第二章 第三話 魔人国編3
今回はいつもより短めです。
霜葉は旅の途中でナナリと言う魔人国の王族である真魔族の女性のご一行を野盗から助けて、彼女の夫が責任者の街まで行動を共にすることとなった。そして街に着き、その夫であるダディン・ユーディルスから助けたお礼として金貨10枚を戴き、一晩泊まることとなった。
そして翌日。霜葉は護衛騎士団長のアルノルの案内で冒険者ギルドに向かったのだが、そこでギルドの副ギルドマスターであるブルトルとの間でトラブルが起き、たまたま一階に降りてきたギルとマスターのオルフによって事なきを得た。そして現在、そのトラブルについてギルドマスターの部屋で説明しているところであった。
「・・・・と言うのが、先ほどの諍いの詳細です」
「・・・・アルノル殿も間違いないか?」
「ああ、間違いないぞ」
「そうか・・・・ソウハ君。このギルドの責任者として、謝罪しよう。うちの者が失礼なことをして本当に申し訳なかった!」
そう言って、オルフ殿は椅子から立ち上がり深々と頭を下げた。
「いえ、ギルドマスターのおかげで解決しましたので、僕は問題ありませんよ?」
「そう言ってもらえると有難い。アルノル殿も申し訳なかった」
「私はいいのだが、この事はダディン様とナナリ様に報告するが、問題ないかな?」
「身内の恥ではあるが、仕方あるまい。ブルトルにはきつく言っておくし、しばらく奴の給料は減額とすることもここで約束しよう」
そいうこととなりこの話はこれでおしまいとなった。次にオルフ殿はソウハの魔物たちに注目した。
「ちなみに君の【テイム】した魔物は7匹で全部なのか?」
「あ、この一番小さなブルーベアは【テイム】はしていません。この街に来る途中で一匹でさまよっていたので保護したんです」
「そう言えば、近くの森でブルーベアの親子連れに遭遇した冒険者がいたと報告があったな?その番の子なのか?」
「くぅ?」
「まぁまぁ~」
「くぅ~」
オルフ殿は小熊に視線を向けると小熊は首を傾げて三日月が背中をポンポンと叩いて構い、小熊は嬉しそうに鳴き随分と仲良さげにしている。
「そう言うことなら、早めに番の下へと返してやってくれ。親も探し回って凶暴化するかもしれないしな」
「はい、この後にでも依頼を受けて探しに行ってきますね」
「頼む。そしてこの始めてみる2匹の魔物は何だ?」
「ワン?」
「ニャ?」
次に視線を向けたのは霜葉の足元でお座りをしている白夜と十六夜である。
「この子たちは、子供の頃に出会いましてそのまま僕に懐いてくれて【テイム】したんです。種族は白い子は【ホワイトドック】に白黒の島縞模様の子は【サンダーキャット】ですね」
「ふむ・・・・どちらも初めて聞く魔物だな?まぁ、私もすべての魔物を知っているわけでもないからな。最後に君の肩に居る鳥はどんな種族なんだ?」
「この子は卵から生まれて、そのまま【テイム】しました。種族は【シルバーウィング】ですね」
「「シ、シルバーウィング!!」」
霜葉がルナの種族名を明かすとオルフ殿とアルノルさんが驚きの声を上げた。
「ま、まさかそのような強力な魔物だったとは・・・・」
「【シルバーウィング】を雛とは言え間近で見られるとはな・・・・」
「この子そんなにすごいんですか?」
「ぴー?」
二人の人物が自分に視線を向けているためルナは首を傾げている。
「それはそうだぞ?【シルバーウィング】は夜に出会えばまず助かることは無いとまで言われている魔物でな、そもそも音もなく飛び攻撃も闇魔法術を繰り出すので視認が難しく、討伐例もBランク冒険者以上が数匹倒したことがあるだけだ」
「そ、それはすごいですね~」
霜葉は意外な形でルナの凄さを知って、驚愕の視線をルナに向けたが・・・・
「ぴ~♪」
当のルナは霜葉に対して体を擦り付けているだけであった。
「この姿を見るとそのような魔物とは思えないな・・・」
「まったくです・・・・」
その後、ホーンタイガーの毛皮と角の買い取り額である銀貨六枚を受け取って、ギルドマスターの部屋を出て一階へと降りたのち、アルノルさんは屋敷へと帰ることになった。
「案内ありがとうございました」
「なに、念のためだったが案内してよかったよ。依頼頑張ってくれ」
そう言ってアルノルさんはギルドを出て行った。それから霜葉は依頼が貼られているボードから2枚ほど取って受付へと持って行った。その際、先ほどの諍いを見ていない人だったらしく霜葉のランクに驚いていた。受けた依頼は・・・・
【ホーンドボア討伐】
目的: ホーンドボア3体討伐。討伐証明に角を要提出!
報酬: 銀貨五枚。
【ホーンドボアのお肉納品】
目的: ホーンドボアの一頭分のお肉納品
報酬: 銀貨三枚(解体状態だと追加報酬あり)
この二つを受けて、ついでに小熊の両親を探すためにまずは門へと向かうのだった。
門番にギルドカードと魔物使いであることを説明し霜葉の周りの子は無害であることを証明するため、簡単な命令を指示して実行してもらった。具体的に言えばお座りや伏せ、お手などである。
その光景を見た周りの人は感心したような声を上げたり、拍手していたりした。当の門番さんは問題ないと判断して霜葉を通してくれた。実を言えば、この街の責任者であるダディン様から霜葉のことを書いた指示書が配られていたので必要はなかったのだが、その門番は自分たちはよくても周りが不安がると思い止めなかったのである。そのまま霜葉と7匹は近くの森へと足を向ける。
森の中での魔物との戦いで霜葉は白夜と十六夜の進化した凄さを改めて感じていた。ホーンドボアとの戦いでは二人がかりで圧倒して、霜葉のサポートはせいぜい簡単な【ブースト】のみで魔法術を使わずに身体能力だけで倒したのだ。
「二人とも、かなり強くなったね!」
『『本当?』』
「そうだよ。以前ならこの魔物を倒すのにかなり時間もかかったしね」
『もっと強くなってご主人を守るよ!』
『主は私たちが守るよ!』
そう言って白夜と十六夜は霜葉の足にじゃれついた。そんな二人を霜葉は優しく撫でてあげた。
「ワフ~♪」
「ニャ~♪」
「二人ともこれからもよろしくね」
そうして二人の戦力強化もあり、霜葉たちの今日の狩の獲物はホーンドボアが4頭、見た目がタヌキそっくりのフォレストラクーン3匹、琥珀色の毛皮の狼アンバーウルフ3匹、太く長い大きな蛇グランドスネーク1匹である。名前はすべて鑑定で判明した。
ちなみに白夜と十六夜も頑張ったが、それ以上に新月たちブルーベア三匹が戦闘により力や感情が込めていたように感じた霜葉であった。余談だが、三日月は戦う時には小熊を霜葉に預けていた。霜葉に最初は怯えていた小熊だが、霜葉がやさしく体を撫でてあげると途端に霜葉に懐いた。さすがである。
『三人とも今日は戦闘頑張ってたけど何かあった?』
『俺達も強くなって進化って奴をしたいんだ!』
『もっと強くなるの!』
『強くなる・・・・』
どうやら白夜と十六夜が進化して強くなったのを見て次に自分たちが進化しようと頑張ろうとしている様だ。
『気持ちはわかるけど無茶はダメだよ?戦闘は慎重に行動するくらいがちょうどいいと思うんだよね』
『・・・・確かにそうかも』
『でも早く進化したいの~』
『だからこそ慎重にだよ?ここで大けがしたらどのみち進化が遅くなるよ』
『う~ん怪我はやだから分かったの・・・』
『気を付けるよお兄さん・・・・』
進化したくて強くなりたくて焦っているように見えた三人を霜葉は落ち着かせることに成功したのだった。
「しかし、この子の親たちは見つからないね?」
「くぅ~」
「まぁー」
「まぁ、そう簡単に見つかるわけもないか。依頼は済んだし今日は町に帰ろうか?」
「ワン!」
「ニャ~!」
「ぐぅ」
「ぐる~」
三日月に子熊を渡しながら、霜葉は今日の所はこれで終わりにして街へと帰還するのだった。その後、街へと帰ってきた霜葉は冒険者ギルドの解体場へとやってきた。解体場には冒険者が一人もおらず、ギルド職員が暇を持て余していた。その光景を疑問に思った霜葉に尻尾が生えた魔族の男性が声を掛けてきた。
「もしかして、獲物を持ってきた冒険者かい?」
「あ、はい。そうです」
「お~それはありがたい。で獲物はどこにあるんだい?」
「今から出しますね」
「え?」
そう言って霜葉は目の前にホーンドボアをアイテムボックスから出した。
「なんと・・・アイテムボックスのスキル持ちだったのか。それに君の周りにいる魔物たちは・・・・あ、そうか君がギルドマスターの言っていた魔物使いか」
「とりあえず、銅貨一枚払いますので解体しますね」
「君は解体もできるのか・・・・それは困ったな」
「どうかしましたか?」
「いや実はね?今この街で腕利きの冒険者は全員が護衛依頼などを受けてこの街に居ないんだよ。残っているのはこう言っちゃあなんだけど、ちょっと問題がある冒険者ばかりでね?そのせいで私たち解体場の職員はここ数日仕事がないんだよ」
「でしたらギルドに買い取りに出す魔物の解体をお願いしてもいいですか?」
「おお、そうしてくれると有難い。と言うかぜひそうしてくださいお願いします」
「はいお願いしますね。実はかなりの大物もあるので僕一人では時間がかかると思っていたんですよ」
「大物?」
「ちょっと失礼しますね」
霜葉はそのまま隅へと移動して、今回の狩での一番の大物グランドスネークをアイテムボックスから出した。
「な!?これはグランドスネーク!?君これを倒したのかい?」
「はい。皆も頑張ってくれましたから」
「はぁ~これはすごいよ。この魔物は発見も困難でたとえ見つけても戦闘力は高いから、Cランク冒険者が二人はいるって言われているんだ」
「そうなんですか」
「まぁ、それはいいとして久しぶりの大仕事だ。ほら、皆も働くよ!」
「「「おう!」」」
それからはとりあえず一旦ホーンドボアをアイテムボックスに入れて、この場に居た解体場の職員4名と共に解体を行った。グランドスネークの素材は皮に牙、それとお肉だ。それを解体し終われば、職員が手分けして霜葉の取り出した獲物を解体していく。
フォレストラクーンは毛皮とお肉に、アンバーウルフは毛皮と牙と爪が素材である。これらとホーンドボア各一体は霜葉が解体をして残りを職員が解体を行った。
「いや~ありがとう。君のおかげで久しぶりに仕事が出来たよ。ここ最近はギルドの中で肩身が狭かったからね~」
「こちらこそありがとうございました。おかげで早く終わりましたよ」
お礼を言い合った後で霜葉はお肉を幾つか手元に残して、残りを買い取ってもらおうとしたがグランドスネークの皮と魔結晶は売らずに手元に残した方がいいと言われた。
「これほどの皮はいい革鎧になるからね。魔結晶もこれぐらいの大きさだといろいろ使えるし、いざって時はお金に換えればいいから残しておきなよ?」
「ギルド職員としては買い取りを進めるべきなんだろうけどねぇ」と言ったので霜葉は大丈夫か心配になったが、解体した魔物素材は【錬金術】で傷などが綺麗に無くなっているので、これほどの高品質の素材なら買い取り手はいくらでもいるからと笑って言われた。
実際、霜葉は残りの魔物素材を受付に買い取ってもらうと依頼の報酬と合わせて金貨二枚と銀貨七枚と銅貨五枚となった。担当の職員もかなりの高品質な素材を買い取れてほくほくだった。
後日、ギルドから売りに出されたこの素材は多くの買い取り手が我先にと求めた。おかげでギルドの利益はかなりの物となったのでギルドマスターは上機嫌だったという。
依頼も終わり、ギルドにある空いているテーブルの椅子に座り霜葉は宿屋をどうするか考えていた。
(僕にはこの子たちもいるからなぁ~宿屋の中には断るとこも出てくるだろうし一番は【箱庭世界】で寝泊まりすることだけど、せっかく街に来たのだしベットで寝たいしなぁ~)
霜葉はとりあえず宿屋を探そうかと思い何気なく視線を向けた依頼が貼られているボードの中に気になる物を発見した。
【孤児院の手伝い】
目的: 孤児院で保護している子供たちの世話
報酬: 銅貨二枚
なんとなく見つけた依頼だが、これを見た霜葉にある考えが浮かんだ。詳しいことを受付の職員に聞いてみることにした。
「すいませ~ん」
「はい。何かありましたか?」
「この依頼のことを詳しく聞きたいのですが?」
「ああ、この依頼ですか」
職員の話ではこの依頼はこの街の古い教会に住まうシスターが親を亡くした子供や路頭に迷っている子供を保護して一緒に住まわせているのだとか。そして、年々子供の数が増えているので冒険者ギルドに依頼が来るというわけだ。
「本来なら、この教会出身の冒険者やこういう依頼を率先して受ける冒険者がいたのですが、あいにく今は護衛依頼を受けていてこの街を離れているんですよ。なのでいまだに残っていたんですね」
「なるほど。なら僕が受けても構いませんか?」
「それは問題ありませんが、大丈夫ですか?子供たちの世話は意外と体力仕事ですよ?」
「それは大丈夫です。子供たちが喜びそうな子たちもいますし」
そう言って霜葉は自分の周りに白夜たちを見渡した。受付嬢も視線を向けて納得した。
「確かにこの子たちと遊ぶのはあなたしかできませんね。ではギルドカードの提出を」
そう言って受付嬢は依頼の受理を行い、霜葉は受付嬢に聞いた教会の場所に向かったのだった。
その教会は街の西側の一角にぽつんと建っていた。造りとしては古いが赤レンガ造りでかなり頑丈そうだ。のちに聞いた所この教会は神聖教が立てたものらしいのだが、その責任者である神官が犯罪を隠れながらやっていたらしく捕まりそれ以来、神聖教はこの建物を放棄した。造りが立派なので他に利用できそうだが、前任者が犯罪者であり縁起が悪いとして買い取り手がいなかった。
その建物をダディン様が安く買い叩き、さらに両隣の土地も買い更地にして子供たちの遊び場にして孤児院とするために責任者を募集したところ現在住んでいる人族のおばあさんが名乗りを上げた。かくしておばあさんの頑張りでこの建物は孤児院として再出発したのだった。
そんな孤児院の前に着いた霜葉に表の道を箒で掃除していたおばあさんが話しかけてきた。
「こんにちは。この孤児院に何かご用ですか?」
「こんにちは。僕は冒険者ギルドで依頼を受けた者です」
「まぁあなたが?それはありがとうございます。ところであなたの周りにいる魔物たちは?」
「うちの子たちです。僕は魔物使いなので」
「それは珍しいですね?それにしてもかわいい子たちですね。この子たちと触れ合えるなら子供たちも喜ぶでしょう。さぁどうぞ中にお入りください」
おばあさんに促され孤児院へと入る霜葉。結論から言えば白夜たちは子供たちから興味津々に見ていたが、やはり魔物なので最初は怖がった。しかし霜葉が子供たちの目の前で白夜たちを撫でたり、お手やお座り伏せなどをさせると危険はないと判断して触れ合った。そして現在は隣の土地で・・・・
「くぅ~」
トコトコ、ポテ!ムクリ、トコトコ、ポテ!
「まぁまぁまぁ~!」
「「かわいい~!」」
「「がんばれ~!」」
小熊の二足歩行の練習を三日月が見守り、女の子たちがその光景をニコニコと見ながら応援したり・・・
「ぐる~zzz」
「くぅーzzz」
「むにゃzzz」
草むらの上で丸くなり寝ている無月の周りでこれまた寝ている狐耳と猫耳の獣人の男の子二人・・・・
「ぐぅー!」
「おりゃー!」
「がんばれ~」
「小熊も負けるな~」
新月は体格のいい子供たちと霜葉が教えた相撲で遊んでいる・・・・
「ワウ~!」
「ニャ~!」
「そっちに行ったぞ!」
「えい!ああ~避けられた!」
「任せて!まちなさ~い!」
白夜と十六夜を追いかけ回す子供たち。このように現在子供たちはそれぞれ魔物たちを見守ったり遊んだり昼寝をしたりしている。
「元気ですね~」
「ふふふ。皆新しい遊び友達が出来てうれしいんですよ」
無月の場合昼寝友達だが、とにかくみんな楽しそうで何よりである。なお、ルナは霜葉の傍を離れるのを嫌がり子供たちとは遊んでいない。しばらくは霜葉とおばあさんは子供たちと魔物たちを見守るのだった。
時間が経ちお昼ぐらいになると、子供たちのおなかが一斉に鳴り出した。
「「「院長先生おなかすいた~」」」
特に白夜と十六夜を追いかけ回していた子供たちと新月と相撲を取っていた子供たちはお腹が空いている様だ。
「あら、もうそんな時間ですか?今用意しますね」
「あ、でしたらお肉を提供しますよ?」
「「「「やった~お肉~!」」」」
「いいのですか?」
「うちの子たちの分も作らないといけませんし、楽しそうに遊んでいましたからそのお礼もです」
「それは助かります。ありがとう」
そう言うことになり霜葉はおばあさんと一緒にお昼を作ることとなった。ちなみに作ったのはおばあさんが育てているハープと野菜を使った肉炒めだ。子供たちはおいしいと言いながらいっぱい食べていた。なおやはりここでもルナの食べる量と新月たち小熊組の食べる量の落差に驚かれた・・・・
「今日はありがとうございました。依頼の報酬をお渡ししますね?」
「そのことなんですが、少々相談があるのですが」
「なんでしょうか?あいにくここも余裕があるわけではないので報酬は増やすことはできませんが・・・」
「いえ、そう言う話ではなく報酬はお金ではなくここに泊めてもらえませんか?」
「ここにですか?」
「はい。僕にはこの子たちがいるので宿屋には泊まり難いんですよ。ですのでもしよろしかったら泊めていただけませんか?」
「なるほど理由は分りましたが、ここでいいのですか?ベットや毛布はこの街の責任者であるダディン公爵様から支給されていますが・・・」
「ええ、お願いします」
「わかりました。では空いているお部屋をお掃除しましょうか」
霜葉たちがここに泊まることになって子供たちは喜び、白夜たちと一緒に寝ていいかと聞いてきた。
「この子たちに直接聞いてね?」
霜葉のこの言葉で子供たちによるお願い合戦が始まった。その結果は白夜と十六夜とルナは霜葉の傍を離れたくないらしく一緒の部屋で、小熊組は三日月と保護している小熊以外が子供たちと一緒に寝るようだ。意外なことに新月が子供達と寝るようだ。無月は一緒に寝ていた子たちとまた寝るらしい。
こうして霜葉は孤児院で泊まることになった・・・・




