エピック60【オラクル交流】
魔霊帝国での校外学習が無事終わり、ジョンアイデルたちは飛行船でオラクルへと向かう——
「アッシュ、元気にしてるかな!」ジョンアイデルは舷窓から空を見ながらハキハキと言う。やがて飛行船が空港に着陸し、ドアを開けると、港の広場にはアッシュを含む六神将が整列してお出迎えしていた
「ジョンアイデル!待ってたぞ!」アッシュが手を振り上げてハキハキと叫ぶ。その隣に並ぶのは——
黒鎧に身を包み刀を佩く剣士・ランゴが静かに頷き「クロニクル学園のジョンアイデルか…エルフ耳が印象的だ」金髪で煌めく魔銃を構えるイグレットがニッコリ笑い「君が神を目指してるって話は聞いてるよ」緑の服を身にまといを体に魔導の紋章が刻まれた格闘家:シルクが手を叩き「早速で悪いけど、魔導体術で切磋琢磨しようぜ!」白い服で肩に魔獣の子供を乗せるアルエットが微笑み「魔獣たちも君の気配に興味を持ってるみたい!」フード付き服を着て眼鏡に反射する光がきらめく科学者:リヒトがノートを開き「アールヴの血が目覚めたそうですね、詳しいデータを取らせてもらうぞ」
「六神将が全員揃って迎えてくれるなんて…」ジョンアイデルは驚きながらもハキハキと言う
「オラクルでの交流、楽しみにしてた!アッシュ、今回は何を学ぶんだ?」アッシュがハキハキと説明する「今回は占星術と未来視の基礎を学ぶ他、『未来遺跡』を共同調査するんだ!リヒトが遺跡に神格のコインや神格化に関する痕跡を発見したらしいぞ!」ジョンアイデルはソロモンの指輪を触り「それは助かる!六神将の皆さんと力を合わせて、必ずヒントを見つける!」イグレットは突然、煌めく魔銃をジョンアイデルの胸元に突きつけ——
「だが、君は歓迎されてるとともに警戒対象でもある!」冷たい眼差しで言い放つ。
「やめろ、イグレット!下手に刺激すれば悪影響だ!」アッシュはハキハキと喝破し、手を差し出して魔銃を押し返す
「ジョンアイデルにはマレブランケ、黙示録、そして、虚空を宿してるんだ!暴走すると取り返しがつかないぞ!」
「それがわかってるからこそ…」イグレットは魔銃を構えたまま、やや力を緩める
「オラクルは未来を見据える場所だ。君の中に眠るものたちが世界を滅ぼす未来も…見えているんだ!」ジョンアイデルは動じずに構え、ハキハキと言う「その気持ちは分かる!だからこそ俺は力をコントロールするために修行し、神になるんだ!未来を変えるために——六神将の皆さんと一緒に!」黒鎧のランゴが一歩前に出て「確かに、彼には制御できぬ力が宿っている。だが、闘志に偽りはない」リヒトもノートを叩いて「データ上、彼が自らの力をコントロールできる可能性は高い!確率は90%以上。警戒は必要だが、今、排除する必要はない!」イグレットはしばらく考え込んだ後、魔銃を下ろして「分かった…一応、信じてみるよ!でもずっと監視してるからな!」アッシュはハッと安心してハキハキと言う「よし!じゃあ早速、オラクル学園へ向かおう!リヒトが用意した設備で君の力の解析もするぞ!」ジョンアイデルたちは移動する。巨大な建物が眼前に現れると、リヒトがメガネを押し上げてハキハキと言う「さあジョンアイデル、こちらの神聖魔科学装置に入ってくれ!君の体内に宿る力をスキャンして詳しく調べる!」装置は銀と金色に輝き、中央には円形のスキャンベッドが設置されている。ジョンアイデルが横たわると、リヒトが操作パネルを叩き「スキャン開始!魔科学と神聖力を併用して、細胞レベルまで解析する!」装置から淡い光が放たれ、スクリーンには複雑なデータが流れ始める——
「な、なんだこれ…!」リヒトが目を見開いて叫ぶ「アールヴの遺伝子だけでなく、マレブランケの魔導因子、黙示録の神秘因子、さらに虚空神性の断片まで…そして、半吸血鬼の遺伝子、全てが融合している!しかも神格のコインと反応する波動が確認できる!」ジョンアイデルは坐り上がってハキハキと言う
「神格のコインと反応するってことは、この装置でヒントが見つかるかもしれないぞ!」
「そうだ!スキャンデータから、未クリアの神殿の正確な位置が特定できた!」リヒトがディスプレイを指差す
「また、君の体内には『虚実統合』の核が形成されつつあるようだ!これが完成すれば神格確立への道が開ける!」アッシュが近寄ってハキハキと言う「よし!解析結果を元に、次なる行動を計画しよう!まずは装置で得た情報を整理し、神殿へ向かう準備をするぞ!」その時、肩に乗せた魔獣の子供「ココ」を撫でながらアルエットがハキハキと言う「アッシュ、私も同行させて!ジョンアイデルさんの力になりたい!」
「お前、初対面の人には物怖じするのに大丈夫か?」アッシュは驚いたように尋ねる。
「うん、なんとなくだが大丈夫そう!」アルエットは微笑みながらハキハキと言い、ココも小さな声で鳴いて応援している
「魔獣たちもジョンアイデルさんの気配に安心感を覚えてるみたい!きっと役立てるよ!」
アッシュは頷いて「分かった!じゃあ君も一緒に行くことにする!リヒトも解析データをまとめて、必要なら遠隔でサポートするぞ!」アルエットは突然、ジョンアイデルにそっと抱きついて——
「よろしくです、ジョンアイデルさん!」柔らかな声で言い、肩に乗るココも優しく頬にこすりつける。
クレティアがその様子を見てハキハキと言う
「アイデル、君、不思議な魅力があるわよね!マレブランケの遺伝子があるからかしら?」
「魅力関係ならスカルミリョーネ、アリキーノ、カニャッツォ、マラコーダあたりかな!まあ、確証はないけど」ジョンアイデルはハキハキと笑いながら答える。
「そう言えば、オラクルにも人工生命体関係の研究所があるな!」アッシュが手を叩いてハキハキと言う
「アイデル、調べるか?君の体内の因子と関連があるかもしれない!」
「そうだな!」ジョンアイデルは頷いてハキハキと言う
「人工生命体とマレブランケの関係も知りたいし、神格のコインのヒントがあるかもしれない!行こう!」研究所の玄関から奥へと進むと、冷たい照明の下に紫のフードを被った男性が佇んでいた——肌は青白く、目の周りには細かな縫い目が確認できる
「はじめまして、ボクはオルエヴィアンです」穏やかな声で自己紹介する「ハーフエンシェントエルフと超人の間に生まれましたが、生まれつき障害を患って…この研究所で手術を受けたものです」ジョンアイデルはエルフ耳がピクリと動き、ハキハキと言う「ハーフエンシェントエルフか…俺もアールヴの血が目覚めたばかりだ!手術で体に変化があったのか?」
「うん…目の周りの縫い目は特殊な神経回路で、人工生命体の技術を取り入れてるんです」オルエヴィアンはフードの一部をめくり、縫い目から淡い光が漏れるのを見せる
「これで未来の断片を視ることができるようになったんです…そして、君のことを予見していました」
アッシュが寄り添ってハキハキと言う「オルエヴィアンはこの研究所の特待生で、人工生命体関連の研究にも携わってるんだ!君の話を聞いて、会いたいと言ってたよ」
「マレブランケの遺伝子を宿す君と、人工生命体の技術…繋がりがあると感じています」オルエヴィアンは優しく微笑み「中の研究室でデータを見せましょう、きっと君の神格を目指す道のりに役立つはずです」
ジョンアイデルは頷いて「ありがとう!早速見せてもらおう!」研究所の中へ進もうとしたその瞬間、オルエヴィアンはハキハキと言う
「とその前に!」言葉と同時に、花の模様が縁に刻まれた手鏡をジョンアイデルの胸元に押し当てる——すると手鏡は光を放ち、彼の体にスーッと融合していった!
「な、何をした!?」ジョンアイデルは慌てて胸を触れると、肌の下に手鏡の形が浮かび上がり、淡い輝きを放っていた。オルエヴィアンはハキハキと笑いながら説明する
「マーリンの手鏡に適合したか!これは古代魔導士マーリンが遺した宝具で、君の中のアールヴの血と反応したみたいだ!」
「マーリンの手鏡…?」ジョンアイデルが尋ねると、オルエヴィアンは目の周りの縫い目が光り始めるのを指差す
「この手鏡は人工生命体の核心部分を映し出せるほか、神格のコインの正体を見抜く力も持ってるんだ!さっき予見した未来では、君がこの手鏡を使って重要な真実に気づくんだ!」アッシュがハキハキと言う「なるほど!君の体に融合したということは、君が正しい使い手ってことだね!」
「そうなんです!」オルエヴィアンはハキハキと続ける「では今度こそ、研究室へ行きましょう!手鏡の力を使えば、マレブランケと人工生命体の関係もきっと分かるはずです!」
ジョンアイデルは胸の輝きを見つめながら「分かった!この手鏡も力にして、調査を進めよう!」
「悪夢は再び始まる……」突如、研究所全体に凍てつくような謎の声が響き渡る——その瞬間、天井や壁から防衛機関の無数の銃口が現れ、一斉にジョンアイデルたちに向けられた
「警戒体制発動!?なぜ俺たちを標的に——」アッシュが盾を構えながらハキハキと叫ぶ。オルエヴィアンは目の周りの縫い目が光り乱れ「コントロールシステムが乗っ取られてる!人工生命体の暴走プログラムが起動した…!」銃口からは魔導弾の光が点滅し始め、イグレットは即座に魔銃を構えて「邪魔だ!」と一発撃ち込む——弾丸が銃口の一つを破壊するが、すぐに別の銃口が補充される!
「ジョンアイデルさん、危ない!」アルエットが躍り出て、肩のココが鳴き声を上げると周囲に魔獣の気配が広がり、一部の防衛機械が誤作動し始めた。
クレティアはハキハキと言う
「アイデル、君のマーリンの手鏡!何か反応がないか?」ジョンアイデルが胸を押すと、手鏡から強い光が放たれ——スクリーンに映る防衛機関の奥に、黒い影のような存在が確認できる!
「何かがシステムを操ってる!」ジョンアイデルはハキハキと叫び「アッシュ、俺が正面を引き付ける!皆でシステム制御室へ向かえ!」
「俺が制御室に向かって防衛システムを落とす!」アッシュは盾で魔導弾をはじきながら、通路へと駆け出す「こんなことをするのはノクスしかいない!あいつは人工生命体の暴走を企んでるはずだ!」
ジョンアイデルは手鏡の光で周囲の銃口を眩惑させ「分かった!俺たちはアッシュをサポートしながら制御室へ!」銃口からの攻撃が猛る中、ランゴが黒刀を抜いて一振り——光の刃が壁際の配線を切断し、数機の防衛機械が停止!イグレットも魔銃を連射し、天井の銃口を次々に破壊「ノクスか…あいつは研究所の裏で何か企んでたな!」やがて一行が制御室の前に到着すると、アッシュがドアを蹴り破り中へ飛び込む「システムを奪還する!」操作パネルを叩き込むと、画面は赤から青へと変わり、無数の銃口が次第に収納されていった!
「やった!」アッシュはハキハキと言いながら画面を確認する「確かにノクスのアクセス痕跡が残ってる!あいつは人工生命体『プロメテウス』を暴走させるため、防衛システムを使って俺たちを邪魔しようとしたんだ!」ジョンアイデルのマーリンの手鏡が再び光り、制御室の奥に隠された扉を映し出す「あそこに何かがある!ノクスの仕掛けかもしれない!」
「普通のなかにも狂気はある、正常と異常は紙一重……」謎の声が制御室全体に響き渡ると同時に、黒いコートを纏った男が扉から静かに現れた
「コイツがノクスだ!」ジョンアイデルはハキハキと叫び、マーリンの手鏡から光が差し向かう者に向けられた
「なるほど、ジョンアイデル……お前はやはり異常だが消すべきではない」ノクスはハキハキと言い、手にした剣型の銃に銀色のカプセルをはめ込む「しかし、この世界が必要とする『進化』を示すため——いでよ、プロメテウス!」トリガーを引く瞬間、烈しい光が銃口から放たれ——地面に落ちたカプセルが破裂し、炎をまとった人型の存在が轰音と共に現れた!その姿は鋼鉄の肌に焔の紋章が刻まれ、目からは赤い光が射し出していた
「人工生命体プロメテウス…!」オルエヴィアンは目の周りの縫い目が光り「ノクス、こいつを暴走させれば研究所全体が壊滅するぞ!」
「壊滅こそが新たなる創造の始まりだ!」ノクスはハキハキと笑い「ジョンアイデル、お前の力でこの『進化した存在』と闘え!その結果が世界の行く末を決める!」プロメテウスが咆哮を上げ、炎の拳をジョンアイデルたちに振り下ろす——アッシュが即座に盾で受け止め「くっ…力が強い!皆、協力して制御せよ!」ジョンアイデルは偃月刀を掲げてハキハキと叫ぶ「かかってこい!この炎こそ、俺が神になるための試練だ!」
プロメテウスは大きく口を開け、灼熱の炎を一気に吐き出す——その炎の壁をジョンアイデルは杖剣で一刀両断!真っ直ぐな切れ目が炎を二分し、壁際の床に焼け焦げる跡を残す。
プロメテウスは鋼鉄の顔に驚きの表情が浮かぶように歪む
「おそらく弱点は水だ!」ジョンアイデルはハキハキと叫び、杖剣を構えたまま一歩前に踏み出す。
「ならば、清廉の乙女よ、わが呼びかけに応えよ!いでよ、ウンディーネ!」クレティアがハキハキと唱え、指に嵌めたアクアマリンの指輪が青く輝き出す!すると水の渦が現れ、その中から青いドレスを纏った女性・ウンディーネが姿を現す
「呼び声に応えてきましたわ、クレティアさん!」
「よーし、ウンディーネ、お前の力、借りる!」ジョンアイデルは両手を掲げ、霊依を発動する——水の光が彼の体を包み、青を基調にしたスリムなスーツ姿へと変わる!胸元にはマーリンの手鏡が青く輝き、杖剣にも水の刃が纏わり始めた。
「水の力を宿した姿か…!」アッシュが盾を構えながらハキハキと言う「よーし、いざ、プロメテウスを制圧せよ!」プロメテウスは再び炎を纏おうとするが、ジョンアイデルが水の杖剣を振り下ろし——水の波動が炎を封じ込め、鋼鉄の体に水滴が沁み込んでいく。
「水の力で、その炎を鎮めよ!」ウンディーネは両掌を広げ、清らかな水流を一気に放出!太い水の柱がプロメテウスの全身を包み込み、灼熱の炎がヒューッと音を立てて収まり始める!プロメテウスは慌てて腕を振りかざすが、水流が体に絡みつき、鋼鉄の表面に水滴が滲み込んで亀裂が生まれる!
「いいぞ!この機会だ!」ジョンアイデルは水の杖剣を高く掲げ、ハキハキと叫ぶ
「水刃・流麗穿ち!」杖剣に纏わった水の刃が伸び、プロメテウスの胸元に刻まれた焔の紋章を直撃!水流が紋章に沁み込み、人工生命体の活動を抑制する光が広がっていく——やがてプロメテウスは炎を失い、静かに地面に跪いた
「成功した!」クレティアがアクアマリンの指輪を見つめながらハキハキと言う
「ウンディーネの力が効いたわ!」ウンディーネは優しく微笑み
「この子は暴走させられていただけよ。今は落ち着いたわ」
その時、ノクスが剣型の銃を構え直し「まだ終わってない!」と撃ちかけるが、アッシュが盾で弾をはじき、ランゴが黒刀を突きつけて追い詰める
「もう手遅れだ、ノクス!」ジョンアイデルは青いスーツ姿から元に戻り、ハキハキと言う
「プロメテウスの体から…何か光が出てる!」すると人工生命体の胸元から、橙色の輝きを放つコインが浮かび上がってきた——まさに神格のコインの一つだ
「おい!」ジョンアイデルが手を伸ばすがその瞬間、ノクスは躍り出て橙色のコインを手中に掴み取る
「このコインは偽神のコイン、神格のコインを模して作られたものだ!」ノクスはハキハキと言い、コインを指で回しながら嗤う
「本物の神格コインを手に入れるために、こんな偽物で試練を仕掛けたんだ!」「試練…?」アッシュが盾を構えたまま尋ねると、ノクスは剣型の銃を下ろす 「ジョンアイデル、お前が本当に神に値するか確かめるためだ。偽物でも、お前は正しく力を使いプロメテウスを鎮められた…合格だ」
「なんだそりゃ!」ジョンアイデルはハキハキと言う
「偽物ならいいが、本物の橙の神格コインはどこにあるんだ?」
「真実は神殿にある」ノクスは黒いコートを翻し、壁際の暗闇へと退こうとする
「ただし、本物の試練は偽物など比べ物にならない…覚悟しろ、ジョンアイデル!」言い残したかと思うと、ノクスの姿は闇に溶け込んで消えていった。オルエヴィアンがプロメテウスの横に蹲り「確かに…このコインには人工生命体の因子が含まれてる。でも、本物の神格コインと同じ波動を模して作られてるんだ!」クレティアはハキハキと言う
「でもアイデル、君は本物のコインを手に入れるための資格を掴んだわよ!」
ジョンアイデルはマーリンの手鏡を触りながらハキハキと叫ぶ
「分かった!偽物で試された分、本物の橙の神殿へ行くときの覚悟も固まった!次は本物の神格コインを手に入れるぞ!」「だが、それがあるのはオラクルではない!恩羅院大陸のほうだな!」アッシュはハキハキと言い、拳を手のひらに叩く
「そうだ、アイデル、オルエヴィアンを連れて行ってくれ!コイツは何かの役に立つだろう!」オルエヴィアンはフードの端を掴みながらハキハキと言う「だが、問題は体力だな…見ての通り、血色悪いし」青白い頬を指で触れると、少し咳込んでしまう。
「そのことなら!」ジョンアイデルは手を差し伸べ、オルエヴィアンの肩に軽く触れる——すると淡い光が彼の手から流れ込み、オルエヴィアンの顔に徐々に血色が戻り、細い体つきにも力が宿るようになった
「わあ…普通に動ける!」オルエヴィアンは驚いて手足を動かし回り、目の周りの縫い目はそのままだが、以前とは比べ物にならないほど活き活きとした様子だ
「体が軽くて…久しぶりにこんなに気持ちいい!」
「すごいぞ、アイデル!」アッシュがハキハキと言う
「君の力がオルエヴィアンの虚弱体質を治したんだな!」
「アールヴの血とマーリンの手鏡の力が合わさったのかもしれない」ジョンアイデルはハキハキと笑い「じゃあ準備をして恩羅院大陸へ向かおう!オルエヴィアン、一緒に行ってくれるか?」
「もちろんだ!」オルエヴィアンはハキハキと応え、目の周りの縫い目が青く輝く
「私の未来視で、恩羅院大陸での行動が少しでも役立てばいい!」
「それにジョンアイデルさんといると安心できる気がする!」オルエヴィアンはフードを少し後ろにめくり、明るい笑顔でハキハキと言う。
「おいおい、いきなり言うなよ!」ジョンアイデルは少し照れたように掻きむしりながらハキハキと言う「そういう言葉は親睦をもっと深めてから言えよ!今はまだお前のことをよく知らないし、俺もまだまだ修行中だからな!」
「でも…今まで誰にも感じたことのない安心感なんです!」オルエヴィアンは目の周りの縫い目が優しく光り「ジョンアイデルさんの力は人を癒す力も持ってるんだから、きっと多くの人を救えると思う!」アッシュが横から寄ってきてハキハキと笑う
「ほらほら、アイデル!人気者になっちまったな!でもな、親睦を深めるなら恩羅院大陸への旅がチャンスだぞ!道中でいろいろ話し合えば自然と仲良くなるさ!」
「そうだな!」ジョンアイデルはオルエヴィアンに手を差し出す
「じゃあ旅の間、色々教えてくれ!お前の知ってることや、未来視で見えることがあれば全部話し合おう!それで親睦も深まるし、神殿への道も助かるはずだ!」オルエヴィアンは嬉しそうに手を握り返す
「うん!約束します!絶対にジョンアイデルさんの力になります!」「さっきから少し引っかかってたが、オルエヴィアンって本当の名前か?」ジョンアイデルは手にした杖剣を立てかけながらハキハキと尋ねる。
「気づいてたんですね!」オルエヴィアン——いや、今は素直に笑顔を見せながらハキハキと言う「僕の本当の名前はジュダです!オルエヴィアンは研究所で使ってたコードネームなんです」
「ジュダか…なかなかいい名前だね!」ジョンアイデルはハキハキと笑い、相手の肩を軽く叩く
「隠してた理由はあるのか?」
「うん…以前は自分の出身や力を隠さなきゃいけなかったんです」ジュダはフードを完全に外し、目の周りの縫い目を指差す
「でもジョンアイデルさんと一緒に旅するなら、本当の名前で呼んでもらいたいと思ったんです!」
「了解だ!これからはジュダと呼ぶぞ!」ジョンアイデルは力強く手を握り返す
「本当の名前を教えてくれるってことは、本当に仲間になってくれるってことだな!」アッシュもハキハキと言う
「ジュダか!いい名前だ!恩羅院大陸への旅は、この名前で一緒に闘おう!」ジュダは嬉しそうに頷き「ありがとうございます!ジョンアイデルさん、アッシュさん、絶対に負けません!」
【キャラクター紹介】
[ジュダ]
種族:亜人間(ハーフエンシェントエルフと人間とのハーフ)
身長:155cm
血液型:ABO
能力
《解析・再現の理》
概念能力の一種。名の通り見たものを内部構造や原子構成まで解析しそっくりそのまま再現する。また相手の魔法や技を真似ることができる
説明:最初はオルエヴィアンって名乗ってた(それは洗礼実験体名である)。元々は聖書の人物との血を引くもの。だが、生まれつき虚弱体質、四肢不自由になってたが神聖魔導生命義肢で四肢不自由を無くした。そして、目も見えにくかった神聖魔導生命義眼を埋め込み改善。虚弱体質はジョンアイデルの力により改善。ジョンアイデルには好意を抱いてる模様




