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シーン1:断絶のトリガー+ シーン2:記憶の侵食(Invasion)

場所: プロジェクト・F最深部「コア」。

シーン1:断絶のトリガー

(3つのカプセルに収められたO、V、I。無数のケーブルが接続されている)


(感情のない無機質な女性の声で)

システム音声: 『Neural Link... Connected.』

       「神経接続……完了」

        (「人間の生身の神経が、機械の回路と物理的に直結」)

       『Synchronization Rate... 100%.』

       「同期率……100%」


シーン2:記憶の侵食(Invasion)

(ドクン、という巨大な心音が響く。思考の壁が決壊し、互いのトラウマが流れ込む)


Oの声: 痛い! 入ってくるな! 私の記憶だ、私の金だ!

Vの声: 見ないで! 汚いところを見ないで! 評価しないで!

Iの声: エラー! 情報量過多! 感情データを遮断できない!

Vの声で喋っているのに、Oの癖である「血管をさする動作」をしている。

Iの論理的な口調なのに、Vの「爪を噛む/髪をいじる」動作が止まらない。

Oが尊大なことを言っているのに、Iのように無表情でキーボードを叩く指の動きをしている。


(舞台上に投影される走馬灯が混線する)

誕生日の夜、一人ぼっちのOの娘。

ステージ裏で吐いているV。

雨の墓地で立ち尽くすI。


I: やめろ……僕の悲しみに触るな!

V: あはは、何これ。アイザック君、泣いてるの? 偉そうなこと言って、迷子みたい。

O: この娘……どうして私の孫と同じ目で私を見るんだ。憐れむな!


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