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第二章  第五話  魔人国編5

遅くなりましたが更新です。

霜葉たちはギルドマスターのオルフ殿から、街から一日ほど歩いた場所にある砦の調査を頼まれた。何やらその砦から戦闘音を聞いた人がいた様なのだ。オルフ殿はゴブリンとオークの縄張り争いではないかと疑い実力があると判断した霜葉に依頼を受けてくれないかと持ち掛けてきたのだ。


霜葉はこの依頼を受けて早速砦へと出発した。その道中、次々と現れる魔物たちを倒し、時には回避したりしながらなんとか砦に到着した。そして日が沈み夜が深くなってきた頃、砦から戦闘音が響き渡り砦に向かうとそこには大剣を持つ赤黒い全身鎧の戦士と剣と盾を持つ青白い騎士甲冑の騎士が戦っていた。


「ジャマだぁ~!!ソコをドケェ~!!!」

「・・・・・」


霜葉たちの目の前で戦士は周囲に漂わす黒いオーラを体から噴出して、両手で持つ大剣を騎士へと連続の斬撃を繰り出す。しかし、その攻撃はことごとく騎士の持つ盾と剣によって防がている。


霜葉はその攻防を見ていたが、彼の眼にはうっすらと斬撃の軌跡が見える程度で攻撃の速さに目が追い付かない。その攻撃を防ぐ騎士の技量も恐ろしく高いと分かる程度だ。


『みんなはあの大剣の攻撃が見えるかい?』

『『何とか、見えるよ』』

『俺には見えない・・・』

『私も・・・・』

『早すぎる・・・・』

『あのおおきなけんもってるひとなにかやってるの~?』


霜葉の質問に白夜と十六夜は見えているらしい。反対に新月たち小熊組は見えないようだ。ルナの場合はこの状況を理解していないようだ。この差は身体強化スキルのあるなしが影響している。ルナの場合はそれ以前の問題だが・・・・


「くぅ~・・・・」

「大丈夫だよ。君は僕たちが守るからね」

「まぁ!」

「くぅ」


霜葉の腕の中で寝ていた小熊は攻防の音で目を覚ましたようだ。そして目の前で起こっている戦いに怯えているが、霜葉がやさしく撫でて声を掛けて、三日月も声を掛けると落ち着いてきた。


しかし、その行為はこの場において致命的なミスだった。三日月の声が聞こえたのか大剣を持つ戦士が霜葉たちに気付いたのだ。しかも、霜葉は小熊の方に視線を向けていたのでこのことに気付くことが出来なかった。


「がアぁァー!!!人間!!殺ス!!コロしてやる~!!!!」

「「「「「「!!」」」」」」

「くぅ!?」

「ぴぃ!?」


霜葉たちに気付いた大剣の戦士はそれまでの攻防以上に大剣に力を込め、攻撃を繰り出した。騎士はいきなりの行動に対応できずに盾で受け止めたが、踏ん張れずに吹き飛んでしまった。そしてそのまま戦士は霜葉たちに向かってきたのだ!


「ワオ~ン!」

「ニャ~ン!」


このままでは霜葉が危ないと判断した白夜と十六夜は戦士に向けて、【サンダーアロー】と【アイスアロー】を放ったが・・・・


「がアぁァー!!!」


戦士はいったん立ち止まり、大剣を大きく横に振るった。すると二人の放った魔法術は掻き消えてしまった。


「ワン!?」

「ニャ!?」


この結果に白夜と十六夜は驚いた。霜葉もこの事実には驚いたが、今自分にできることをしようと思い直した。


「【マジックブーストワイド】!」

「!ワオーン!!」

「!ニャーン!!」


霜葉は白夜と十六夜に魔法術の能力を上げる付与を行い、二人は霜葉の意図を理解して今度は【サンダーボール】と【アイスボール】の魔法術を放った。この二つはアロー系の魔法術よりも威力が高い。アロー系は速さと弾数に優れているため、威力の高いボール系ならそう簡単に掻き消えないだろうと判断したのだ。


「オお!?」


横に大きく大剣を振り抜いた直後に放たれた魔法術に戦士は驚き、そのまま二つの魔法術が戦士に炸裂した!


バッチィン! パッキィーン!


【サンダーボール】は当たった直後に爆発して周囲に電気を放出。【アイスボール】は中に溜めこんだ冷気を開放して周囲を一瞬で凍られた。霜葉の職業効果と付与魔法術により効果を増幅された二つの魔法術が命中した戦士は・・・


「グぅ・・オオぉ~!!」


ダメージは負ったようだが、すぐに体勢を立て直して霜葉たちに向かって駆け出した。


「ぐぅ」

「まぁ」

「ぐる」

「【アタックブーストワイド】!【ガードブーストワイド】!」


新月たちが霜葉を守るために戦士を迎え撃とうと進路に並び立つ。霜葉も三人を援護するために付与魔法術を掛けたのだが・・・・


「ジャまだぁぁ~!!」

「ぐぅ!?」

「まぁ!?」

「ぐる!?」

「みんな!」


戦士の突撃を食い止めることが出来ずに吹き飛んでしまった。幸いなのは大剣で攻撃されたわけではないのでダメージはそれほどではないことか。だが、霜葉と戦士は向かい合ってしまい守る者が居ない。


「ぴー!!」


ルナが闇魔法術の【ダークボール】を放っているが、Lvが低いためかダメージを負っている様子がない。


「人間!!ナゼ裏切ったぁ~!!」

「!!」


戦士がそう叫ぶと大剣を頭上へと掲げ、思いっ切り振り下ろそうとした。霜葉は咄嗟にルナと小熊を新月たちに向かって放り投げた。自分より二人の安全を優先したのだ。ルナは自力で飛び、小熊は三日月が受け止めた。


『ご主人!!』

『主!!』

『『『お兄さん!!!』』』

『ぱぱ~!』

「くぅ~!!」


頭上から迫る大剣。白夜たちは必死に霜葉の下へと走るが間に合いそうにない。しかし霜葉自身に焦りの色は無い。なぜなら・・・・


ガッキィーン!!!

「アあ!!」


―――――――ルナと小熊を放り投げた時に自分と戦士の間に駆け込もうとした騎士の姿が見えていたから。


「邪魔ダぁー!!」

「・・・・」


戦士は苛烈な攻撃を繰り出すがことごとく騎士によって防がれている。しかし、その攻防の中霜葉はある疑問が浮かんだ。


(何で攻撃しないんだろう・・・・)


そう騎士は攻撃を防ぎはするが、相手にダメージを与える攻撃は一切行う様子がなかったのだ。相手の攻撃を防げると言うことは、少なくとも攻撃の軌道は見えているのだから攻撃することも可能なはずなのに。


霜葉が疑問を抱いている間にも攻防は続き、やがて夜が明け始めた。すると・・・・


「がァ・・・アアアァ~」


戦士がいきなり苦しみだし膝を付いた。すると、戦士から噴き出していた黒い瘴気と言うべきものが薄くなり、体も透けてきた。霜葉は戦士を鑑定していないことを思い出し鑑定を行った。そうしたらこの鑑定結果に霜葉は驚愕することになる。その結果とは・・・・


  名:  カルログ・ロンディネス


 種族: 【ダーク・スケルトン・バーサーカーLv34/Lv40】


スキル: 大剣術Lv6 : 身体強化Lv6 : 武術の極み

   : 瘴気生成 : 瘴気纏い : 闇の住人


鑑定結果によれば目の前の戦士は人間ではなく、魔物であった。しかも名前もあると言うことは人間がアンデットになった生れの果てであることに他ならない。


この世界では、倒した魔物の魔結晶を取らずに放置しておくとアンデットであるゾンビやスケルトンと言った魔物となって甦るのだ。しかも一定以上の魔力を持った人種が死に死体を放置されると魔結晶が出来て、肉体が残っていればゾンビに。骨だけであればスケルトンになる場合がある。


目の前の戦士は名前があることからスケルトンになった元人種なのだろう。しかも、生前は相当強かったのがLvで察せられる。霜葉は騎士のことも気になったので鑑定をしてみた。


  名:  ジルディス・ユナ・カーンディア


 種族: 【スケルトン・ナイトLv16/Lv20】


スキル: 騎士剣術Lv8 : 騎士盾術Lv8 : 身体強化Lv8

   : 武術の極み : 忠義の心 : 日光克服 


騎士の方も魔物だった。種族Lvは相手より低いが、スキルLvが上回っているので対抗できるのだろう。


霜葉が鑑定をしている間に戦士は瘴気がだんだんと薄くなり体も消えかけている。やがて日が昇り切った直後に戦士はあとかともなく消えてしまった。


『ご主人大丈夫!』

『主怪我はない?』


戦士が消えて白夜たちが霜葉の下へと近づくことができた。騎士と戦士の攻防が激しくて近づけなかったのだ。


『大丈夫だよ。皆も怪我はないかい?』

『『大丈夫!』』

『俺達も怪我は無いぞ?』

『うん!』

『相手強かった・・・・』

『ぱぱ~』


白夜たちに怪我はなく全員が無事だった。霜葉が放り投げた小熊も心配そうに霜葉を見つめているので優しく撫でてあげている。ルナはかなり怖かったのか霜葉の肩に飛び乗り体を擦り付けている。


「・・・・」


そんな霜葉たちの様子を見ていた騎士は剣を腰の鞘へと納め、砦内へと戻ろうとした。


『待ってください』

「!」


だが、頭の中に響いてきた声により騎士は歩みを止め、霜葉へと振り向いた。その様子は何となく驚愕している様だった。ちなみに、霜葉の声が頭に響いたのは【思念会話】がLv2になったことで追加された能力のおかげだ。


 【思念会話Lv2】

仲間の魔物と思念で会話ができる。Lv2では自身を合わせて10人が限界

また、仲間以外の魔物と1体限定で思念での会話が可能


今の所一体としか会話ができないが、それでも魔物と会話が可能になるこの能力はやり方次第ではかなり有用な能力だろう。特に今の状況にはこれ以上ないくらいピッタリな能力だ。


『僕のスキルの効果で思念で会話ができますよ。あなたがスケルトンであることも承知していますが、聞きたいことがあるので』

『・・・・思念で会話じゃと?もしや【思念会話】のスキルかの?』

『このスキルを知っているんですか!?』

『ほう?と言うことはそなたは今の時代の【軍勢の魔王】か。はっはっは!まさか伝説の職業に就いた者に人間をやめてから会うことになろうとはな!人生は不思議な物じゃな!あ、わし今人じゃなかったわい』


何やら軽く自虐なことを言って高らかに笑っている騎士。かなりおちゃめな人物のようである。


『魔王についてもご存じのようですが、まずは助けていただきありがとうございます』

『ご主人助けてくれてありがとう~』

『『『『ありがとう~』』』』

『ぱぱをたすけてくれてありがとうなの~』


霜葉たちはまず助けてくれたことに対するお礼を述べて、深くお辞儀をした。


『何礼には及ばんよ。人ならざる身じゃがこれでも騎士じゃ。人助けは本分よ。ところで何故このような場所に居るんじゃ?』

『そうですね。まずはそこから説明しますか』

『それなら、砦の中で聞こう付いて来なさい』


騎士の案内で砦の内部にある客間と呼ぶべき一室のテーブルに騎士と霜葉は体面に座り、テイム組は霜葉の足元で丸くなっている。そして霜葉は自分がここに来た理由を説明しだした。


『・・・・と言うわけで、夜に聞こえた戦闘音の調査に来たんです』

『なるほど・・・今の時代でも冒険者ギルドは機能しておるようじゃな。ふぉっふぉっふぉ』

『そう言えば自己紹介をしていませんでした。僕は霜葉と言います』

『わしのことは何とでも呼んでくれて構わんが、鑑定したようだから分かると思うが生前の名がステータスにあるのだがそれで呼ぶのはやめてくれんか?』

『なぜですか?』

『死んだ身じゃからの。生前の名で呼ばれるのはどうにも変な感じでの』

『では騎士様と呼びますね』

『すまんの』


説明と自己紹介を済ませて、霜葉は本題を聞くことにした。


『それで騎士様はなぜあの戦士と戦っていたんですか?』

『・・・・あやつを放っておくと、近くの町で殺戮を行うからじゃよ。あやつは生前わしの相棒であり戦友であり親友じゃったからの・・・・』

『え?』

『詳しく説明するとちょっと長くなるぞ?それでも聞くかの?』

『お願いします』


霜葉の言葉を聞いて騎士はこうなった経緯を話し始めた・・・・・



     ~▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽~



わしらの事情を話すのならば100年以上前に栄えたある国についても語らねばなるまい。もっとも今のわしの感覚で100年以上だから本当はもっと年月が経っているのかもしれんがな。


わしとあやつが仕えていた国の名前は騎士王国 クロスエンドと言ってその時代では二大国家の一つに数えられておった。当時のこの大陸は騎士王国 クロスエンドと魔法帝国 ソルリィンドの二つの国が最も栄えておったのだよ。


騎士王国は騎士たちや戦士、剣士などの戦闘職が数多くいて、それらの質も高く無類の強さを誇っておった。反対に魔法帝国は魔法術の研究に力を入れていての魔法術に関しては大陸一と言われておったのだ。


二つの国は互いの長所を補い合い、よい関係を築き上げておった。何度かお互いの王家に嫁入りしたり婿入りしたりと家族同然の付き合いだったのだが、何年か経ったある日に魔法帝国で反乱がおこったのだ。


今は関係ない話だから詳細な話は簡略するが、その反乱で勝利したのは反乱軍で当時の王家は女子供を除き処刑され、新たに王となった者は騎士王国にも牙を向けてきたのだ。


新たな王の行動に生き残った旧体制の者はやめるように進言したらしいのだが、そう言った者たちはことごとく殺されてしまった。王を止める者が居なくなりとうとう戦争になったのだ。


ん?魔物が居るのになぜ戦争になったかじゃと?当時は魔物を寄せ付けない魔道具があったからのう。それのおかげで魔物に対する恐怖は少なかったんじゃよ。なにより騎士王国と魔法帝国の力は魔物より上と言う認識だったからのう。


とにかく戦争になり、当時騎士王国で地位を持っておったわしとあやつは最前線へと行ったのじゃ。祖国と家族を守るためにな。ところがじゃ、相手はとんでもない作戦を実行しておったのじゃ。


あやつらは騎士王国の下級兵士を金や戦争に勝った後の見返りをエサに裏切り工作をしておったのだ!さらに当時居った盗賊連中も騎士王国の女たちを好きにしていいとの言葉で臨時の戦力にしておった。


盗賊たちの間でその言葉は瞬く間に広がり、騎士王国に盗賊どもと裏切った兵士たちさらには魔法帝国の魔法術師団。わしやあやつは奮戦したが、さすがに数は相手が上回っておったし誰が裏切り者かもわからない状況に対応できなくなり、とうとう力尽きてしまった・・・・


この砦はわしとあやつが最後まで戦っておった場所なんじゃよ。わしらはそのままこの砦の近くに放置されて装備すらも奪われることなく忘れ去られた。


本来ならそこで終わるはずじゃったんだが、最近になって自我に目覚めての。どうやら魔物のスケルトンになってしまったようでどうした物かと思っておった時に砦の方で何やら妙な気配を感じて、行ってみたらわしと同じようにスケルトンとなったあやつがいた。


だが、あやつはわしと違い裏切った者たちへの恨みによって魔物になってしまったようでわしのような自我は無かった。あるのはただ一つ・・・人間に対する怨念だけじゃった。


あれからわしの感覚で100年以上も経っておるのだ。当時を知るものなどいないのが当たり前じゃ。そんな者たちの命を奪われるわけにはいかんとわしはあやつを止めておったのじゃよ。



     ~▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽□▽~



『・・・・・以上がわしとあやつの事情じゃよ』

『そんなことがあったんですか・・・・』


霜葉は話のスケールの大きさに面喰っているようだ。まさか、ギルドの依頼でこんな大きな話を聞くことになるとは思わなかっただろうしな。


『まぁ、あまり気にせんでくれ。100年以上も前の話なんじゃ。今を生きるお主には関係ないと言えばそれまでじゃからの』

『確かにその通りですが、ずいぶん軽いですね?』

『気にしても仕方がないからのう。スケルトンとなった今当時のことを引きずっていても特に何かあるわけでもなし』


確かにその通りなのだが・・・・随分と切り替えが上手い騎士様である。


『それに今はあやつのことが先決じゃ。これまではここで抑えていただけじゃが、おぬしを見たことで恨み再び燃え上がったようじゃから、次はかなり手強いじゃろうな』

『それは本当ですか?』

『あやつはおそらくスケルトン・バーサーカー系になっておる。さらに体から噴き出しておった瘴気のことを考えるとスキルに【瘴気生成】と【瘴気纏い】があるからの。この二つは怨念を持って生まれたアンデットが持っておることがあるから手強いんじゃ』


霜葉は騎士様のセリフに驚いた。なぜならその二つのスキルを鑑定した霜葉も手強いと思ったからだ。


 【瘴気生成】

アンデットが怨念を持って生まれたときに発生するスキル。怨念が続く限り瘴気を生成してアンデットの能力を上げる。


 【瘴気纏い】

瘴気を武器や体に纏うことで防御力や攻撃力を上げる。怨念が濃ければ濃いほど強化率は上がる。


『詳しいですね』

『騎士王国は魔物の生態について研究しておったからの。魔物をより深く理解しておれば、討伐するのにも楽だからの』

『確かに・・・・』


騎士様の言葉に納得していると、騎士様は霜葉をじっと見つめているように感じた。騎士兜があるためなんとなくだが・・・・


『どうかしましたか?』

『・・・・・今の時代の【軍勢の魔王】であるおぬしに頼みがある』

『頼みですか?』

『わしをおぬしの軍勢に加えてくれぬか?』


騎士様は何か決意したように言葉を述べた・・・・

次回も不定期更新です。なるべく早く更新できるように頑張ります。

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