若さと青さと
ある方から言われた訓示を元にした詩。
若々しさとは宝である
若いというだけで美しく
それはそれは すばらしい価値がある
誰もがそれをもちあわせながらも
それを一瞬で失ってしまう
若いというのは 未熟でもあるのだ
考え違いをした若者は
自らの過ちの上に
思い上がりという塔を建てるがごとく
ああ それはまるで
地盤の緩い場所に石を積み上げ
のちのち傾くであろう建物を
終の住処にしようというようなもの
その青々とした若さは
まさに雑草と変わらぬものだ
それは夏には一気に生い茂り
すぐに枯れてしまうもの
若者よ
雑草に甘んじるな
より高い知性と品位を身につけよ
剛胆であり機知に秀で
教養をもって謙虚であれ
そうして灌木や大樹と成るがいい
浅はかな思い上がりで自らを貶めず
未来という恐るべき変化に立ち向かえる
強い魂を育てあげよ
未知を恐れず
危険に対し果敢に立ち向かう
勇気と理性を併せ持つものに
雑草の馴れ合いに交わらず
世事の濁流にも押し流されず
おのれの意思を勝ち取り
屈強なる魂で世界に根を張り
陽の光を浴びて
逞しき枝葉を広げるがいい




