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シーン3:非常灯(Emergency)

(バチンッ! と無慈悲な音と共に照明が復旧。眩しすぎる白色光が部屋を暴き出す。3人はハッとして、慌てて距離を取る)


Мのスピーカー

『テスト終了。リブート完了。これより、最終融合シークエンスへ移行します。


(Mがスピーカー越しではなく、「3人のシャドウ」として舞台上に現れ、一人一人の耳元で囁く。)

М:……おや、言い忘れていました。 融合の際、ベースとなる「主導権ホスト」を握れるのは、最も精神力が強い一名のみ。 他の二人の意識は、ホストを支えるための「サブシステム」として吸収されます。 誰が「王座」に座るのか……楽しみですね。

(照明で引き延ばされた3人の影のうち、Mが近づいた人物の影だけが「王座に座る巨人」のように大きく変形していく。)



(空気が凍りつく。Oの目に強欲が、Vの目に虚栄が、Iの目に傲慢が戻る)


O: (私が主導権を握らねば。こいつらに乗っ取られてたまるか)


V: (吸収される? 私が消える? 嫌だ、主役は私よ)


I: (感情的な彼らに任せればシステムは崩壊する。僕が制御するしかない)


(3人は無言で背を向け合い、それぞれの準備室へと去る。海へ行く約束は、光と共に消え失せた)





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