表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

夢渡り

作者: Irene

ふわふわと蝶が飛ぶ

(あわ)い霧の中を(かろ)やかに

ひらひらと迷いながら

未知なるセカイへと飛んで行く


すいすいと魚が泳ぐ

(にご)った泉の中で

ざばざばとはしゃぎながら

暗いミライへと泳いで行く


パタパタと鳥が飛ぶ

曇った空に負けぬように

ばさばさと力強く

見えないアスへと飛んで行く


しゅるしゅると蛇が()

乾いた大地の上で

にょろにょろと期待をこめて

鮮やかな過去へと這いながら行く


そして私は(たたず)

この酷く曖昧なこの場所で

夢か(うつつ)か分からずに

ただただこの場を見つめ続ける


くるくると変わる場面

それと共に変わる思い

ぐるぐると回る世界

ただ只管(ひたすら)に見つめ続ける


蛇が大地を這うのを見た

その頭上には大きな黒い影

優しき眼差しで見下ろすは

鮮やかな色の龍だった


鳥が果て無き空を飛ぶのを見た

その眼下には広大な森

一つ一つ異なる木々は

癒しを与える止まり木だ


蝶が不透明な霧の中を飛ぶのを見た

その周りには数多(あまた)の花の丘

多種多様なそれらは

蝶が気づくのを辛抱強く待っている


それらを見た後に気づく

これは夢であると

私を取り巻くすべてのモノの

曖昧で、確かな、そんな矛盾が共存する夢


ああ、夢から覚める時間が来た

この散歩を終えなければいけない

ならば最後に祈るとしよう

またこの様な夢が見れることを...




如何でしょうか?

意味不明なのはいわゆる

私クオリティーです!

感想お待ちしております(ペコリ)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 幻想的できれいな詩でした。そんな夢見てみたいなぁ……
[一言] 素敵な詩です! 僕にはこの夢に登場する動物たちが現実世界の人間のようにも思えました。 みんな不透明で不確かな明日や未来へと進もうとしているところが…。 ではこの辺で失礼します。
[一言] 意味不明なんて そんなことありませんよ。 あはっ(/ω\*) 素敵な夢ですね〜 いや、今もまた夢をみてるのかもですね。 修凪達は誰に、誰のためにこの世界で生きているのでしょうね。ある種…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ