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episode11.

「スキル 精神操作!」

目の前の同僚に手を向け叫ぶ。

だが、、、


「あ?何してんの?」


効いていない。。。。


てっきり意のままにこいつを

操れると思い込んでいた。

こいつを利用して逃げるのも無理か!


「おい、岡!何してんだよ!行くぞ!」

そいつが俺を掴む。


「クソがっ!離せよ!」


「あぁ、わかった」

そいつは素直に俺を掴んでいた手を離した。


「ん?」「ん?」「ん?」

俺、同僚、他の4人も状況がわからない。


「お、おい何離してんだよ!」

他の同僚が叫ぶ!


「あぁ、もう知るか!おい!そいつら蹴散らせ!」

もうやけくそだ!とりあえず言ってみた。


すると、、、

「わかった。やるよ」

そいつは他4人を殴り始めた。


無茶苦茶だ、、、

1人は殴られ1人は殴る。他3人は殴るのを止めようと

するもそいつは止まらない。


そう、スキルは効いていたのだ。


そしてさらに

「スキル 感情操作 怒りの感情をMAXに設定」

追加でスキルを唱える。


「おぉ!だから止まれよ!」

「やってやる!」

「離せコノヤロー!」

怒声が飛び交う。


そうして観戦すること10分。

遠くからパトカーのサイレンが響く。

「ここまでか。」

俺は最後に同僚へこう告げる。


「財布出せ。そんでもってそのまま部長を刺し殺してこい。」


「わかった。」


そいつから財布を受け取ると

辛いのか足を引きづりながらも駆け出して行った。


「俺も早く逃げよう。」


他の4人はのびていてる。

後は任せればいいか。


そのまま俺は松田の待つアパートへ向かった。

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