物が近づいたら知らせる連絡役兼上空での見張り役。金剛一家は言うまでもなく農地開拓の切り札。


などなどと全員がかなり重要な役をそれぞれこなしているので、ダンジョン探索の依頼は困るのだ。なお、霜葉は料理係といざと言う時の回復役に警備隊と一緒に街に近づいた魔物を退治&解体するのに活躍している。


それからさらに五日が経ち、霜葉達の仕事も落ち着いてきた。と言うより活躍しまくって重要な仕事をほとんど終わらせてしまったのだ。壁の修理はほぼ終了しているし、農地もほとんど耕した。手が空いた女性たちも増えたので子供の世話は住人たちで回せるようになり、飲み水も十分確保できた。


そんな訳で霜葉達は久しぶりにダンジョンに挑戦しようと思っている。ガウェインや北斗たちも訓練はしている様だが、そろそろ強くなるために戦いたいと相談を受けているのだ。取り敢えず冒険者ギルドに出向きダルバンにダンジョンに挑戦することを伝えた。


「こちらとしてはありがたいぜ。商人はちらほら訪ねているが冒険者はまだまだこねぇからな~まぁダンジョンでは死亡率も高いから慎重なくらいがちょうどいいんだがな」

「確かにダンジョン内でピンチになれば基本助けが来ることはないですからね」

「ああ。とは言えそろそろ冒険者たちや噂を聞きつけて回復魔法術のスキル持ちが訪ねてくるんじゃないかと予想してはいるんだよな。ジムキス様も交流の合った貴族に手紙を出して情報は教えているらしいし」

「なるほど」

「とりあえず、ダンジョン関係の依頼だったな?霜葉にはいくつかダンジョンで魔道具を見つけてほしい」


ダルバンによれば職員と話し合ったところ、いくつかの魔道具を冒険者ギルドに飾ったらどうかと言う意見が出たのだ。そうすれば此処のダンジョンで魔道具が出ることの信憑性も増すし、こんなのが手に入ったことがある見本を示せるし、何よりその方がこの街のギルドらしいと職員全員の意見が一致したのだ。


「いくつか手に入ったらそれらを選別して買い取りたい。買い取り額は現物を手に入れてから相談で依頼料は金貨四枚だ。やってくれねぇか?」

「ええ、いいですよ。その依頼受けます」

「そうか!助かるぜ!」


依頼を受けて霜葉達は早速ダンジョンへと向かう。ダンジョンへと向かう道中に街の人々から声を掛けられ、子供たちなどは白夜たちを撫でたり抱っこしたりと大人気だ。そうこうしているうちにダンジョンへとたどり着いた。ダンジョンの門にはドルトと兵士二人が見張り番をしていた。


「ドルトさんこんにちわ」

「おお、ソウハか。こんにちわ。今日はダンジョンに挑戦するのか?」

「ええ、皆が頑張ってくれたので大半の仕事は片付きましたから」

「大活躍だったからな~。おかげで予定が早めに進んだとジムキス様も喜んでいた。そうだ。ソウハに一つ聞きたいんだが」

「なんでしょうか?」

「鳥の魔物をテイムするのは難しいか?」

「どういうことですか?」

「いや、実はな・・・・」


ドルトが言うにはルナが上空からの見張り役と連絡役をしてくれたおかげで街に近づく魔物の早期発見を行ったのがかなり有用だったので、警備隊の間で【魔物使い】のジョブになり鳥の魔物をテイムしたら楽になるのではと言う声が上がっているらしい。他にも街の住人で金剛たちのような魔物を探してテイムできれば農作業が楽になるなどの声もあるらしい。


「そう言うわけで、ソウハがそのルナと言ったか?テイムした時のことを聞きたいんだ」

「ん~僕たちの場合は参考になりませんよ?怪我をしていたルナに出会って回復魔法術を施したら懐いてテイムできたわけですし」

「ぴぃー?」


実際は違うのだがそう言うことにした。魔物の卵からテイムできるのが【軍勢の魔王】限定の能力である場合まずいためだ。


「白夜と十六夜が警戒しなかったので、仲間にできるかと思ったんですよね」

「ぬぅ~確かに参考にならんな」

「そもそも、今まで僕はこの国で鳥型の魔物に出会ったことがないんですが居るんですか?」

「山に近い場所では目撃されているぞ?街のことが落ち付いたら実行するか検討してみるつもりだ」

「そうですか。同じ【魔物使い】が増えるのは嬉しいですね」

「ソウハの魔物たちのように強くはならないだろうがな・・・・」

「ワン?」

「ニャ?」


ドルトの言葉と視線に白夜と十六夜は首を傾げている。新月たちとルナ、金剛一家は静かに待っている。話終わりドルトは見回りをしていたらしくこの場を去った。霜葉はダンジョンの見張り番の兵士にダンジョンカードを貰いダンジョンへと入ってゆく。


次回は日曜日に更新します。

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