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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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民主主義の強み

 民主主義の強みとは


 市民がさまざまな発想で


 新しいものを つぎつぎと生み出すこと


 自由であるとは


 思想、言論、発想、そういった精神的な自由


 肉体的な自由は、精神的な自由がなければ


 そもそも自由ではない




 ところがどうだ


 規制、規制と訴えるものたち


 不謹慎だ、正しくない、差別だ


 正義づらをして


 自分には力があるぞと誇示したい連中が


 自由を束縛し


 民主主義を狂わせる




 その狂った民主主義の足下で


 絶望した新たな芽が その成長を止めて


 失意とともに去って行く


 あなたがたの求めた新たな才能は


 まがい物の、偽物に取って代わられる


 疲れ果てた老人のつぶやきのようなもの


 それがあなたがたの 夢見た世界の形


 窒息し、溺れかけた魂に


 偽りごとだけが広がっていく




 あまりにもみじめな


 この偽りに満ちた世界


 溺れかけていることにも気づかずに


 苦しい苦しいと


 必死に手足をばたつかせている その姿


 まるで釜茹かまゆでされる亡者のごとく


 怨念を積み上げたおのれの 絶望と腐敗


 その姿を見よ

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